2020/07/04

TBS 報道特集の放送の中で、偶然、仙台医療センター・ウイルスセンターでは、マスクとウィルスの関係を実験しているのを見ました。
実験室で、人と人が近い状態で咳をしたときに、どれだけウィルスが広がり、残るのかを調べる実験をしていました。マスクをしているマネキンにインフルエンザウイルスを含んだ液体を噴射して調べていました。
内容は割愛するとして、その中で延べられていた「感染を拡大させないために」私たちが今できること、についての言葉が心に残りました。
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2020年2月15日のTBSの報道特集を見て
感染を拡大させないために・・・の仙台医療センターウィルスセンターの西村秀一センター長の言葉です。
「みんなの英知が試されているというか、生活のあり方というか、
自分のためだけを考えて、防御のマスクをいっぱい買って、毎日のように使って捨ててっていう、
それだったら、症状のある人にマスクを回して、そういう人たちがちゃんと適切に使えるようにして
人と接触しないような生活をしてもらうのが一番いいと思いますけどね。」
と。
本当にその通りだと私も思いました。西村先生の言葉を実現するには、症状がない私たちひとりひとりができることは、
洗って消毒したマスクだって手作りマスクだっていいじゃないですか。何もないよりマシだという専門家もいるし。
とのことでした。
私の意見
そもそも、この間の記事を書いた時、私が2月27日号の女性セブンを買ったのは「感染者の入院先実名リスト」が目的ではなく、「カンタン手作り立体マスク型紙」がついていたからです。(実名病院リストの中にたまたま、脳脊髄液減少症の対応医療機関名の病院を見つけてしまっただけで)
今頃多くの女性やママさんたちには、この「女性セブン」の「手作り立体マスクの型紙」を使って自分や子供の手作りマスクを作っているのではないでしょうか?
それを、専門家が「効果がないから推奨しない」とでもいうのでしょうか?
そもそも外出時、不特定多数と一緒になって、どこかでウィルスを含んだ飛沫をあびた可能性もあるのは何もマスクだけではなく、その時来ていた上着もコートだって同じはず。なのに上着も毎日使い捨てにせよ!というのでしょうか?脱ぐ時上着の外側に気をつけて脱いで、しかも毎日洗濯せよ!と専門家が言わないのに、一般人がマスクだけ使い捨てにすることに私は疑問を感じます。
マスク業界はマスクの再利用がもし耐久性的には可能だとしても、絶対にそんなことは言わないでしょう。利益にかかわることですから。
どうせマスクが気休めなら、不織布マスクを何十回も洗って実験してみて、どこの段階でマスクとしての形がなくなるのか、どの段階で、マスクをしていないのと同じくらい機能が低下するのか?どこの段階で溶けてなくなるのか実験して情報を公開してほしいです。
一般的なガーゼのマスクもお同じように実験してほしいです。
マスク業界も最近やウィルスの研究者も、不織布マスクを洗うことに対しての、耐久性、話す時の唾液の飛沫や、咳の飛沫や、ウィルスの防御性能、洗った場合すぐ乾かない場合の細菌やカビなどの可能性は温度が何度で湿度が何度だと危ないのか?とか、ガーゼマスクも同様の実験をしてみて、ガーゼマスクと不織布マスクの洗った時、リスクが高いのはどちらか?メンテが大変なのはどちらか?総合的に、再利用が適しているのどちらなのか?
そういったことをきちんと調べて一般人に情報公開して、その上で、大丈夫か大丈夫でないか、どういった利用法ならマスクをしないよりマシなのか?など教えてほしいです。
なんなら私が実験しましょうか?もうすでに約1か月近く洗い続けても、形はきれいなまま保っていますが。
機能低下だけは素人には調べようがないのでわかりませんが。
私にとって、今、不織布マスクは、洗って再利用するハンカチと同じ扱いです。
報道特集のキャスターが番組でこういっていました。
専門家の意見として、「自分のいる地域で、(新型コロナウィルスの)市中感染が確認されたら日常生活でのマスク着用を考えるといいのではないか?」とおっしゃる方もいたそうです。
今病院関係者で(新型コロナウィルスの)感染が出ていますけれども、病院には基礎疾患を持ったかた、あと手術後で体力が落ちている方など感染リスクの高い方が多いので院内感染への対策は最重要課題。救急車の車内で医療従事者が二次感染する危険性も懸念されていますのでとにかく防護を徹底することが必要。」との声を聞きました。
と。
どうやら、今、私たちができることは、「防御」 ただそれしかないようです。手に入らないなら、自分で考えて自分にベストだと思うことを自己責任でするしかないのではないでしょう?
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