リカ場 ~私の脳脊髄液減少症のリカバリー~

原因不明の症状が「脳脊髄液減少症」だった私が、世界中に伝えたいこと

付き合う人は学歴より“人間性”を重視する

time 2017/06/25

付き合う人は学歴より“人間性”を重視する

すばらしい学歴と経歴をお持ちのエリート国会議員の暴言・暴行を知って、私は改めて、人は経歴・学歴よりも、人間性が大切だな、と感じました。

これは医師にもいえることです。
どんなに素晴らしい学歴と経歴をお持ちのエリート医師であっても、平気で患者の心を傷つける人もいます。

いくらエリートでも、それがイコール「人間的に素晴らしい人」であるとは言えないことを、脳脊髄液減少症になって、主治医に出会うまで、いろいろな医師を巡ったことでいやというほど感じ続けてきました。

原因不明の症状を抱えて、したくもない“ドクターショッピング”をせざるを得なくなって、いろいろな医師、さんざん冷たい仕打ちを受けた経験からそう感じます。

昨今の医師選びは、インターネットやマスコミからでしょうか?
それはそれで否定はしませんし、私も、そういった情報は頼りにしますけれど、結局、医師も人間ですから会って「面接」してみるまで、どんな人かわからないのが本当のところです。

マスコミが医師を取り上げると、患者はこぞってその医師に殺到するようです。
しかし、マスコミに出ている医師が、必ずしもその人にとってベストな医師とは限らないと私は思うのです。

会ってみるまでその人の性格や人間性はわからないのですから。

むしろ、あまりにも本を出したり、テレビに出たりとマスコミに引っ張りだこの医師は、おそらく患者さんをじっくり診る暇は忙しすぎてあまりないんだろうなぁとか、患者と向き合うよりも、ビジネスの方を優先している考え方の医師なんだろうなぁとか私は考えてしまいます。

マスコミに一切でなくても、めだたなくても、経歴は普通でも、とても真摯に患者と向き合い続けている医師もおられますし、そうでない医師もいます。
医師も人間。神様じゃないのです。

患者にとって、一番自分をわかっているのは自分ですから、自分に合った、自分を救ってくれる医師を探すのも、結局は自分なのだと思います。
ホームドクターがいくら紹介してくれた医師でも、自分に合わない、受診が苦痛では続きませんし、その逆で、ホームドクターが勧めないような医師でも自分を救ってくれる場合だってあると思います。

医師を選ぶ時、まず、患者は、医師は神様だと思わず、私たちと同じ普通の人間だという意識を持って、自分が尊敬でき、自分が目標にできるような姿勢で生きている人を選ぶべきだと思っています。

あいだみつをさんの言葉に「人の幸、不幸は、人の出逢いで決まる。よき出会いを」というような一文がありますが、

本当にそうだと思います。

けれど、その出会いを待っているだけでは何もはじまらないと思います。

いい出逢いをするためには、結局は自分自身の行動力のような気がします。

人間性の高い、自分を高めてくれる、あるいは元気にしてくれる、人として尊敬できるような生き方をしている、自分が目標にできるようなそんな素敵な人とのよき出逢いは、医師であろうと、配偶者であろうと、自分で行動し見つけるものだと、私は思っています。

これからの人生も、よい人との出逢いを積み重ねていきたいと思っています。

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自己紹介

lily

脳脊髄液減少症のサバイバーです。私が生きているうちに「原因不明」「異常なし」「精神的なもの」とされたり、何かすでに別の病名がついている人たちの中に、脳脊髄液減少症が隠れている可能性について、広く社会に伝えたいと思っています。

「脳脊髄液減少症を知っていますか」

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