2020/07/04
きのう5月9日の「羽鳥モーニングショー」で、連休明けの月曜日の5月8日、首都圏の通勤電車で急病人が相次ぎ電車が遅れたそうです。
京浜東北線は神奈川県大船駅から埼玉県大宮駅まで東京を南北に縦断する線路で、急病人が出て、電車の遅延が相次いだそうです。
5月8日に首都圏で急病人対応で電車が遅れたケースは、都内では京浜東北線の鎌田駅の他にも銀座線の赤坂見附駅、東西線の葛西駅、東急東横線の目黒駅であったそうです。
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GW明けは“春バテ”に注意
医学博士の米山公啓(よねやまきみひろ)氏によると、
連休でリラックスした体を急に動かすと疲れがでやすい。この時期は寒暖差が激しく体温調節がうまくいかず体調不良におちいりやすい
5月8日は、東京では最高気温と最低気温の差が14度もあったそうです。
たしかにゴールデンウィークの連休中は、ぎりぎりまで遊びに出かけて前日帰ってきてすぐ出勤日を迎えた人や、連休中の生活の乱れで起きる時間や寝る時間もズレてしまって、体調を崩しやすい環境になっていたかもしれません。
しかし、私は、連休中もどこにもでかけず、家で規則正しい生活を送っていましたが、それでも、5月8日の月曜日は、朝からものすごくだるく体調がすぐれませんでした。
とにかく5月8日は急に暑くなって、その暑さに体がついていかない感じでした。
今までの私の経験からしても、脳脊髄液減少症患者は、一日の気温差が10℃以上になると、症状が悪化するようですから、なんらかの軽い症状ですんでいる隠れ脳脊髄液減少症患者がいるなら、こうした機会に症状が激しくなることで、具合が悪くなる人もいるのではないか?と想像します。
季節の変わり目の気温差の変化などで体調を崩す人、些細な気圧の変化で具合の悪くなる人の中に、まだ本人も気づいていない脳脊髄液減少症のような疾患が隠れている場合もあると私は思うのです。
他の疾患なら、健康診断などで、ちょっとした異常からでも、本人が自覚症状がなくても、検査結果に異常がでれば、隠された病名が判明することがありますが、脳脊髄液減少症の場合、健康診断などで見つけるシステムはまだなく、軽症の状態で発見される例は現状ではまだまれだと思います。
私が考えるに、たしかに5月8日は急に暑くなりましたし、首都圏では寒暖差は大きかったせいで、体温調節だけでなく、自律神経そのものがうまく適応できなかったように思います。
それに加え、今日になって思うのですが、今日、首都圏は雨です。
ということは、5月8日は、今日5月10日に向かって天候が崩れていく流れがあったはずです。
単に季節的な“春バテ”というより、低気圧の動きのなかでのその日ならではの“気象病”の要素もからんで具合が悪くなりやすい人が、急病人になっていったのではないか?と私は想像しています。
たとえばそうした体調不良を生むような気圧配置の日が、たまたま連休明け、だった場合、体調不良の原因がみんな「連休で体がリラックスして急に出勤日を迎えたせい」となりがちです。
しかし、誰もが想像しないような原因(たとえば脳脊髄液減少症のようなもの)が、その人たちにもともと隠されていて、それがあの気圧配置によって、一斉に体調不良をひき出したかも?と考えるのは、私だけかもしれません。脳脊髄液減少症の症状をさらに悪化させ体調不良を顕著にさせるような気圧、温度差の日が、たまたま連休明けの日だった・・・・と。
そんな医学書にも書いていないようなことは、体験した患者だけしか知らないから、こんなことを考える人は私以外にはいないのかもしれませんが・・・・。
負のスパイラル
さらに、5月8日の首都圏での通勤電車での急病人続出のメカニズムについて解説がされていたので紹介します。
医学博士の米山公啓 氏によると、
GW明けで体調を崩し救護のため電車が遅れる。
↓
後続の電車もストップしホームに人があふれる。
↓
長時間待たされるストレス、混みあった車内の気温上昇によりさらに体調不良の人が出る。
↓
電車はさらに遅れ悪循環。
たしかに、こういった負のスパイラルは、さらに悪循環を繰り返すと思いました。
ゴールデンウィーク明けには、学校へいきたくなくなるとか、会社に行きたくなくなるなど、メンタルでの変化もでやすいですから、連休はなるべく今までと生活のリズムを崩さないで規則正しい生活を送りつつ、気圧や気温の変化にも負けない体づくりが大切ではないか?と感じました。
脳脊髄液漏れたままでは自律神経が正常に機能しないと思います。
今後はどんなささいな症状からでも脳脊髄液減少症が見逃されることがない時代が来てほしいと思います。
私はこれからも髄液漏れが完全に止まったかを確認しつつ、再発を恐れず外に出て、光を浴び、体を動かし、自律神経と筋力を鍛えることを心がけたいと思います。