リカ場 ~私の脳脊髄液減少症のリカバリー~

原因不明の症状が「脳脊髄液減少症」だった私が、世界中に伝えたいこと

マスク再利用・メーカーの気持ちと私の気持ち

time 2020/03/07

マスク再利用・メーカーの気持ちと私の気持ち

FNN PRIME オンラインのFNN.jp編集部のの記事「マスクを消毒したら“再利用”できるって本当? 実際はどうなのかマスクメーカー2社に聞いた」という記事があってそれを見ていたら、マスクの再利用について、マスクメーカーの意見がのっていて、今までなかなかメーカーの気持ちの報道がなかったので参考になりました。

 

マスクを消毒したら“再利用”できるって本当? 実際はどうなのかマスクメーカー2社に聞いた

2020年3月4日 水曜 午後4:30
経済産業省は「マスクの再利用」について、「1つのマスクを長く使ってもらうため、洗ったり、消毒液をつけることで、2〜3回程度は再利用できることを業界団体から周知してもらう」方向で検討したというが、結局、周知はされなかった。

果たして、不織布マスクの「使い回し」はその効果や衛生面について、問題ないのだろうか。国内のマスクメーカー2社にお話を伺った。

ウイルスの捕集効果が減る可能性あり
――「不織布マスクを消毒して再利用」というのはできるものなの?

家庭用の不織布マスクにつきましては、衛生用品ですので、使い切りを想定して製造・販売をしており、洗ったり、消毒して再利用した場合の効果について、検証は行っておりません。

しかし、消毒したり洗ったりすることで、マスクの機能が落ちてくる、パッケージに表示している効果が薄くなるといった可能性があります。

フィルターに帯電処理をほどこしてウイルスの粒子を付着させているタイプの不織布マスクでは、液体に濡らしてしまうことでウイルスの捕集効果が減るということが想定されます。

お話を伺ったメーカーによると、製造・販売を行っている不織布マスクが再利用が可能かどうかのデータはないそう。一方で、飛沫感染対策用のマスクは、ウイルスを吸着させるためのフィルターが濡れてしまうことで、その効果を十分に発揮できない可能性があるというのだ。

再利用できるということは言えません
続いて、『超快適マスク』『超立体マスク』などを製造・販売しているユニ・チャーム株式会社にも同じ質問をぶつけてみた。

――「不織布マスクの再利用」というのは可能?

メーカーといたしましては、使い捨て用として販売している不織布マスクを再利用できるということは言えません。基本は1日1枚使っていただくことを想定しております。

今回、2社にお聞きしたところ、どちらも不織布マスクの再利用については「使い捨てを大前提として製造しているため、推奨できない」という回答だった。

その理由として挙げられたのが、マスクのフィルター効果が薄れるということ。

咳やくしゃみなどの症状がある場合はウイルスを飛び散らせないよう、マスクが必須となってくる。再利用したマスクはウイルス飛散防止の効果が減る可能性があるということで、このような症状がある場合は使用NGとなる。

こうしたマスク業界の反応もあって、マスク再利用の周知には至らなかったことが想像できるが、品薄で1日1枚使い切りできるほどのマスクが出回っていないのもまた現実。
では、マスクがないとやっぱり不安…予防策としてマスクを使いたい、知らず知らずのうちに自分が感染源となっていないか心配という人たちはどうすればよいのだろうか。

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私の意見

これを読んで、納得しました!。経済産業省が、結局「マスクの再利用について」何も言わなかったわけが・・・。

おそらく医療者というより、マスクメーカーが反対したんだろうね。
もし、使い捨ての不織布のマスクの再利用で何かあったら、製造者責任を取らされるのではないか?と恐れたのかな?それとも、今後花粉症のシーズンとかにマスクが売れなくなることを恐れたのかな?

でも、「使い捨て」と明記してあるマスクを、その人の判断で再利用して風邪やインフルエンザにかかったからといって、「感染したじゃないか!」とメーカーにクレームつける人が出てきたとしても、メーカーは罪にならないと私は思うんですが?違うのかな?

それに、なぜ、使い捨てマスクを洗うと機能が落ちるのかが、この記事の説明でやっとわかりました。マスク工業会の文書だけでは理解できなかったことが、メーカーを取材して話を聞いてくれたFNNのやさしい言葉での説明のおかげでやっと理解できました。

フィルターに帯電処理をほどこしてウイルスの粒子を付着させているタイプの不織布マスクでは、液体に濡らしてしまうことでウイルスの捕集効果が減る。
不織布マスクが再利用が可能かどうかのデータはない。飛沫感染対策用のマスクは、ウイルスを吸着させるためのフィルターが濡れてしまうことで、その効果を十分に発揮できない可能性がある

つまり、使い捨てマスクのフィルターには「ウイルスの粒子を付着させるような帯電処理を施しているもの」があるんですね。それは「洗うことで濡らしてしまうとウイルスを捕まえる効果」が落ちてしまうんですね。

そりゃ使い捨てマスクのメーカーも、使い捨てが前提で作っているから、不織布のマスクの再利用が可能か実験なんてしてないからデータはありませんよね。でも、今後のためにも、今回のことをきっかけに、ぜひ実験してみてほしいです。
よろしくお願いします。

メーカーさんのとまどいはよくわかります。だって使い捨て用に作ってきたんですものね。使い捨てマスクの再利用について取材されたってメーカーとしは「使い捨ててください」としか言えないですよね。

それに万一、洗っても機能落ちるがしないよりマシとなったら、今後使い捨てマスクが売れなくなるのではないか?と心配ですよね。

でも、大丈夫ですよ。多くの人たちは、使い捨てマスクは本体使い捨てだってわかっているはずだし、再利用してもその限界もわかっているし、洗うことでの機能が、新品よりは落ちることも想像してますから。

かならずまた「使い捨てマスクはまた必ず買いますから」。少なくとも私はそうですから、安心してください。

だから今後、機能性はともかく、とにかく素材として洗えることがバレても、今後、使い捨てマスクの売り上げが下がることはないと思いますよ。

最後に、このFNNPRIMEの記事のコメント欄に

「タオルやハンカチ、自作のマスクで代用できるなら、たとえ性能が落ちようとも洗ったマスクを使えばいいってことじゃん。」と書かれていた意見に、私は一番共感してしまいました。

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自己紹介

lily

脳脊髄液減少症のサバイバーです。私が生きているうちに「原因不明」「異常なし」「精神的なもの」とされたり、何かすでに別の病名がついている人たちの中に、脳脊髄液減少症が隠れている可能性について、広く社会に伝えたいと思っています。

「脳脊髄液減少症を知っていますか」

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