リカ場 ~私の脳脊髄液減少症のリカバリー~

原因不明の症状が「脳脊髄液減少症」だった私が、世界中に伝えたいこと

“煮だし麦茶の香り”は眠りを誘う?

time 2017/09/14

“煮だし麦茶の香り”は眠りを誘う?

昨夜、麦茶を煮出していました。

この夏、ずっとしてきたことですが、夜に麦茶を煮出すとその香りでなぜか、昼間に嗅ぐよりもとってもリラックスを感じるのです。

そのせいか、昨夜は、アミノ酸グリシンの「グリナ」を飲まなかったのに、昨夜もよく眠れた感じがします。

最近、眠りはじめはけっこうぐっすり眠れているみたいです。

その証拠に、深夜を過ぎて帰ってくる車の音で、いつもはすぐ目覚めてしまうのですが、ここのところ、深夜の帰宅の車の音では全く、目覚めなくなったからです。

いろいろ気をつけた結果、眠りが深くなったのでしょうか?

煮出し麦茶の香りも、絶対何かあると感じています。

煮出している最中の麦茶のその香りが夜の部屋にたちこめると、なぜか、とってもリラックスするのです。

幸せな気持ちで眠りにつけるというか、心配ごととか悲しいこととかすっと消えていくような、そんな落ち着く香りです。

いつもは、DHCのアロマを部屋にスプレーして寝たり、いろいろなアロマを日替わりで使ったりしていますが、昨夜は、この煮出し麦茶の香りだけで、満足してそのまま寝てしまいました。

煮出し麦茶については、昨年も記事「煮出し麦茶の香りと緑林の香り」を書きましたが、そのときは「煮出し麦茶」にすでにリラックス効果を感じていたのですが、緑林の香りも混ざっていたので、単独で煮出し麦茶だけの香りというわけではなかったので、今回は本当に「煮出し麦茶の香り」だけで試すことができてよかったです。

「煮出し麦茶の香り」という「アロマ」もぜひメーカーには開発して作ってほしいと思いました。

また、睡眠の研究者には、煮出し麦茶の香りと脳、と睡眠の関係についても、調べていただきたいと思いました。

カゴメが2007年に杏林大学の古賀良彦教授との共同研究で「六条麦茶を原料とした麦茶の香りにリラックス効果が期待」できることを発表しています。

古賀良彦教授のコメントによると

カゴメのホームページの共同研究者 杏林大学医学部 古賀良彦教授のコメントによると、

α波(※2)とは、脳が円滑に機能していることを反映することから、リラックス度の指標とされる脳波成分です。我々の研究グループは、これまでに、コーヒーやワインの香りに、α波出現量を増加させるものがあること、また香りの脳機能に与える影響は、同じ嗜好飲料の中でも種類や濃度によって異なることを明らかにしてきました。麦茶には焙煎香を特徴とするアルキルピラジン(※3)類をはじめ、多くの香気成分が含まれています。その香気成分の種類や含有量は、原料麦や焙煎、ドリップなどの製造条件によって差異が生じ、異なる香りを呈するようになります。今回、六条大麦を原料とした麦茶の香りに注目して評価を行ったところ、α波の出現量が増え、心理的評価の結果からリラックスしていることがわかり、六条大麦を原料とした麦茶の香りには、リラックス効果が期待できました。

注意書きによると、

※3 アルキルピラジン
ピラジンとは、二つの窒素を含む、右図のような六員環構造をもった化合物である。このうち、2 3 5 6位の水素が、 メチル基やエチル基といった、アルキル基によって置換されたものをアルキルピラジンと呼び、麦茶の香り成分の一つである。 カゴメは、アルキルピラジンを多く含む麦茶が、血液流動性を向上させることを明らかにしてきた。

麦茶の香り成分に血液流動性をたかめ、リラックス効果があることはすでに10年前に確認済みのようです。

やはり、体が感じることは、何かがあるものですね。それが科学的根拠が得られているか、いないかだけで・・・・。
体が直感的本能的にいいと感じること、ここちいいと感じることは、それはきっとその人の脳にとってもいいことなんだと思いました。

カゴメと古賀教授には、もっと「麦茶の香り成分」の研究を続けていただきたいと思いました。

特に、私は、冷えた麦茶ではなく、特に「煮出している最中の湯気」からたちのぼる「煮出し麦茶の香り」ももっと詳しく成分を調べていただきたいと思いました。
冷えた麦茶と、煮出し中の麦茶の香りの差も調べていただきたいです。、

麦茶の香りを寝る前に嗅いだ場合と、嗅がなかった場合とで眠りの深さや質を脳派を測って調べていただきたいと思いました。

私の実際の経験、自主的な人体実験では、寝る前の「煮出し麦茶の香り」は絶対、人の脳を眠りやすい状態に導いていると感じています。これについて、科学的根拠、エビデンスで証明していただきたいです。

煮出し麦茶の効用については、まだあまり研究されていないと思いますから・・・・。

関連記事:煮出し麦茶の香りと緑林の香り

sponsored link

コメント

  • リリーさん

    またまたすいません。
    このタイトルだけずっと気になってまして。
    煮出し麦茶の香り。
    私も好きです。
    幼少の頃、夏近くになると毎晩煮出し麦茶を作っていました。
    あの香ばしい香りは、比較的悩みの少ない(^^)幼少の思い出です。
    落ち着きます。翌日冷やして飲むのですが、疲れが取れるというか
    落ち着きますよね。
    熱いほうじ茶は嫌いだったのですが、世の中の苦労がわかるとともに美味しく感じるようになりました。^_^

    by 青空 €2017年9月19日 1:51 AM

down

コメントする




*

自己紹介

lily

脳脊髄液減少症のサバイバーです。私が生きているうちに「原因不明」「異常なし」「精神的なもの」とされたり、何かすでに別の病名がついている人たちの中に、脳脊髄液減少症が隠れている可能性について、広く社会に伝えたいと思っています。

「脳脊髄液減少症を知っていますか」

最近のコメント

2023年5月
« 9月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

amazon

広告

広告

リンク集

にほんブログ村ブログパーツ

人気ブログランキングブログパーツ



sponsored link