リカ場 ~私の脳脊髄液減少症のリカバリー~

原因不明の症状が「脳脊髄液減少症」だった私が、世界中に伝えたいこと

忍び寄るパンデミック 過去のNHK番組から

time 2020/02/18

忍び寄るパンデミック 過去のNHK番組から

私はたぶん見てはいないのですが、NHKの3年前のちょうどいまごろ、2017年1月14日に放送されたNHKの番組に、現在の新型コロナウィルス感染症(covid-19)を予知したかのような番組があったので、紹介します。

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シリーズ MEGA CRISIS 巨大危機~脅威と闘う者たち~

第3集 ウイルス“大感染時代”
~忍び寄るパンデミック~

番組ホームページより引用します。

この冬、新潟県などでH5型鳥インフルエンザウイルスが相次いで確認された。

最も恐れられているのは、鳥インフルエンザウイルスの遺伝子が変異するなどして、ヒトからヒトへの強い感染力をもつ新型インフルエンザウイルスが出現すること。

国の想定では、新型インフルエンザの感染爆発が起きた場合、国内で最悪64万人が死亡、社会機能は麻痺してしまうのだ。

今、日本やアジアでは、家畜や野生動物の体内のインフルエンザウイルスの遺伝子を調べるなどの監視を強めている。

事前に未知のウイルスを見つけ出し対策を探る闘いも世界で始まっている。

北海道大学などの研究チームは、アフリカで約20種類の“新種のウイルス”を発見、分析を進めている。

グローバル化が進み、瞬時に世界に広まる事態が恐れられているのだ。

放送を終えて  安井 浩一郎ディレクターの言葉より引用

「人類が現在直面する最大の脅威は、ウイルス感染症です」。
ある研究者の方が断言された言葉が、脳裏から離れません。
人口爆発、温暖化、航空などの高速大量輸送網、森林開発など、大袈裟でなく、人類は有史以来最大のウイルス感染症リスクを抱えているというのです。
「文明は感染症の揺りかご」という言葉もあります。安全と快適さを求めて文明化を進めてきた人類が、かえって文明化によって、自らの感染症リスクを高めている現在の状況は、とても逆説的で皮肉な状況だと感じました。
“進歩”や“快適さ”の追求を本能的に止めることが出来ないという、人類が内包する「業」も含めて、ウイルスの脅威の現状を描きたいと試行錯誤しました。

楽観せず、悲観せず、長期的視野をもって地道にやるべきことをやっていく。
感染症対策に求められていることは、組織や国家においても、私たち個人が日常でなすべきレベルにおいても、全く同じ事だと感じました。
地球上からウイルスを根絶することが現実的に不可能な以上、ウイルスと人類の闘いに終わりはありません。今後もその闘いを取材していきたいと思います。

ディレクター 安井 浩一郎

私の今の思い

安井浩一郎さんの言葉の『進歩や快適さの追求を本能的に止めることができないという人類が内包する「業」』

『楽観せず、悲観せず、長期的視野をもって地道にやるべきことをやっていく。
感染症対策に求められていることは、組織や国家においても、私たち個人が日常でなすべきレベルにおいても、全く同じ事だと感じました。』

という言葉に共感しました。

感染症の不安によるマスク不足についても、困惑している者として考えさせられました。

専門家と呼ばれる人たちが、手作りマスクは推奨しないとか、洗うのは危険とか、理想論ばかり言っているのを聞いて、私たちが個人レベルで今マスクがない中できること、なすべきレベルで語ってくれないいらだちを感じていたから。

マスク一つをとってみても、使い捨てという「進歩と快適さ、安全さ」を一度知ってしまうと、後戻りはできないのだと思います。

この番組の安いディレクターのおっしゃるように、「楽観せず、悲観せず、長期的視野を持って、個人レベルで地道にできることを、自分たちで考えベストだと思うことをやっていく」それしかないのだと私は思いました。

この番組、私は見ていません。

この時期に放送されると、「よけいな不安をあおるな!」と言われそうだからたぶん再放送はされないでしょうが、私は今こそ、見てみたいと思います。

3年前なら、絵空事と現実的に見られなかった視聴者も、今ならわが身に起こりうることとして見てくれるはずですから本当はNHKに再放送してもらいたいです。

NHKオンデマンドで2020年の12月28日まで見られるようです。見たい方はぜひ見てみてください。

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自己紹介

lily

脳脊髄液減少症のサバイバーです。私が生きているうちに「原因不明」「異常なし」「精神的なもの」とされたり、何かすでに別の病名がついている人たちの中に、脳脊髄液減少症が隠れている可能性について、広く社会に伝えたいと思っています。

「脳脊髄液減少症を知っていますか」

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