リカ場 ~私の脳脊髄液減少症のリカバリー~

原因不明の症状が「脳脊髄液減少症」だった私が、世界中に伝えたいこと

自宅でできる、カッピング使用感②

time 2016/05/23

自宅でできる、カッピング使用感②

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カッピングを一週間試してみました。

月刊からだにいいこと 2016年 07 月号 [雑誌]
の付録で、
5月16日の月曜日から17日、18日、19日、20日、と本日21日、22日と、カッピングを試してみて、早1週間が過ぎました。

前回の記事の後ろに、後日談も少し書き足しましたが、カッピング当日、翌日からの体の変化と、現在までの感想を書いてみたいと思います。

まず、家で、こんなに手軽に、体の不調を緩和できるチョイワザがあったことに、驚きました。

肌が冷たかった肩に試してみた、使い始めた当日も、カップを外した直後から、冷たかった肩がポカポカするのを感じましたが、それはもしかして、吸引での反応で熱を持ったのかも?と思ったりもしました。

しかし、前回も書いたように、肩をシリコンカップで吸引したのに、引っ張っていない部分の顔まで血行がよくなったようにピンク色になったので、おそらく、血行の改善による暖かさなのだろうな、と思い直しました。

翌日の変化

この暖かさはやはり血流の改善では?と確信したのは、使った翌日のことです。

朝起きたとき、いつもは冷た~い肩が 「あれ?」と思うほど、ホカホカと暖かいのです。

肩の皮膚が触ると冷たくて、肩が痛くて、しかたがなかったのに、触ってみると、ふつうの体温の暖かさを感じます。

乳房もいつも冷たかったのに、首の下から胸にかけての皮膚も、暖かいのです!。

そのときの私の、正直な感想は「そんな、ばかな・・・あんなことで?」というものでした。

あんなにお風呂で温めても、温泉に入っても、何をしても温まらなかった肩があんな小さなシリコンカップを張り付けて、2分たったら外すを繰り返しただけで、外した瞬間から皮膚がかゆくなって、皮膚が赤黒く変色したけれどそれから、ぐんぐん暖かくなるなんて、信じられない思いでした。

これはもしかしたら、やはり吸引で、紫色のあざのような跡がついたところが、炎症反応を起こして熱をもっているのかも?とも一瞬疑いましたが、すぐ違うとわかりました。

吸引していない部分も暖かくなっていたからです。
たとえば、腰回り、股関節の外側には吸引しましたが、股関節の内側には吸引しませんでしたが、恥骨に近い、両即の股関節部分が、とてもポカポカしています。

特に左側の恥骨近くの股関節部分は、おととしの秋から、痛みが時々出ていた部分でした。
そこの部分の皮膚温度が、触ると暖かい程度に感じ始めたのです。

顔も赤みを帯びた顔色になりましたし、なにか全体的に、体に何か変化が起こったとしか、思えませんでした。

やはり、血流がUPしたのでしょうか?そうとしか思えません。

家族に試してみたら・・・

5月16日の夜、私以外の人間の反応を見たくて、家族の背中にも試してみたのですがカッピングしてあげたら、外した直後に背中がかゆくなったらしく、それで、「あ~かゆい、かゆい、もういやだ。」といい、そのかゆいのは血流UPによる改善の証かも」と私が説明しても、とにかく嫌がってそれ以上カッピングを試そうとしませんでした。

その上、私の背中のカッピングやりまくりで、両肩がまるで、「遠山の金さんの入れ墨状態」のような赤黒いカッピングのあとを見て、
(私の背中から肩にかけてのカッピングの跡の写真をUPしようとしましたが、あまりにグロテスクなのでやめました。)

顔をしかめて、「そんなの、いいとは思わない!。」とまで言われてしまいました。

はやり、健康上、何も悩みのない人には、このシリコンカップによるカッピングによるメリットより、血行が良くなることで起こると思われる、吸引後のかゆさや、吸引跡をデメリットととらえて、そのデメリットのほうが、メリットを上回ってしまうような感想をもってしまうようでした。

