リカ場 ~私の脳脊髄液減少症のリカバリー~

原因不明の症状が「脳脊髄液減少症」だった私が、世界中に伝えたいこと

だから!「ロックダウンとか言わないで!」ってば!

time 2020/03/25

だから!「ロックダウンとか言わないで!」ってば!

「ロックダウン」の可能性と言った都知事をテレビで見て、私はまたか~と思いました。

高齢者が、どれだけこれらのカタカナ語の言葉の意味がわかるのでしょうか?

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“やさしい日本語”は、外国人だけでなく、日本人にも優しい

この間「ライブハウスでクラスター発生」の意味がわからないっていう、高齢者の新聞投書をみましたよ。

「音楽を楽しむ場所で、患者の集団発生」と書けば誰にでもわかるはずなのに。

「フェーズ(Phase)」は大臣とか、政治家が「新たなフェーズに入った。」なんて言ってたけど、「あらたな段階に入った」と言ったほうがはるかにわかりやすいと思うのに。

なんだか、「日本語の言葉が、みっともない、かっこよくない、スマートでない。」とでも思っている人たちがカタカナ語を使っている感じがします。

そういう人たちは、英語が当たり前にわかるから、わからない人たちのことなんて想像もしないのかもしれません。

ロックダウンより「都市の封鎖」とか短く言えば、「首都封鎖」とか言えばいいのに!

「オーバーシュート(Overshoot)」より「爆発的な患者急増」とか「爆発的感染拡大」とか、短く言えば「感染爆発」とか何か日本語で言えばいいのに!

「クラスター(cluster)」より、「患者集団」とか「患者の塊」とか「患者群」とかいうことがそんなにスマートではないの?

メガクラスターより「大患者集団」とか、それとも、もっとわかりやすい日本語の新しい造語つくるとか、もっと優しい日本語の言葉っで言えないの?

そりゃ~新しいカタカナ語は、マスコミが使い続けているうちに、だんだんと一般人にもなじんてきて、誰もがその意味がわかって使えるようになるとは思いますよ。

たとえば、「トラウマ」とか、ね。

だけど、新型コロナウイルス感染症(covid-19)が広がりつつある今、危機感を庶民に持たせようとして、こうしたカタカナ語を連発しているのだと思うけれど、逆にこれでは「理解できない人」が多いと思うのです。

私は、脳脊髄液減少症で、伏線のある、時間が前後するような場面があるテレビドラマが理解できなかった時期があります。落語とか漫才とか、言葉で勝負する芸に、脳がついていけなかった時期があります。

健康な人は、言葉の意味を即座に理解して、笑える、漫才でも、関東人の私には、関西弁も、早い言葉も、即座に脳が理解できないこともあったのです。

脳脊髄液減少症の初めての治療の入院時は、看護師さんが言う検査の説明も、まったく言葉として頭に入ってきませんでした。

だから、私は想像できるのです。

インテリや政治家、専門家や、一部の一般人にはわかるような言葉でさえ、理解できない人たちが日本の中にたくさん存在していることを・・・・。

だから、政府も、専門家も、マスコミも、外国人に「やさしい日本語」で情報を伝えるように、日本人にも「やさしい日本語」で話してくれませんか?

カタカナ語は今後日本でも普及すべき言葉であったとしても、その際も必ず日本語のやさしい言葉での説明をいちいち添えて、ゆっくりと伝える努力をしてほしいと私は思うのです。

「オーバーシュートして東京ロックダウンの可能性がある。」なんて言わないで、「感染者が爆発的増えて、東京という都市封鎖の可能性がある。」って言ったほうが、はるかに誰にでもわかりやすいと思うんですが、いかがでしょうか?

ところで「オーバーシュート」って、金融経済用語で、「相場急激に行き過ぎた動きをすること」なんですね。しrなかった。

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自己紹介

lily

脳脊髄液減少症のサバイバーです。私が生きているうちに「原因不明」「異常なし」「精神的なもの」とされたり、何かすでに別の病名がついている人たちの中に、脳脊髄液減少症が隠れている可能性について、広く社会に伝えたいと思っています。

「脳脊髄液減少症を知っていますか」

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