リカ場 ~私の脳脊髄液減少症のリカバリー~

原因不明の症状が「脳脊髄液減少症」だった私が、世界中に伝えたいこと

“女性自身”に物申す

time 2020/04/07

本日(2020年4月7日)の女性自身の新聞広告に「不織布マスクの作り方」という文字を見つけて、あれ?パクられたかな?一瞬「ドキッ」としました。

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女性自身・2020年4月21日号

さっそく本日発売の、女性自身を買って読んでみると、岩手県の藤沢町の住民自治協議会・生涯学習推進員の方が考案した“不織布マスクの作り方”が紹介されていました。

「藤沢町でも、マスク不足は深刻です。咳エチケットに必要とされている人は多く、なんとかならないかという思いで、ネット上などに公開されている作り方などを参考に『縫わないマスク』を考えました。」ってある。

え?推進員のHさん、参考にされたネット上の作り方って何?どの情報?もしかして、参考にされたのは、2020年2月14日に公開した私のブログ記事(不織布マスクの作り方)ですか?。うぬぼれすぎ?

記事には、参照先もきちっと書いてほしかったですね。

だって、不織布にリードペーパータオルを挟む3層構造のアイデアは私の記事と同じでしたから。

「不織布の間にリードペーパータオルを挟む」というアイデアの考案者は私です。
だって家の中にあるもので、こんなこと考える人って、今年の2月の最初の段階では私ぐらいしかいないんじゃないかって思ってますから。(笑)

ご自分の発案のように書かれると、私としてもちょっと困惑します。

参考にしていただけでうれしいですが、ひとつ残念に思うことは、女性自身の記者さんが「不織布マスクの作り方」を記事にする前に、できれば私の記事(不織布マスクの作り方)もご一読していただき、参考にしていただきたかったということです。

そこには、いろいろと私の思いが書いてありますから。
私は今はじまった、にわかマスク愛好者ではなく、もう何十年もいろいろ事情があってマスク愛好者で、それだけにマスクに対する思い入れは人より深いので。

岩手県藤沢町住民自治協議会にお伝えしたいこと

取材の際、参照先はきちんと明らかにしてほしかったです。

それが、どの参照先であったとしてもです。

“洗えるマスク”をお互い考えましょうよ!

先日、「そろそろ“使い捨て文化”をやめませんか?」の記事でも書きましたが、今は、一般庶民はマスクを使い捨ててる場合じゃないと私は思います。

マスクをそのつど使い捨てにするのは、医療従事者だけでいいと、私は思います。

一般人は、毎日洗って、清潔にして、繰り返し使える、手作りマスクを自分で作って使えばいいと今、私は思います。

その分、医療現場に使い捨ての不織布マスクを早く早く回してあげてほしいです。

女性自身2020年4月21日号 56ページには

「衛生面を考えて、繰り返し使わずに、そのつど作ってください。初めての人でも10分程度で作れますし、慣れればもっと簡単。私は5分ほどでできます。」

と書いてありますが、

藤沢町の住民自治協議会の生涯学習推進員の方がネット上の不織布マスクの作り方を参考にいろいろアレンジして、「不織布と両面テープなどで簡単に10分で作れる縫縫わないマスク」を考案してくださったとしても、
「洗えないマスク」というのは、この昨今の事情では致命的だと私は思うのです。

新型コロナウイルス感染症が蔓延し、あのマスク嫌いのトランプ大統領まで一転して「手作りマスクを推奨」している現状では、「洗えないマスク」は、毎日作る労力と、マスクの使用頻度、交換頻度を考えると、あまりおススメできないと私は思っています。

今は「洗って繰り返し使えるマスク」が求められていると思います。

洗えないマスクを毎日毎日10分間かけて作り続け、毎日毎日、作っては捨てていくというのは、いくら安いとはいえ、材料も調達し続けなければならないし、お金も時間も労力も、人に負担がかかり続けます。

その上、エコの時代に、エコとは程遠いことになってしまいます。

たとえ5分で作れても「毎日、作り続けなければならないマスク」というのは、マスク不足で不安がつのる人々に少しも「安心感」は与えられず、常に、作り続けるノルマという精神的、肉体的、時間的負担を与え続けかねないと私は思うのです。

藤沢町住民自治協議会の生涯学習推進員の皆様には、今度は、ぜひ、作ったらそのままずっとしばらくは「洗って繰り返し使えるマスク」というものを、今後もいろいろと考案していただきたいと思います。

女性自身の記事では、藤沢町の生涯学習推進員の方が記事の中で、

「藤沢町は農業関係者が多く、ノーズフィッターには身近な園芸用のビニールタイを代用していますが、菓子袋などを留めるためのビニールタイを使うのも手です。」

とありますが、私も一時、菓子袋のビニールタイや、いろとりどりの工作用のモール、もノーズフィッター用に考えてみたんですが、ラッピング用や工作のものは、赤や黄色など派手なものが多いので不織布マスク部分に入れると透けておかしいと思ってやめました。

