2020/07/04

NHKでのテレビ放送のおしらせです。
本日の深夜、1時55分[日付は明日4月30日(土)]に、NHK でこれがカラダの新常識「若さと美の秘密」という番組が再放送されます。
この番組は3月23日(水)に放送されたもので、この番組の最後の方で、最近の研究でわかった睡眠中の
脳脊髄液の脳のデトックス効果について説明されます。認知症予備軍の方、睡眠障害に苦しんでいる方、
ぜひ、ご覧ください。
脳と脳脊髄液のCGが使われ、とてもわかりやすいです。
このCGは、昨年12月17日にNHK BSプレミアムで「やわらか頭!脳のヒミツ」で放送された時の脳と脳脊髄液のCGの一部と同じだと思われます。
昨年の番組は「カラダのヒミツ」という番組の2回シリーズでたしか2回目に脳だけに絞った番組だったと思います。
脳脊髄液減少症の治療に取り組む数少ない医師の山王病院脳外科の高橋浩一先生もコメントもあり
貴重な番組だったと思いましたが、あまりに専門的すぎて、NHK総合ではそのまま再放送はされないようですね・・・。
まだ、NHKの総合で、脳脊髄液減少症についてじっくり取り上げるのは時期尚早ってことなんでしょうか?
とても残念です。
そんな中、今夜深夜の番組の、極々最後の方のわずかな時間ではありますが、脳脊髄液の知られざる働きを説明した番組では、とても貴重だと思います。
ぜひ、脳脊髄液減少症で闘病中の患者さん、ご家族の方には見ていただきたいと思います。
回復は人まかせではなく、まず、自分で学び知ることが大切ですから。
番組での脳脊髄液の説明を要約すると、2013年アメリカのある研究グループが、「睡眠中、脳脊髄液によって、脳にたまった老廃物が除去されるというデトックス効果がある。(sleep Drives Metabolite Clearance from The Adult Brain)」と発表したそうです。
番組によると、脳は脳脊髄液という液体によって包まれていて、起きている間、脳の中にはさまざまな老廃物がたまり、睡眠中は脳の細胞が縮み、その分空間が広がり、そこに脳脊髄液が流れ込み、アイロイドβなどの老廃物を流し出すという、デトックス効果を発揮するそうです。
アミロイドβはアルツハイマー型認知症などとも関係する物質で、脳内にアミロイドβがたまると、神経細胞に毒として作用し、神経細胞は死滅し、アルツハイマー病の原因のひとつとされているそうです。
アメリカの研究チームの調査によれば、睡眠に障害を抱えた人は認知症を発症するリスクがおよそ、1,5倍高いというデータがでているそうです。
しっかり睡眠を取ることで脳がデトックスされるということで、しっかり睡眠を取れるかとれないかで、
認知症発症リスクが変わってくるということは長い間、脳脊髄液減少症によって、ぐっすり眠れず、睡眠障害に苦しんできた私にとっては、かなり、脳に有害物質がたまってしまったのではないか?と
本当に恐ろしいことです。
将来、私も認知症リスクが確実に高まるのだろうと思うと、今から怖いです。
というより、脳脊髄液減少症ですでに、認知機能の低下を経験していますから、
これからはひどくならないように、できることならば、改善するように、睡眠の質を高める努力と、
今までどうり、サプリや運動や、生活リズム、光をあびることなどで整える努力を続けたいと思います。
今夜深夜の、この番組、深夜なので、録画がお勧めです。
深夜にテレビを見ていると、テレビの光で脳が興奮して眠くなるホルモンがでませんし、第一連休だからと言って、夜更かしは、生活リズムを崩しますからいけません。
私も最近、早寝早起きを心がけています。