2020/07/04

2020年3月1日に、「洗いすぎて毛羽だったマスクの再生法」という記事を書いたんですが、その後気づきがあったのでつけたします。
不織布マスクを私は洗濯機で洗ってきたんですが、よりマスクの毛羽立ちを出さないようにするには、普通コースではなくて、洗濯機の「手洗いコース」や「押し洗いコース」にした方がいいと思いました。
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不織布マスクはやさしく洗えばけっこう持つはず!
私、今年の1月末からずっと、不織布マスクを、洗濯機で「ブラジャー用洗濯ネット」に入れて、普通に洗剤入れて、普通に柔軟剤入れて、「お急ぎコース」っていう、普通より短時間の20分ぐらいで洗い上げるコースで洗い続けてきたんです。その結果、不織布の驚くべき丈夫さに気づきました。
もともと、10年以上前からマスク愛用者だった私は、使い捨ての不織布マスクを洗って再利用したことはありましたが、新型コロナウイルス感染症(covid-19)が流行る前は、こんなに一枚のマスクを繰り返し洗ったことはありませんでした。
今回は一枚につき、軽く10回以上は洗っていると思います。
けれど、そんなに洗っても、表面は毛羽立っては来ても、形はけっこう保ち続ける丈夫さに驚きました。
手洗いでの丁寧な押し洗いがベストかもしれませんが、忙しくてそんなことやっていられない人は、洗濯機の「手洗いコース」「押し洗いコース」がいいのではないか?と思いました。
うちの場合だと「おうちクリーニング」というおしゃれ着洗いコースがあるんですが、それだと、あまりに洗い方が丁寧なので、時間が40分ぐらいかかっちゃうんで、そんなにマスク一枚洗うのに、洗濯時間と水を使いたくないので、20分の普通の洗濯の短縮コースで普通に洗ってます。
それに、マスクは個人ごとに別々に洗うのが理想ですが、そんなことを最近はやっていられなくなって、家族のマスクを全部一緒に洗ってしまってます。
たかがマスク数枚を洗うのに、大量の水で20分間もかかって、何度かすすいで、注水ですすぐし、抗菌の洗剤と、抗菌の柔軟剤使うので、いちいちひとりごとに洗わなくても大丈夫かな?と。
別に、感染している家族もいないし。
もちろん、誰か感染している家族がいたら、感染した人の衣類やマスクと、感染していない人のものを洗うのは、やめた方がいいと思うけれど、そうでないなら、一緒に洗っても大丈夫かな?と。
毎日、毎日、マスク洗っているので、私はとても手洗いなんかできません。
洗濯機で普通に洗ってます。
不織布マスクは洗濯機で洗っても、見た目、新品同様にキレイに洗いあがるってことに、そろそろ多くの人も気づいてきているのでは?
それに気づかれるのが、マスクメーカーは怖かったのでは?と最近思います。
こんなに丈夫なら、医療関係者でもない普通の人が近所に出かけるときに使う程度なら、別に洗って使うことを、そんなに「危険視」する必要はないのではないか?と思いました。
一般人が使う不織布マスクは、医療者とちがって、一回ごとに使い捨てなくても、洋服と同じで、ただ、素材が洋服よりは耐久性がない素材ととらえて、「使い捨て」が常識ではなくて、「再利用可」のものとして、認識してもいいんじゃないか?と思います。
不織布は本来、水に強いはず!
「基本的に洗って再利用してはいけない。洗って使うことは推奨しない。」と言われ続けている、使い捨ての不織布マスク。
私は、10年以上前に、「不織布マスクが以外にも水洗いに強いこと」を知ってしまって以来、1回は洗って再利用きた手前、今回の新型コロナウイルス感染症予防で、マスクを予防的にしている人たちに対して、専門家がマスクは効果があるだのないだの、「洗って使うのは推奨しない」だの、理想論ばかりのいろいろな意見を言っているのを、「専門家なんか、半ば、冷ややかに見ていました。
専門家は、マスクの外し方も、マスクの外側を触れずに、耳のひもをもって、そのまま自宅のゴミ箱のビニール袋の中に捨てる、とか、「まるで、猛毒ウイルスがマスクの外側についているかのような指導が、2月にはテレビであふれていました。
が、私はそんな報道も冷静に見ていました。
最近はそういう「使い捨てマスクは絶対つかいまわしちゃダメ!どんどん捨てて、毎日新しいものに替えましょう!」的な専門家の意見をそのまま流す報道はほとんどみなくなったと感じます。
そもそも、不織布って、花束を包む色とりどりの紙みたいなのとか、台所の三角コーナーの水切りネットとか、
換気扇の油汚れ取るための使い捨てフィルターとか、だしをとったり油をこしたりするクッキングペーパーとか、ぬれティッシュとか、アルコールティッシュとか、使い捨ておしぼりとか、赤ちゃんの使い捨てのぬれおしりふきとか、大人用の使い捨ておしりふき、とかに使われていますよね。
それって、「不織布は、油や水に強い」って「証明」ですよね。
だったら、不織布のマスク、洗えますよね?洗って機能が低下するかどうかは別にして、機能なんて度外視して、洗えるかどうかだけ考えたら、洗えますよね?
水に溶けない、油にとけない素材だったら、水で洗えるはずですよね?
どうなんですか、メーカーさん!。
まとめ
不織布は水につよいけれど、不織布マスクを洗濯機で洗う時は、なるべくなら「押し洗いコース」や「手洗いコース」など、やさしく洗うコースの方が、マスクの表面が毛羽立ちにくいと気づきました。
手洗いが一番かもしれませんが、私は続きません。私は「手洗い」より大量の水でバシャバシャジャブジャブしっかりじっくり洗ったマスクの方がつけていて気持ちがいいから好きです。
あと、毛羽だったマスクに、洗濯ノリスプレーをして使ってみたんですが、うちにもともとあった洗濯ノリスプレーはマスクにスプレーすると匂いが不快で苦痛でした。
これはマスクをつけてみるまで気づきませんでした。ご注意を。
私は、試しに別のメーカー(ライオンの「お洋服のスタイルガード」というスプレー」を昨日、買ってきました。
これを洗って毛羽だった不織布マスクにスプレーしてみたら、匂いも「デオドラントグリーンの香り」でいいから、これなら使えそうです。「しわとり、消臭、除菌、防臭」と書いてあるので、消臭、除菌効果があるなら、ない「洗濯ノリスプレー」より、なおいいと感じました。
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マスク関連記事のまとめ
↑ の中には、以下のような記事のほか、順次更新した関連記事がまとめられています。
・“マスク再利用”表記なければおススメしません・テレ朝ニュース
・「使い捨てマスク再利用できる?」NHKおはよう日本2月8日放送を見て