2020/07/04

本日は2016年2月11日、日本は建国記念の日で祝日です。
天気もよく、陽射しに近づく春を感じる日でしたが、私の体調はいまひとつ良くない日でした。
さて、昨夜2月10日放送の、「世界仰天ニュース」のいまどきの病気スペシャルで「あの痛みが消えたスペシャル」見ました。
27年間苦しんだ片頭痛の原因が、心臓の卵円孔という穴だったそうです。
心臓に穴があいていたために、片頭痛が起こるとは、私も今回はじめて知りました。
番組によると、「体をめぐってきた神経伝達物質セロトニンが卵円孔を通じて脳に達し、セロトニンに反応した脳が痛みを感じてしまう。」のだそうです。そんなことってあるんですね。
セロトニンに脳が反応して痛みを感じるなんて、知りませんでした。いろいろな原因で、片頭痛って起こるんですね。
番組によると、「片頭痛には定的な治療法はなく、投薬で予防・鎮痛するのが一般的」だそうです。
それを聞いて、私は日本で、片頭痛持ちとされている人たちの中に、今回のように、、心臓の穴が原因での片頭痛持ちだけでなく、私と同じ、脳脊髄液漏れが原因の人も、見逃されているかもしれないと思いました。
今回見た番組では、心臓の穴をふさぐことで片頭痛が治る経験をした女性は岡山大学病院 循環器疾患集中治療部で、経食道心エコー検査や卵円孔を塞ぐ閉鎖栓での閉鎖手術を受けたようです。
27年間も片頭痛に苦しみ、結婚し子供が生まれてからは頭痛がない日は週に2~3日になり、その痛みのせいで、日常生活もままならず、周囲から「いつも不機嫌」「怒っている」と誤解され続けてきたなんて、再現ドラマに、自分の過去と重なるシーンがいくつもあって、とても人ごととは思えませんでした。
でも、片頭痛の原因がわかり、たった1時間の心臓の穴をふさぐ手術で、片頭痛から解放されたなんて、さぞ、嬉しかったでしょうね。
やはり、原因不明の症状なんてなく、症状の原因があるのだけれど、受診して相談したその時その時代その医師には、「ただ原因がわからなかっただけ」、ということがあるんだと思いました。
私が、脳脊髄液減少症を見逃され続けたのと同じように。
やはり、医師まかせにせず、患者自身も情報を集め、自分で自分の体に起こっていることを探る大切さも改めて感じました。
今回の放送での原因不明の片頭痛は、脳脊髄液減少症ではありませんでしたが、片頭痛の原因が心臓の穴にある、という、症状と原因の因果関係の情報がほとんどなく認知度が低いために、受診しても、受診しても、なかなか症状の本当の原因にたどりつけず治療も受けられないのは、脳脊髄液減少症と同じだと思いました。
症状があるのに、原因がわからず、適切な治療にたどりつけず苦しみ続ける人って脳脊髄液減少症患者のほかにもいたことを知りました。
なんだか、共感しながら見てしまいました。