リカ場 ~私の脳脊髄液減少症のリカバリー~

原因不明の症状に潜む脳脊髄液減少症の早期発見と回復、症状理解による患者に優しい社会の実現のために、私ができること

NHKスペシャル「介護殺人」を見て

time 2016/07/13

NHKスペシャルの 「介護殺人」についての番組を
昨夜の再放送でやっとみました。

脳脊髄液減少症の私にとっても、
無関係ではない問題だと感じているからです。

しかし実際に見てみると、
複雑な思いがわいてきました。

それについては、後で書きます。

今回のNHKスペシャルは
主に、認知症の高齢者を介護していた家族の
告白でしたが、
中には、認知症でなく、骨粗鬆症が原因での骨折で、
動けなくなった人の介護での事件を起こしていた人もいました。

NHKはNHKスペシャルの介護殺人プロジェクトで
この2010年から2015年12月の6年間に起きた介護殺人を独自に調査は
未遂なども含め、少なくとも138件起きていることがわかったそうです。

事件を防ぐことはできなかったのか?ということで、
NHKは
100人を越える事件を起こした当事者に接触を試み、
そのうちの、11人から直接話を聞くことができて、
この番組を作ったようです。

その11人の人の、介護殺人事件を引き起こした人は
殺人犯にはかわりないのでそうが、

NHKの取材に応じてくれたその勇気ある決断に、
感謝したいと思いました。

なぜなら、
今後、同じ事件を起こさないように社会に問題提起するには、
当事者のその時の気持ちや思いや状況が、
秘められてしまっては、
社会は何も変われないと思うからです。

次に私が思ったことは、
認知症に対する、社会の関心の高まりを
うらやましく思う気持ちでした。

とはいえ、ひと昔まえまで、
認知症の人たちも、周囲の無理解に苦しみ、充分な支援が得られない時代を
自分ではどうすることもできない認知症の症状を抱えて、生きざるをえなかった人たちがいました。

その人たちが生きた時代に比べて、
今、これだけ認知症に関する社会の関心が高まり、支援体制が整ってきたのは、

何も支援体制も社会の理解もない
脳脊髄液減少症の私からみたら、
うらやましいことに感じました。

もし、
NHKが、NHKスペシャルのような番組で、
脳脊髄液減少症のことを、同じようにNHKスペシャルのプロジェクトを組んで、取材し、
脳脊髄液減少症の問題点を正しく報道してくれたなら、

当事者の思いを、今回の番組のように、社会に伝えてくれたら、

もう少し、社会は脳脊髄液減少症の問題に無関心でいなくなるのではないか?と思いました。

番組の内容うんぬんよりもまず、

社会の関心が高まりつつある認知症や高齢者の介護の問題と、

社会と医療の無関心と無支援の中にある
脳脊髄液減少症との間に、大きな差を感じてしまいました。

脳脊髄液減少症患者としての
社会からの疎外感を感じ続けたまま、
番組を見終えました。

介護の問題も、
その当事者にならないとわからないでしょう。

当事者の気持ちに思いをはせましたが、

私は、
ただただ自分の心の中が、孤立感でいっぱいで、

結果的に、番組を見ても、

「社会にはすでに、介護に関する家族の声の高まりと、医療福祉関係者の関心の高まりは存在し、

マスコミの繰り返される報道で、追い詰められる家族問題点の存在に
社会に広く気づいてもらえる機会も増えつつあり、

すでに、介護保険導入から、さまざま支援体制が整いつつあり、
さらに、こうしてNHKに取り上げてもらえている。

もう、それだけで、何もない脳脊髄液減少症よりまし。」

という気持ちしか、残りませんでした。

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lily

脳脊髄液減少症のサバイバーです。「原因不明」「異常なし」「気のせい」「精神的なもの」と医師に言われる症状の影に、実は脳脊髄液減少症が隠れている可能性について、広く社会に伝えたいと思っています。「リカ場」で検索!

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