2020/07/04
昨日6月29日のTV「グッデイ」でやっていた興味深いメガネの話です。
先天性色覚異常の人が色を区別しやすくなるサングラスがあるそうです。先天性色覚異常とは色を見分けることが困難なこと。
主に赤と緑が見分けにくいため、信号が見づらいなど日常生活に支障がでるそうです。
日本では男性が20人に1人女性は500人に1人にいて、健常者の人は芝生の緑と赤い花が見えるところが、先天性色覚異常の人は、芝生の鮮やかな緑が黄色っぽく見え、赤い花も緑っぽく見えてしまうのだそうです。その画像はこちら→スカイビル眼科
そこで、先天性色覚異常の人に色が識別しやすくなるメガネがあるそうです。そして、そのメガネを初めてかけた兄弟の感動する様子の動画が話題だそうです。
色が識別しやすくなるメガネ
アメリカの塗料メーカーEnChroma(エンクローマ)社製、特殊サングラスで値段は約4万円~だそうです。
(日本にも発送可能)
このサングラスの誕生は偶然で2014年手術のレーザーから医師の目を守るために開発し、開発者の色覚異常を持つ友人が偶然使用して見たら、普段見えない色が見えたことから商品化したそうです。
なぜ見えやすくなるのか、そのメカニズム
メガネのレンズが、赤、青、緑以外を遮断するため3原色が際立って見えやすくなるそうです。
株式会社 ワールドマンセル
カラービューというものもあるようです。
和真メガネカラービュー
ワールドマンセル社カラービュー
そのほかにも、調べてみたら、
日本の池田レンズ工業というところの、色覚補正レンズというものもあるようです。
きれいな世界を、少しでも見て感じてほしいから。
ただ、エンクローマ社製のは、いいのでしょうが、お値段が張りなかなか手が出せそうにありませんね。日本製のは、どうなんでしょうか?
どれがいいのか、私はわかりませんが、実は、先天性色覚異常の人が身近にいるので、早くこの情報を教えてあげたいと思います。
ところで、脳脊髄液減少症でも一時的な色覚に関する目の異常が出るんですよ。
とにかく色の見え方が健康な時と変わってくる感じなんです。
脳脊髄液減少症での色覚に関する目の異常は、眼科医の先生も知らないことで、体験した患者にしか知りえないことだと思いますが・・・。それについてはいずれまた・・・。