2020/07/04

毎日毎日テレビウォッチャーの私は、今まで、いろいろな方の苦しい弁明や、謝罪会見の放送を見てきたのですが、それで得たものがあります。
これは私個人の本能からの感覚なんですが、嘘を言っている人には特徴があると感じます。
別に嘘発見器などを使わずとも、その人の目や表情、動き、言葉遣いをよく観察すれば、なんとなくその人が嘘を言っているかどうかがわかります。
この能力も、本来は、自分を危険から守るために、人間に備わった能力なのかもしれませんが、その危険回避能力が落ちてしまっているから、多くの人たちが、詐欺にあったりして被害を受けてしまうのかな?と思ってしまいます。
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嘘を言っている人の特徴
・ものを言いながら目があちこちに泳ぐ。
・「イエス」「ノー」で答えられることを、「イエス」「ノー」で答えないで、余計な言葉で濁す。
・人の目を見て、はっきりものを言わない。
・いろいろ聞かれると、だんだんと言葉に整合性がなくなっていく、言っていることがブレている。
・言葉や声、見た目から自分の保身や嘘を言わされているのがなんとなく、直感的にこちらに伝わってくる。(これは人間に備わった超能力なのか、危険な人物を判別するための本能なのか?言葉の音程なのか声の音程なのか、言葉の間なのか、しぐさなのか、その人体から発する波長なのか、表情からなのか、それらの総合的なことで人の脳が判断するかわかりませんが・・・)
・話す時、涼しい顔ではない。(汗だくになったり、顔に汗がなくとも、見えない部分でわき汗などで汗だくになったり、しているように感じる。)
・普通の人なら覚えているはずの自分の行動なのに「記憶にない」とか「覚えていない」とか「(自分は言っていないと)「~と思う」と。
人間には本来人を見ぬく本能がある
私も記事を書くとき、「正直」という言葉を使いますが、「正直」「正直」と何度も連発はしません。
人は嘘を言っているとき、「正直に自分がものを言っていない」という自分をごまかすためと、相手に嘘を見破られたくないと考える本能から、人は無意識に「正直~」という言葉を多用してしまうのかな?と思ったりします。「正直」という言葉は、普通一回使えば十分なわけで、何度も何度も繰り返し使う時、人は無意識に自分の中の「正直ではない部分」を「正直」という言葉で覆い隠そうとしているのかな?と思いました。
人間も、昔から敵は他の危険な動物だけではなく、時には仲間であるはずの人類が敵になることもあったはず。
そういった同じ種の敵からも自分を守るために、「危険な人物を見抜く」能力も、本来備わっていたと思うんです。
そういう、本来人間がもっているはずの、危険回避能力、危険を見抜く能力、嘘を見抜く能力が、だんだんと薄れてしまったため、詐欺にあったり、被害にあったりする人が増えてしまったのかな・・・。
だとしたら、人間の本来持っているはずの、危険回避能力としての、嘘や間違いを見抜く能力が落ちている人たちが現代では増えてしまっているのかな・・・と思うと、とても残念だし、悲しいことです。
私は、幸か不幸か、脳脊髄液減少症という、当時は目には見えない誰にもわかってもらえない症状を抱えてしまったために、いろんな医師を渡り歩く羽目になり、いろいろな医師にあって、相手にされない思いや、心無い言葉をぶつけられたりしたおかげで、人を見る目は鍛えられてきました。
今は、だいたい一発で、いい人か、いい医師か、この人は根はいい人だけど、今はわかっていないだけで、知識を伝えていけば、いつかわかってくれる人か、だいたいわかるようになりました。
嘘をつく人、いい加減な人、自分の心や体に危害を与えるような人は、もっとすぐ判断できるようになりました。