リカ場 ~私の脳脊髄液減少症のリカバリー~

原因不明の症状が「脳脊髄液減少症」だった私が、世界中に伝えたいこと

米イリノイ大・布マスクの感染予防効果は低い

time 2020/04/11

本日(2020年4月11日土)共同通信社 2020/04/11 08:58 のネットニュースが目に入りました。

“米専門家、布マスクの防御力低い 限界指摘「理解し使用を」” というタイトル。

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米専門家、布マスクの防御力低い 限界指摘「理解し使用を」

布マスクはフィルターとしての機能が弱く、新型コロナウイルス感染を防ぐ効果は低いとする見解を、感染防御などが専門の米イリノイ大の研究者らが11日までに公表した。日本では安倍晋三首相が全世帯に2枚配布する方針を表明。今後、無症状の感染者や軽症者らの自宅療養も想定され、専門家は「布マスクで感染を完全には予防できないことを理解して使ってほしい」と呼び掛ける。
米国立労働安全衛生研究所の実験によると、微粒子に対するフィルター効果は、医療現場などで使うN95マスクが95%以上。タオルが40%前後、スカーフが10~20%程度、布マスクは10~30%程度だった。

私の感想

そんなこと、いまさら言われなくても、すでに経験的にわかってますって感じですが、アメリカではつい最近、マスクの重要性に気づきはじめたようですから、布マスクの効果も限界も、今回初めて研究者が調べたのかもしれません。

日本政府も、マスクを洗えるか、洗えないかという視点だけで、布マスクを選んで、配ってくれるようです。

マスクの効果なんて、気休め程度でも、しないよりはマシ程度でもいいのでしょう。

とにかく、「マスクがない、マスクが買えない」とうるさい国民を黙らせるための“布マスク”でしょう。

繰り返し使えるマスクが一家に何枚か手元にあれば、国民の不安は少しは落ち着くだろうという安易な考えをだれかが首相にふきこんだのかもしれません。

それも一人2枚ならまだいいのですが、一世帯2枚ですからね。

10人家族も、一人ぐらしも布マスク2枚、なんて、税金払っている人が一人人世帯と考えてのことなのかな?。

でもなんか、なんか変。なにもくれないよりはマシだけど。

でも、 どんな布マスクが届くやら、たのしみです。

それにしても、アメリカの国立労働安全衛生研究所、よく実験しましたね。

もっと詳しい情報がほしいですね。

実験によると、微粒子に対するフィルター効果は、医療現場などで使うN95マスクが95%以上、タオルが40%前後、スカーフが10~20%程度、布マスクは10~30%程度ってことは、あくまで“微粒子”で、非生物性の微粒子なんでしょう?

先日の“サージカルマスク”に効果あり”の記事で紹介したように、香港の研究者の研究の方が具体的でしたね。

 

ウイルスで実験したわけではないんでしょう?

スカーフとか、布マスクとか、タオルとかって、その布地の厚さにもよりますよね、一枚重ねなのかとか。

スカーフが一枚で、布マスクが3枚重ねじゃ、比べてもしかたないし。

布マスクの布の種類が何なのかによっても、結果は変わってくると思うし。

タオルがいいなら、タオルでマスク作ればいいのかな?でも、タオルは顔周りががさばって見栄え悪いしね。

どうしたら、いいんでしょうね。

どうせ、実験するなら、使い捨ての不織布マスクの洗濯使いまわしで、新品とどれほどフィルター効果が違うのか実験して結果を教えてほしいものです。

10回、洗濯機で洗った市販の使い捨ての不織布マスクと、ガーゼの3枚重ねの布マスクと、どっちがマシなのか、ぜひ実験してもらいたいものです。

あと、手作りキッチンペーパーマスク、クッキングペーパーマスクの効果も布マスクと比較していただきたいですね。

 

参考:神戸新聞NEXT

気になってさらに調べると、日刊スポーツの少し詳しい記事も見つけました。一部引用させていただくと

見解は過去の複数の研究成果に基づく。その1つが、ウイルスのような微粒子に対し、マスクや布製品がどの程度フィルター効果を発揮するかを調べた米国立労働安全衛生研究所の実験だ。
医療現場などで使うN95マスクが最も効果が高く、微粒子の95%以上を捉えた。タオルが40%前後、スカーフが10~20%程度、Tシャツが10%前後、布マスクは10~30%程度だった。
ベトナムの医療現場で働く人を対象にした別の研究では、不織布のサージカルマスクに比べ、布マスクを着けた医療関係者の方が感染してしまう割合が高かった。
こうした結果からイリノイ大の研究者は、布マスクはウイルスの拡散や取り込みを防ぐには不十分で「感染防止には効果がないだろう」とした。
厚生労働省は軽症者らが自宅療養する場合の考え方の中で、家族ら周囲の人の感染対策として「サージカルマスク等の着用」を挙げた。不織布のマスクを入手できない場合に布マスクを代用で使うよう呼び掛ける。
布マスクでも、くしゃみやせきでしぶきが飛ぶのをある程度は抑えられる。ウイルスが付いた自分の手が口や鼻に触れるのも防ぐため、政府は「感染拡大防止に一定の効果がある」とする。全世帯配布の経費は466億円と見積もる。
聖マリアンナ医大の国島広之教授は、不織布のマスクの方が有効だとした上で、入手困難なら布マスクでしのぐのが妥当だと指摘。「自宅療養などの際は、換気や消毒と併せて予防効果を高めてほしい」と話した。(共同)

私の感想 2

やはり「ウイルスのような微粒子」ということは、「ウイルス」ではないのかも?
ベトナムでは、医療従事者も布マスクを使っているんですか?昔の日本のように。

イリノイ大学の研究者が「布マスクはウイルスの拡散や取り込みを防ぐには不十分で感染防止には効果がないだろう」と言っちゃったら、日本政府は、これから布マスクを配ろうって時に、恥をかかされた形になっちゃいますね。

聖マリアンナの先生にお聞きしたいんですが、不織布マスクは不織布マスクでも、手作りって、どうなんでしょうかね。

私は、手作りのマスクは、布だろうが、不織布だろうが、どれも一緒で、今回の実験の「Tシャツ」と同じ程度の効果だと思うので、10%ぐらいの効果かな、と思うんで、しないよりマシ程度かな?と。

毎日新聞:布マスク「感染防止効果に限界」 米研究者ら見解「理解して使用を」

 

私が過去に書いた、マスク関連記事のまとめ

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自己紹介

lily

脳脊髄液減少症のサバイバーです。私が生きているうちに「原因不明」「異常なし」「精神的なもの」とされたり、何かすでに別の病名がついている人たちの中に、脳脊髄液減少症が隠れている可能性について、広く社会に伝えたいと思っています。

「脳脊髄液減少症を知っていますか」

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