私の経験だと、菓子袋や農業用のビニールタイよりも、使えなくなった使い捨てマスクのノーズ部分に入っているプラスチックワイヤーがおススメです。使えなくなった使い捨てマスクの再利用法についてはの記事はこちら→(薄くなった“不織布マスク”の利用法

ノーズフィッター用にお金を出して買うなら、手芸店などで売っている商品名「テクノロート」(形状保持プラスチック線材)がおススメです。

女性自身さんにお伝えしたいこと

女性自身さんの「不織布マスクの作り方」の記事を期待を込めて読みましたが、オリジナル性と再利用できる点では、“女性セブンオリジナル布マスクの作り方”の方に軍配があがります。

女性自身さんにはぜひ、また、「オリジナル」の「洗えるマスクの作り方」を新たに考えて記事にしていただきたいです。

その点では女性セブンさんは、いち早く、編集部でみんなで試行錯誤しながら「布マスクの作り方」を考えて記事にしてくださったのが、読者のこちら側にも伝わってきて、マスク不足のパニックと不安をなんとか自分たちができることで協力してあげようととする、思いやりが読者側にも伝わり、私は本当にうれしかったです。

結局、私は「女性セブンオリジナルマスク」は、作ってみたものの、私にはうまく作れず挫折しましたが。

でも、あの「女性セブン」の手作り布マスクの緊急レクチャーは、多くのお母さんたちを勇気づけ、励まし、安心させたと思います。「なあんだ、自分で作ればいいんだ。」と。

だから、女性自身さんもまたオリジナルで「洗えるマスク」を考えて、記事にしてみんなの不安を抑えてあげてくださいね。

でも、せっかく女性自身2020年4月21号を買ったので、この「洗えない不織布マスクの作り方」を私も一度作ってみましょうか?

でも、一度きりしか使えないんじゃねぇ・・・作る気力がなかなかわきません。

あと、女性自身の表紙に書いてる「布マスクより効果大、縫わずに10分不織布マスクの作り方」の「布マスクより効果大」は誤解を招くと私は思います。むしろ「誇大広告的」だと感じます。

マスク用の不織布と、クッキングペーパーやゴミ袋用の不織布は、同じではないと思いますよ。

使用目的も違うから、不織布の目の細かさも性能も機能も同じではないと私は思います。その辺を詳しく取材して調べたのでしょうか?

クッキングペーパーと台所用の水切り不織布とでつくった手作りマスクが、布マスクより効果があるとは私は思っていません。

私は、手作りマスクは、布だろうが、不織布だろうが、どっちもどっちで、ハンカチで口を押える程度の機能だと思って、それを承知で何もつけないよりはマシだと思っていますけど。

ましてや、花束用の不織布は、目がものすごく粗いものもあるのに(私はかつてフラワーアレンジメントを習っていたことがあったから知っているんですが)

また、記事には材料のキッチンペーパーが品薄で手に入らない時には、「不織布タイプの使い捨てふきんや、花束などに使われる不織布のラッピングシート、エアコン用フィルターが代用できる。」って書いてあって、ちょっと気になりました。

エアコン用って、大丈夫なの?

ちなみに、縫わない不織布マスクなら、私はホッチキスで不織布を留めてすでに2月に作ってますけど、それ、洗濯機で、ブラジャー用の洗濯ネットに入れて洗ってみたら、結構大丈夫でしたよ。ただ、ホッチキスだと、ちょっと危ないし、洗うと錆びたらどうしようと思って、手縫いで不織布を左右を縫ってみたのです。

だから、縫わないのがいいのなら、ホッチキスなら、縫わないし、しかも洗えることは洗えます。

2~3回しか洗ってないから、その先どうなるかは実験していませんが。

なんか今回の“女性自身のマスク記事”は全体的に、記者の裏付け取材が甘いな・・・・って思ってちょっと残念でした。

女性自身、次、期待していますね。

まとめ

みんなでいろんなアイデア出し合って、切磋琢磨して、いろいろより良い方法を考えて、このマスク不足を乗り切り、新型コロナウイルスに負けずに生き残りましょう!

 

関連記事:

2020年2月14日公開:不織布マスクの作り方

不織布マスクの洗い方

上の記事も含む、マスク関連記事のまとめ

 

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自己紹介

lily

脳脊髄液減少症のサバイバーです。私が生きているうちに「原因不明」「異常なし」「精神的なもの」とされたり、何かすでに別の病名がついている人たちの中に、脳脊髄液減少症が隠れている可能性について、広く社会に伝えたいと思っています。

「脳脊髄液減少症を知っていますか」

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