リカ場 ~私の脳脊髄液減少症のリカバリー~

原因不明の症状に潜む脳脊髄液減少症の早期発見と回復、症状理解による患者に優しい社会の実現のために、私ができること

tDCS 経頭蓋直流電気刺激への期待

time 2016/03/07

tDCS 経頭蓋直流電気刺激への期待

昨夜の
NHKサイエンスZEROを見ました。

見逃した方は
3月12日(土)にNHKEテレで
お昼の0時30分から再放送がありますので、
ぜひご覧ください。

その感想を少しずつ書こうと思います。

昨日の放送は、tDCS 経頭蓋直流電気刺激に関する内容でした。

脳卒中の半身麻痺やうつ病や、パーキンソン病や、高齢者の認知機能や学習能力低下に効果があるのではないか、
さらに治療法が確立していない、脳の病への活用期待されているそうです。
研究が進んでいるそうです。

微弱な電気で脳を刺激し、
脳の力を引き出す効果が
次々と報告されているそうです。

日本でtDCSの研究をされているのは、

国立精神・神経医療研究センター部長
神経内科学が専門で医師の、
花川 隆さんや
上智大学理工学部の
古屋普一さんだと紹介されていました。

それを知り、
先生がたへの期待と不安がわきました。

私の期待とは、
この世界中で研究されているtDCSという、新しい治療法そのものへの期待と、
日本で研究されている先生方への期待。

不安とは、
先生方は、脳卒中患者や、パーキンソン病の患者やうつ病、
ジストニアの患者の症状や苦しみには
ご理解があって、tCDSの応用を考えておられても、

もしかして、
診断と治療が遅れ、後遺症に苦しみ続けている
脳脊髄液減少症患者の症状や抱えている諸問題の苦しみは
ご存じないのではないか?
だから、脳脊髄液減少症患者への
tCDSの応用は、全く考えておられないのではないか?という不安です。

花川さんは
日本でいち早くtDCSの効果に注目して、
脳内への影響について研究にされてきたそうです。

ぜひ、脳卒中やうつ病やパーキンソン病だけでなく、

脳脊髄液減少症の半身麻痺や、
手足の脱力や、あちこちの筋肉の異常な痙攣や、
脳脊髄液減少症での物忘れや怒りっぽさなどの
脳機能の異常や低下などによって起こっていると思われる症状に対し、
tDCSが応用できないか研究してほしいと患者の私は思いました。

番組によると、
今年1月(2016年1月)世界初となる、
局所性ジストニアの臨床試験が
東京都小平市の国立精神・神経医療研究センターで始まったそうです。

花川隆さんとともに研究に取り組む上智大学理工学部の
古屋普一さんは、
左脳と右脳の情報交換を行う部分であ脳梁(のうりょう)に注目して
研究をしているそうです。

通常、脳では右脳と左脳で双方向に情報が行き来しますが、
片側の脳が異常を起こしている時、

正常な方の脳にプラスの電極、
異常な方の脳にマイナスの電極を貼ると、

脳梁を通じて情報が伝わる方向が、一方通行に変わると考えられているそうです。

すると、
電極を貼ることでプラスの電極を貼った正常な脳の動きの情報が、
異常な脳の方に伝わるという一方通行になり、

正常な動きの情報が異常な方に伝わると
正常な動きが、異常な方の脳にコピーされることで

異常な方の脳の側に出ていた、意図しない動きが抑えられる、ということです。

さらにこの研究は、
MRIを使い、TDCSによる刺激で脳の働き方がどうかわるのか検証されているようです。

今後、
集めたデータを検証してtDCSによる治療効果を明らかにするそうで、

「誰もが簡便に、tDCSの治療を受けられるような環境を提供するのが理想。」と
古屋さんは話していました。

ぜひ、今後に期待したいものです。

花川さんは

「脳梁を介して左右の脳が情報をやりとりしている。
脳の情報の流れをtDCSを使って健常な側の機能を上げて、
異常な側の機能を下げて、脳の異常な状態が、健常な側の脳の状態に引きこまれるイメージ」

「研究ははじまったばかりで、まだまとまったデータを見せできる段階にはないが、
こちらとしてもなんとか治療法として提供したいという思いは強くある。
高齢者の学習能力を上げる暗算の機能とか注意力とか、様々な認知機能を上げる研究がなされている。
tDCSの効果は個人差がある。
こういうタイプの研究はまだ検証が必要
ジストニアのように、
今まではっきりとした治療法がない病気に対しても有効かもしれない。
リハビリテーションと組み合わせられる可能性があるので、
できれば近い将来医療として提供できるような状態にまで持って行けるようにするのが私たちの希望。」

と話されていました。

それを聞いて、私は、
こういう先生方も、
ぜひ、
脳脊髄液減少症について知って深く学び知っていただき、
tCDSの対症疾患の研究に、
脳脊髄液減少症患者への応用も加えていただきたいと
強く患者として願ってしまいました。

私は、
慢性腰痛や、慢性疲労症候群や、線維筋痛症も、
実は、脳脊髄液減少症に別の病名が付けられている場合が紛れ混んでいるんじゃないかと思っていますが、

それらも、もしかしたら、
脳の異常な信号によって起こっているのかもしれません。

脳脊髄液減少症は、手足の脱力も、
半身まひも、異常な筋肉の動きである痙攣も、
ありとあらゆる症状が起きますから、
脳脊髄液減少症患者を研究することで、

もしかしたら、新たな事実がわかってくるかもしれません。

それらの疾患名と脳脊髄液減少症との関係性も含め、
脳の神経細胞の信号が強すぎたり、弱すぎることで起こっているかもしれない
症状や
後遺症に関して、
早く研究していただきたいと思いました。

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自己紹介

lily

脳脊髄液減少症のサバイバーです。「原因不明」「異常なし」「気のせい」「精神的なもの」と医師に言われる症状の影に、実は脳脊髄液減少症が隠れている可能性について、広く社会に伝えたいと思っています。「リカ場」で検索!

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