2020/07/04
毎日新聞2018年1月22日 23時07分(最終更新 1月23日 00時13分)記事によると、
雪で転倒し、救急搬送された人たちが67人いたとのことです。
同じことが、今朝のNHKニュースでも報道されていました。
毎日新聞の記事によると、
東京消防庁によると、都内では22日午後9時までに67人が転倒で救急搬送された。いずれも軽傷とみられる。警視庁によると都内で午後9時までに発生した人身事故は41件、物損事故は625件に上った。
横浜市旭区笹野台では午後2時過ぎ、運行中の相鉄バスが電柱に衝突し、男性運転手が胸を打つ軽いけがをした。乗客10人にけがはなかった。神奈川県警などによると積雪でスリップしたとみられる。同県によると、南足柄市の70代男性がビニールハウスで作業中に転落して骨折するなど午後10時半現在、53人が負傷した。
とのこと。
朝日新聞記事大雪、帰宅の足直撃 駅は入場規制、転倒で16人搬送2018年1月22日21時20分
によると、
東京消防庁によると、都内では22日午後5時現在、降雪による転倒事故で少なくとも40~80代の16人が救急搬送。搬送されたのは男性11人、女性5人で重傷者はいなかったという。
昨日の記事でも、私は転倒に注意!を呼びかけましたが、
今朝のニュースを読んで、ふと、複雑な思いがわきました。
雪で転んで救急搬送も、「軽症でよかったですね」と思う反面、複雑な思いが・・・。
脳脊髄液減少症で、手足の力が抜けて、自力で病院に行けないとか、
体のあちこちに激痛が走り(インフルエンザの体の節々の痛さの比ではない痛さ。電流を流されるような、カッターナイフで切り付けられたような、刺されたような、突然の激痛)で自力では病院に行けないとか、
急激な症状悪化で、歩行障害で歩けなくなり、車を運転したり、電車やバスを乗り継いで、病院に行くことができないとか、
あまりの体のしんどさだるさ(インフルエンザで40度以上熱があるような状態)で、座っている状態が保てなくなり、自分で運転したり、電車やバスに座って病院に行く行為自体が困難とか、
それらが、低気圧の接近によって、突然急激に悪化し、患者が苦しみはじめたとか、
そういう場合でさえ、救急車を呼ぶことができないのに、
たかが雪で、たとえ自分の不注意で転んでも、その結果が軽症であっても、「万一」を考えれば、救急車を呼んで病院に運んでもらっても、誰にも避難されないんだな、ってこと・・・。
でも、自分になんら非がない交通事故などで、脳脊髄液減少症を発症し、それが原因で、突然症状が悪化しても、
脳脊髄液減少症とすでに診断がついている患者の「たかが」症状悪化では、「万一」のことって、誰も考えてもらえないんだろうな、。
今朝の「雪で転倒、救急搬送67人」のニュースを今朝知って、あらためて、複雑な思いになりました。
と当時に、逆に「軽症」とされた、大雪での転倒者の中で、のちにじわじわ、シビレや視力障害など、脳脊髄液漏れを疑わせる症状がでても、誰もそれが「脳脊髄液減少症の症状」だなんて、気づけないんだろうな、と少し心配にもなりました。
関連記事:
救急車の頻回利用者に潜むもの①