2020/07/04

先週の フジテレビ系「その原因Xにあり」では富田実アイクリニック銀座の 眼科医の富田実医師が、ルテインについて教えてくださいました。
冨田医師によると「目は紫外線に非常に弱くて、むき出しの臓器」と呼ばれているそうです。
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紫外線による目の病気
①白内障
目のレンズの部分の水晶体が白く濁ることによって起こる病気で、50代で40%、60代で70%の人が発症する。原因のひとつが紫外線による日焼け。
症状は、かすんだり、ぼやけたりして見える。
②黄斑変性症
目の奥にある映像を映し出す部分の「黄斑」という部分が、紫外線などによって傷つくことで起こり、この10年間で発症率が2倍になっている。
症状は、画像の中央がゆがんで見えたり、画像の中央が黒く見えたりする。
実際に片目に起こっていても、両目で見ると普通に見えるためになかなか気づかない。
“天然のサングラス”・とうもろこし
とうもろこしの実の黄色い色素部分のルテインという成分に、目を紫外線から保護する働きがある。
冨田医師によると、もともと「ルテイン」は目の水晶体や黄斑を覆うように存在しているそうですが、加齢によって減少していくので、食べ物から補う必要がある。
とうもろこしから効率的にルテインを摂取するためには、とうもろこしを畑から取ったらできるだけ早く食べることがいいそうです。
とうもろこし販売所に朝4時からお客の行列ができていた、遠州森 鈴木農園の鈴木弥さんによると、「とうもろこしは採った瞬間から鮮度が落ちる。」そうです。
野菜の中でもとうもろこしは特に劣化のスピードが早く、ルテインの量も収穫後時間がたてばたつほど減っていってしまうそうです。
とうもろこしから「ルテイン」を効率的に摂取したいなら、採りたてのとうもろこしを食べるのがいいそうです。
缶詰のコーンにはルテインは入っているのか?
冨田医師によると、「缶詰のコーンにもルテインは入っているが、量は減っている。最近のアメリカの研究(Scott and Eldridge “Journal of food Composition and Analysis” 2005 )によると、とうもろこしのルテイン量の比較では、冷凍、缶詰、収穫1日後のとうもろこしの中で、ルテインの量が最も多かったのは「冷凍」のとうもろこしだった。
そうです。食べるなら、冷凍のとうもろこしがよさそうです。
ルテインの特徴
・油と一緒に摂ると吸収されやすい。コーンバター・とうもろこしのてんぷらなど。
私の感想
今回の番組を見るまで、「採りたてのトウモロコシにルテインが豊富」だとは知りませんでした。
採って時間がたったとうもろこしでは食べても、ルテインは減ってしまっている何で知りませんでした。
とうもろこしは、この初夏、買って食べましたが、あっという間にお店で売っていなくなってしまうので、採りたてを食べられるのはほんの一時でそれが残念です。
私はもともと、この番組を見る前から摂っていた「ルテイン」を摂っていました。
脳脊髄液減少症でも、脳脊髄液が減ってしまうことで、いろいろな目の症状がでます。
目の奥の痛み、目のゴロゴロ感、涙がでない、目のかすみ、ぼやけ、視力低下、飛蚊症などです。
視神経の周りの髄液量も減ってしまうからなのか、目がものすごくぼやけて1メートル先もよく見えなくなったこともありました。低気圧などが近づくと、漏れているところから髄液が引っ張り出されてでもいるかのように、目の症状も悪化しました。
さらにかなり前ですが、脳の画像処理がおかしくなるのか、見るものがゆがんで見えたこともあります。
そうした目のぼやけやかすみ、ゆがみの症状の時は、目に原因があるのではなく、脳脊髄液減少症によって脳になんらかの原因があるのだと思っていたので、診断がついてからはなにも目のために何か摂取しようとかあまりおもいませんでした。
ですから「ルテイン」を摂取しようともは思いませんでした。
しかし、その後、目の中に、虫が飛ぶような症状が出たりし、困ったあげく、目の様々な症状では、地元で2軒の眼科医に相談してみたのですが、どちらの眼科医も脳脊髄液減少症の眼の症状を全くご存知ないご様子でした。一人目は、ドライアイ、二人目の医師は目の老化が原因で治らないものだと言われました。
私は眼科医に相談するのを一切あきらめて、何か目のためにしたいと思いネットで調べて「ルテイン」というものを知りました。
以来、毎日ではありませんが、たまに、食事がてら飲んでいます。
とうもろこしより、手軽に摂取できるのがとても便利です。
調べてみると、ルテインは緑黄色野菜にも含まれているそうです。
結局は、野菜も肉も卵も要するに、いろいろなものをバランスよく食べるということでしょう。