2020/07/04

外でも、手作りマスクをしている人をよく見かけるようになりました。
今となっては、手作りマスクなんて効果がない、と言う人はもはやいませんね。
使い捨てマスクは一回で捨てろ!外すときは絶対に外側に触れるな!そのまま捨てろ!再利用なんてとんでもない!という専門家ももう6月末になるとテレビに出てきませんね。
そんなこと言っていたら、布マスクのはずして、外側に触れながら洗濯機に入れることもできませんからね。
あれほど、専門家ぶって、マスクの理想論ばかり2月3月言っていた人たちは今頃どんなお顔をいているのやら。
私はずっと、洗って使ってますよ。1月ごろから不織布マスク。10枚ぐらいを洗い替えにして、交代しながらこまめにマスクを交換して使ってますが、不織布マスクって意外にも丈夫です。
さて、本日のNHK おはよう日本 おはサタ調査班で、手作りマスクの素材選びについて放送そうしていたのでまとめます。
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手作りマスクの素材選び
手作りマスクを作る際、捕集効果の高い順
WHOはさまざまな素材の飛沫を防ぐ捕集効果と呼吸のしやすさを調べ、参考として情報を示しているそうです。
それによると、(WHOのガイド 実験で用いられた素材)
捕集効果が高い素材の順位
一位 ナイロン(体操着) 捕集効果・高
二位 絹
三位 綿(ハンカチ)
四位 綿(ガーゼ) 捕集効果・低
手作りマスクを作る際、呼吸のしやすい順
一位 綿(ガーゼ) 呼吸しやすい
二位 絹
三位 綿(ハンカチ)
四位 ナイロン(体操着) 呼吸しにくい
だそうです。
私の感想
手作りマスクを作る時、一番呼吸がしやすいのは、綿のガーゼですが、捕集効果は低く、
一番捕集効果が高いナイロンは、一番呼吸しにくいということです。
素材を組み合わせて作ることが、捕集効果と呼吸のしやすい手作りマスクを作るコツのようです。
ユニクロマスクが呼吸しにくかったのは、このナイロンが裏地に59%使われていて、しかも不織布の使い捨てマスクにも使われているポリプロピレンのフィルターまで入っていて、表地はポリエステル75%の3層構造だからかもしれません。
皮肉なことに、ユニクロマスクの高機能が“呼吸のしにくさ”につながっているのかもしれないと思いました。
絹は手に入りにくいし、高価だし、洗濯するとしわくちゃになるから、手作りマスクの素材には向かないのではと思いました。
ガーゼではなく、目の細かい綿のハンカチの生地で手作りマスクを作ると、捕集効果も呼吸のしやすさもほどよく両立を図れる素材なのかなと思いました。
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