リカ場 ~私の脳脊髄液減少症のリカバリー~

原因不明の症状に潜む脳脊髄液減少症の早期発見と回復、症状理解による患者に優しい社会の実現のために、私ができること

意外に知らない“熱中症”

time 2017/08/14

意外に知らない“熱中症”

2017年8月11日(金)の「ゴゴスマ」という番組で、熱中症研究の第一人者で、近年の熱中症の症例や傾向などを研究している、帝京大学医学部付属病院 高度救命救急センター長の三宅康史先生が解説されていました。

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熱中症とは

熱中症になりやすい気象条件

・気温30℃以上
・湿度 60~70%
・急に気温が上昇した日・熱帯夜
・日差しが強く風が弱い
・地面や建物からの照り返しが強い

“日射病”と“熱中症”の違い

日射病 ・直射日光による不調
熱射症 ・屋内問わず高温多湿
これら二つをまとめて熱中症という。

熱中症の症状

初期は体温は40℃以下
・大量の発汗・脱水症状が起こる→ 「熱射病」になり体温が40℃を超えて上昇する。→脱水症状が極度に進み発汗が止まる。(多臓器不全、昏睡・けいれん、嚥下の障害、高度の意識障害、言動に異常)→最悪の場合死に至る。(一命をとりとめても、脳に後遺症が残るケースも)

昨年2016年の熱中症による死者数が7月が191人、8月が315人で8月が一番死者数が多いもとも危険な月。
8月の患者数で、その年の熱中症が多いか少ないかわかる。

熱中症になりやすい人

■高齢者

体温の調節機能が低下し、汗をかきにくい、喉が渇きにくい、体に熱がこもりやすい。

薬による影響も

高齢者とこどもが熱中症になりやすいというところの解説では、名古屋工業大学の平田晃正 教授の 気温35℃ 湿度60%での体温変化の図が出されていました。

22歳と65歳と75歳の人を比べてみると、高齢になればなるほど、熱がこもりやすい。

高齢者は自分で汗をかく能力も落ちているし、体の水分量そのものが小さい。高齢者の体を「やかん」にたとえると、「同じやかんでも水がたくさん入っているやかんはなかなか沸かないが、水分量が少ない(やかん)はすぐ沸く。」

女性と男性とでは、女性の方が水分量は少ないが、熱中症になっている人は圧倒的に男性が多い。

これは、屋外で仕事をしている人の数が、圧倒的に男性が多いから。

脂肪は筋肉よりも水分が少ない。これは男性より女性より水分が多いというのとまったく同じこと。(女性は男性より脂肪が多いため、水分量が少ないということ)脂肪が多い肥満の人は水分量が少ないので熱中症になりやすい。

高齢者で高血圧の薬などを飲んでいると、物によっては「心臓の力を弱めて血圧を下げている。」こともある。実は心臓からの血液を回すことでどんどん汗を作って放熱している。汗をかきにくくする薬もあるので、いろいろな影響がある。

高齢者は顔は汗をかくが、若い人に比べて7割から8割の汗しかかけない。

■こども

・新陳代謝が活発で平熱が高め、体内に水分が多いが、必要以上に汗をかいてしまう。

・汗の量やのどの渇きを自覚しにくく、熱中症の発見が遅れがち。

乳児は体調不良を自分では訴えられないので特に注意。

熱中症になりやすい行動

・自転車やジョギング…風を浴びて汗が飛びやすいので体感温度で涼しく感じてしまい水分補給が足りず、重症化しやすい。

熱中症になりやすい場所(熱中症患者の発生場所)

①住宅 40.9%

②道路 25.7%

③公園・運動場 9.7%

④仕事場 9.3%

⑤学校 5.5%

⑥コンビニ 5.4%

⑦その他 3.5%

(総務省 消防局の資料より)

屋内での発生率が高い。

熱中症になりやすい場所
・キッチン 火を使う作業が多いため、湿度が高く、高温になるため。
その他、トイレ、ふろ場

間違った対処法は汗を拭きとること
渇いたタオルで汗を拭きとってしまうと、体内の熱を下げることができなくなってしまう。汗を拭きとる時は、濡れたタオルを使う。

熱中症の予防としていいのは

・牛乳を飲む。

・筋力トレーニング

・エアコンをつけたまま寝る。

長期的な熱中症予防のために

筋力トレーニング

・汗をかきやすい体をつくる。

・特に足の筋肉を鍛える。→血液を心臓に循環させやすくする。

牛乳を飲む

・牛乳は筋肉の合成に必要な「たんぱく質」や、ナトリウムと糖分を含んでいる。(ヨーグルトやチーズなども。)

脂肪より筋肉の方が水分が多いので、筋肉をつけることは体に水分を保持する。筋肉は血行もいいので、筋トレして牛乳を飲む。

筋トレする人はすぐプロテインを飲むがそれは筋肉がつきやすいから。「筋トレして牛乳を飲む」のをセットでやるとよい。牛乳を飲むだけなら水分補給、栄養補給。

筋肉をつけなくても牛乳を飲まなくても誰でもエアコンをつけておくだけ熱中症を予防できる。エアコンを使用し、直接体に風を当てないようにして、室温は28℃以下で自分でもっとも過ごしやすいぐっすり眠れる環境をつくる。

番組を見た私の感想

多少の症状があっても、台風に症状が振り回されても、私が今までやり続けてきたこと、それは「運動と運動後30分~1時間以内のプロテイン摂取」が回復につながっていたのかも?と思いました。

筋肉をつけることは、熱中症予防だけではない気がします。

脂肪を燃やし、適正体重にし、筋肉をつけることで、血行もよくなり、体の血の巡りもよくなり、運動で心臓も鍛えられたり、自律神経が心拍数を上げたり、リラックスしてストレッチするなどして、交感神経副交感神経が鍛えられ、正常に動き出したのかもしれないと、思いました。

三宅医師の、「やかん」のたとえはわかりやすかったです。

筋肉が脂肪より水分量が多く、筋肉が水分をためる力があるのなら、筋肉をつけることで、体に水分を蓄える機能がオンになるのかもしれない、と思ったりもしました。

一見無謀にも見える、症状ありの脳脊髄液減少症患者の治療と検査をしながらの「筋トレ」+「有酸素運動」と「プロテイン」。

そんなことするから症状が悪化するんじゃないか、という人もいましたが、自分の信じる道を突き進んだ結果、今があります。ということは、ここ数年間実践してきたことは私にとって正解だったのかもしれません。

私のような脳脊髄液減少症患者は他にもいるのでしょうか?

いたらご連絡いただきたいです。

とにかく、筋肉をつける行為自体が、熱中症予防だけでなく、いろいろな効果を人体に与える気がします。

運動は、脳を刺激し、認知機能を上げ、脳トレにもなり、自律神経の訓練やバランスを整えることにもなり、体の水分保持など、いろいろな働きがありそうです。

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lily

健康オタクの脳脊髄液減少症のサバイバーです。「原因不明」「異常なし」「精神的なもの」とされたり、何かすでに別の病名がついている人たちの中に、脳脊髄液減少症が隠れている可能性について、広く社会に伝えたいと思っています。

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