リカ場 ~私の脳脊髄液減少症のリカバリー~

原因不明の症状が「脳脊髄液減少症」だった私が、世界中に伝えたいこと

自宅でできる カッピング使用感 ③

time 2016/05/27

自宅でできる カッピング使用感 ③

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血流UPカッピング

「からだにいいこと7月号」の付録の血流UPカッピングを試して、気に入ったので、もうひとセット買って、4個で全身に使い続けています。

使用後10日を過ぎて、いろいろと感じたことがあったので、また、ご報告します。

吸引後の跡は、「血流が悪い部分の吸引後の皮膚の変色」と遠回しなきれいな言葉でいうよりも、はっきり言って私は内出血による「あざ」だととらえています。

そんなあざがつくのは、いいとは思えないと家族には言われましたが、私は吸引であざがつくことが、悪いとは思っていません。

私は、少しでも体調が良くなるならば、全身、あざだらけになってもいい覚悟でとにかく、気になる部分に試しました。

両肩の冷えが、一番つらかったので、まず、両肩を集中的にカッピングで吸引しました。

タンクトップのままで、両肩を出して、 家事をしながら両肩に吸引カップをつけられるのも気候がいい、5月ならではだと思います。

これが冬だったら、寒くて、肌を出すこともつらく、吸引するカップを2分後とに張り替えるたびに、肌を出すのは寒くて
こんなに連続使用するのは難しかったかもしれません。

丸い吸引跡が次々と全身についていくと、本当に両肩に入れずみでもしているかのようになります。

正直言って一瞬、ぎょっとする外見です。私は、かまわず、半袖から出る腕の外がわの部分や、首まわりまでやったので、
外出時には、長袖と首回りが隠れる衣類が必要となりました。

私にとっては、跡がつくデメリットより体調が良くなる可能性のメリットの方が、勝ったからです。

1週間を過ぎたころからの感じた変化

はじめてカッピングを試した5月6日、一番濃い紫色の跡がついた場所がありました。

吸引されている間は、ぎゅ~と絞られる感じで、冷たく痛かった肩の部分が、とても気持ちよかったのですが、カップを外して、その色にぎょっとしました。それは、ちょうど、肩の上の部分、ブラジャーの肩ひもが当たる部分です。

不思議なことに、その部分だけが、両肩とも左右対称にものすごい、一番濃い紫色のあざができました。

特に、そこだけ、強く吸引したわけではないのですが、どこも同じ力でシリコンカップをペコンと押して肌に張り付けて吸引しただけなのですが、なぜか、その部分だけが、左右対称に吸引後に濃いあざとなりました。

それから肩中、背中、おなかといろいろな部分をカッピングで吸引して試したのですが、そんな濃い色になったのは、その両肩のその部分だけでした。1週間を過ぎると、5月16日にやった部分は、きれいにあざが消えました。

しかし、その両肩の部分の内出血のようなあざは、なかなか消えず、12日目の今日になってやっとあとわずかで完全に消えるというところまできました。
この両肩の部分が特に血流が悪かったのでしょうか?

不思議な変化

本当に不思議なんですが、カッピングで吸引してカップを外した直後、その部分がかゆくなり、皮膚がポカポカ暖かくなってきました。
その後もあざが残っている間も、あざが消えた跡も、ずっと肩が人肌に暖かいのです。

カッピングを徹底的に何十か所も自分でやった肩の背中側を触ると、以前のような芯から冷え切った、冷たさがないのです。

それまで、自分の手でさわっても、両肩から両腕にかけて、「ひやっ」とするほど、冷たい触感で、あきらかに体幹部のおなかなどより、皮膚の表面温度が低く感じていました。

貼るカイロを試したり、運動をして血流をよくしてみたり、お風呂であたためてみたり、ユニクロのヒートテックを着てみたりしましたが、とにかく、肩そのものが真から温まりませんでした。

交通事故での激しい衝突をされたことで、むち打ち症のように首が激しく振られ、それによって腰椎あたりから髄液が漏れ、それによって、脳脊髄液減少症となり、結果、首から下の両腕に行く神経がおかしくなり、肩が凝り、血流が悪くなっていたのでしょうか?

脳脊髄液漏れを止めるブラッドパッチ治療を受けても、その血流がなかなか改善しなかったとでもいうのでしょうか?

大きな血管には問題はなくても、毛細血管の血流が悪いままだったのでしょうか?

私には肩が冷たかった原因の仕組みも改善の作用機序もよくはわかりません。

ただ、今自分でわかるのは、このカッピングをしてから、肩から背中にかけて、あのがんこな「ひやっ」とした冷たさがないことと、
本当におなかや、他の体の部分と同じ温度、「人肌」の温度に感じるようになったことです。

人の肌なんだから、人肌なのはあたりまえだろう、と言われそうですが、本当に人肌の暖かさになっています。
これが普通なんだろうと思います。
肩の背中側が人肌の温度になってから、朝起きたとき、「肩の冷えと左肩の痛み」を感じることがなくなりました。

あんなに悩んでいた特に左肩の冷えと痛みが、こんな(と言っては失礼ですが)雑誌付録で、変化が出るとは、本当に不思議で、驚きです。

私は以前、針治療に通ったことがあるのですが、今回のカッピングを試した感想は、あのときの、針治療中の氷が解けていくような固いものがほぐれていくような体感と、治療後の症状改善の即効性と症状改善の持続性の感じにとてもよく似ていると感じました。

なにがどう作用したのか、作用機序はよくはわかりませんが、雑誌の説明にあったように、悪い血が吸引で引き上げられて、血が通りやすくなるのか(にわかにはこの説明は信じられないのですが)とにかく詳しい作用機序はわかりませんが、体調が良くなったのは事実です。

私個人の考えでは、吸引で、内出血すると、体が「こりゃ~たいへんだ~」とそこに血流を増すのかも?
あるいは、内出血というダメージで、修復の手段として、新しく血管ができてくるのかも?なんて想像しています。

だって、私はNHKの「趣味の園芸」を時々見るんですが、花の苗の植え替えのコツとして、
花の苗を買ってきて、ビニール製の容器から出して、そのままプランターや地植えにするのではなく、容器の中に張り巡らされた根の周囲を少しほぐして切ると、そこから新しい根が出てきて、植物が元気に育つとテレビで言っていましたから。

「こりゃ~大変だ~新しい根をのばさなきゃ~」って思って新しい根が伸び始めるらしいですから。
人間の体の血管にだって、そんな仕組みがあるんじゃないか?と思いまして・・・。

多少のダメージは、刺激として、生物の「修復のスイッチ」をオンにするのかも?と考えたりもしています。

肩の背中側は暖かくなりましたが、まだ、肩から伸びる腕の外側が冷たいので、引き続き、試してみます。

それにしても、自宅で自分でできる、こんな「針治療に似た効果」を感じる、不調対策法があったとは、とにかく目からウロコの出来事でした。

私が、過去に書いたカッピングに関する記事

自宅でできるカッピング使用感 ①

自宅でできるカッピング使用感 ②

からだにいいこと7月号 その後①

カッピングで、肩の痛みと冷えの改善

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自己紹介

lily

脳脊髄液減少症のサバイバーです。私が生きているうちに「原因不明」「異常なし」「精神的なもの」とされたり、何かすでに別の病名がついている人たちの中に、脳脊髄液減少症が隠れている可能性について、広く社会に伝えたいと思っています。

「脳脊髄液減少症を知っていますか」

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