2020/07/04

テレビ朝日の夕方の「サンデーステーション」という番組で、50回洗濯OKの高性能マスクということで、紹介されていたhamon AGマスクについてまとめます。
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hamon AGマスク
全国的なマスク不足を受け 急遽、2020年3月17日に発売されたこのマスク、特徴は“つけ心地の良さ”と“高機能”だそうです。
製造元のミツフジの伊藤瑞喜さんは
「医療用のシャツで使っている糸と同じものを使っておりまして、50回以上洗っていただいてもその効果が落ちることなく、清潔なまま使っていただける。」
手洗いと洗ったものを比べてみても、何十回か洗ったものでも(見た目)新品同様。
洗っても、飛沫感染を予防する一定の効果があるという。
このマスク、裏側がポケット状になっていて、その間に銀メッキの繊維シートが入っていて抗菌防臭の効果があるということで、長時間つけていても、自分の臭いが気にならない。
臭いが気にならない、心地いいフィット感は、この会社が手掛けてきたシャツに関係がある。
この会社は、「着るだけで体の状態がわかるシャツhamon(ハモン)」を作ってきた。
このシャツはマスクでも使っていた銀メッキの繊維がセンサーの代わりとなり、体から発せられる電波をスマホに送ることで、ストレスなどの体の状態を可視化できる。
こうした技術をさらに進化させたものがこの高機能マスク。
「一日3000枚で24時間工場を稼働しておりますけど、少しでも世の中のマスク不足に貢献できればと思っております。」、とミツフジの伊藤さんは話す。
スタジオでは、3日間使用して2回洗ったhamon AGマスクを持ち、「はじめて着けた時と感覚は変わらない。伸びきることなく、顔にフィットするつけごこちのいいマスクです。」とレポートしていた。
現在予約受付中、発送自体は5月の中旬以降順次だそうです。
“AGマスク”について調べてみた
”番組に出てきたミツフジの方も、番組も、値段を言わないので、言わないってことは「高いんだろうな」とは思いつつ、気になって調べてみましたが、ミツフジのサイトに行っても、なかなかマスクの値段が出てきませんでした。(不親切です。自社のマスクが取り上げられ取材を受けてテレビ放送されるなら値段も隠さず言うべきでした。)
しかたないので、ミツフジ のサイト内をうろうろしていたら、他の情報が書いてあるところにいきつき、読んでみました。
サイズは現在はフリーサイズの大人用だけで、サイズが小さい人は伸ばして使うらしいです。(のちに子供用も作る予定らしい。)
マスクの色は白のみで、マスクの性能は、抗菌性のある糸を使用していて、抗菌性はあるらしいが、衛生マスクであり、「ウイルスに対する効果を保障するものではない。」ってことは「ウイルスには効果がないってこと?」でも、花粉カット率は99%だから花粉症には使えるかも。
洗濯方法は、マスク本体はネットに入れて洗濯機または、手洗いも可能。
銀シートは手洗い
洗剤は家庭用の中性洗剤を使う。銀シートは漂白剤は使えない。
洗面器などでのつけ置き、手洗いは可能。
洗濯の回数の目安は、この会社の洗濯試験で50回洗濯しても抗菌性を確認しているとのこと。(使用環境によって前後することがございます。)
干し方は室内干しを推奨。
ですって。
詳しくは→ミツフジ
う~ん銀メッキシート以外は高機能というより、普通だな~と思いつつ、で?値段はいくらなの?と再度検索してみると、ようやく、提携ECサイトのオンライン書店【ホンヤクラブ】に飛んで値段がわかりました。一枚3300円+税みたいです。
私の感想
高機能の下着作っていたメーカーさんだから、肌ざわりのいいマスクなんだろうな、と思いましたが、衛生マスクであって抗ウイルス効果が期待できないのであれば、ウイルスに対しては普通の布マスク、不織布マスク、手作りマスクとあまり変わりがないのかな?と思いました。
高機能といっても、マスクのポケットに取り出せる銀メッキシートが入っているだけなんですね。
それとも布自体も、伸縮性とかで高機能なのかな?
買って使ってみていないので、わかりませんが・・・。
銀メッキシートが抗菌効果があるということなので、菌の繁殖で臭いが気になる人や、花粉を吸い込まない目的では、洗濯して使える肌触りのいい布マスクは、税抜き一枚3300円でもいいのかな?と思いました。
機能はともかく、今まで8割を中国などの輸入品に頼っていた日本のマスク事情。
高機能の医療用も、一般の人の花粉用、インフルエンザや感染症予防用のマスクも、そろそろ日本人の使う分ぐらい日本で自給自足できるようにならなければいけませんね。
そうした中、今回の新型コロナウイルス感染症(covid-19)のこのマスク不足に懲りたでしょうから、この“ピンチをチャンス”に変えようとする日本企業がいろいろ出てきて、日本国内でいろいろな企業のいろいろなアイデアの“再利用ができるマスク”が今後どんどん現れてくれると、もともとマスク愛好家の私としてもとてもうれしいです。
でもね、マスクって、パンツ以上に一日に一人が何回も変える必要のあるものだと私思うんですよ。
だって、私買い物行って使ったマスクは私は手洗いの時には洗面所で外して、そのまま洗っちゃいますから。
また出かける時には、自己流で洗濯して洗ってある不織布マスク使いますから。
だから、これから出てくる洗える布マスクは、機能と値段がバランスよくて、普段使いでも気兼ねなくどんどん使い、洗濯機に放り込めるくらい、数をそろえておけるような、マスク一枚の値段がいいなと私は思います。
具体的には、ブランドものではない普通の靴下やハンカチ一枚ぐらいの値段で。
そもそも、番組では、3日間使って2回洗ったAGマスクを手に取って、「はじめて着けた時と感覚は変わらない」と言っていましたが、私が持ってる、以前、ダイソーで買ったひと箱30枚入り100円の普通の中国製の不織布マスクだって、2回ぐらい洗ったぐらいじゃはじめて着けた時と感覚は変わらないし、もう2か月も数枚を繰り返し洗って使いまわししてますから一枚につき、すでにもうとっくに2回以上はあらってます。
さすがに「不織布」だと、洗うと繊維が抜け落ちていって薄くなってはきますけど。
高性能でない安い不織布マスクだって洗っちゃダメだというけれど、2回3回ぐらいじゃ、洗っても見た目的にはぜんぜん未使用と変わらないんですけど、一枚3000円以上のマスクだったらしっかりした布だろうから、そりゃ~2~3回洗ったって新品同様なのは当たり前だよね、って心の中でつぶやいてしまいました。
抗菌・消臭だけを考えたら、制汗剤のAGスプレーを、手作り布マスクの外側にスプレーしても、効果的には同じではないのかな?と考えたりもしました。