私がはじめての感覚に驚いたり、感動したりしていただけに、良さを共感してもらえなかったのは、少し残念でした。

しかし、この「カッピング」のよさがわからない人は、裏を返せば、それだけ、血流に問題がなく、健康グッズなどを試す必要性もないほど、恵まれた体の人間ということかもしれません。

私自身の感想

でも、私自身は、このカッピングであきらかに肩の表面の皮膚温度があがり、さわると冷たかった肩が、
ポカポカしてきたのは事実です。

この事実を前に、「こんなことで、人の体調って変わるものなの?」とあっけにとられた思いです。
人の体調は、いくつかのことが組み合わさってできているのかもしれません。

何か一つが改善すると、どんどんといい方向へころがりだすようなそんな感じがしました。

私はかねがね、どんな病気やケガでも、どんなにいい医師やいい薬がかかわったとしても、それはあくまで、人が自分で治す力が大切だと
感じています。

ですから、自分の体を自分で治すために、試してみていいと思うことは、どんどん取り入れてやってみることにしています。

今回、いつも読んでた健康誌の付録ということで使ってみたのですが、まさか、こんなに触って冷たかった皮膚の温度が暖かくなるとは、
思いませんでした。この変化は「第三者」である家族に触って確認してもらいましたから、暖かくなったことは私だけの思い過ごしでは
断じてありません。

驚くべきは、その暖かさが、1週間たった後、今も続いているということです。

吸引でついたあざは1週間たってほとんど消えていますから、あきらかに、炎症反応で熱を持った皮膚の暖かさではないことは確実だと思います。

どうして、こんなことで、冷たかった皮膚が暖かくなり、暖かくなったことで肩の痛みがやわらいだのか?はやり、毛細血管が関係しているのでしょうか?

痛みと毛細血管と、神経の関係は?わかりません。

ただ、冷たかった皮膚が暖かくなった、そして痛みがやわらいだ、ということは事実です。

詳しい作用機序は、私にはわかりません。

ただ、今はこちらに書いてある「悪い血を引き上げて血流をよくする。」という説明を、

信じるしかありません。

今でもその説明には少し「半信半疑ですが・・・」

とにかく、吸引の「刺激」で私の体に何か変化が起こったことだけは、確かです。

私は、今まで大きな血管の血の流れはよくしようと、運動や、サプリなど、いろいろ試してきましたし、
貼るカイロや湯たんぽ、電気毛布など、温めるグッズはいろいろ試してきましたが、

カッピングで、体が温まるとは、こんなアプローチ法があったとは、今回初体験してみて、初めて知りました。

人の体の回復への未知の可能性

人間の体って、こんなちょっとした刺激でも、それがテコが重い石を動かすときのように働けば、何としても動かなかった重い石が、ゴロンと動いて、いい方向へゴロゴロところがりだし、血流が増したり、凝りが取れたり、それによって、痛みが消えたり、体が楽になることで、気分もよくなったりと、どんどんといい方向へ変わっていく可能性を秘めているんだな、と思いました。

やはり、古来からの人が試していたことや、いいとしてきたことの中には、頭からバカにしないで、試してみる価値のあるものが
あるのかもしれないな、と思いました。

今回のものは、現在の私にはたまたまあっていたようで、いい体験をさせていただきました。

でも、こんなことでの体の変化を、私の地域の医師に話しても誰も信じてくれないかもしれないな~と思いました。

人間の体って、医学書に書いていないことってたくさんあると思うんですが、多くの医師の先生方は、患者の体験をバカにしちゃってなかなか信じてくれないのがちょっと残念です。

医師はエビデンス、エビデンス、とすぐ言いますが、私は、「患者の体感こそがエビデンスだ。」と、内心、思っています。

とはいえ、本当は、カッピングの使用前と使用後のビフォーアフターを皮膚温度のサーモグラフィで記録して、証明したかったです。

それにしても、健康情報満載の本に、こんな使える付録を2個もつけて、本体価格694円って、大丈夫なのでしょうか?と心配になってしまいました。
でも、そこが良心的な感じで、私は好きなんですが・・・。

私が、過去に書いたカッピングに関する記事

自宅でできるカッピング使用感 ①

自宅でできるカッピング使用感 ②

からだにいいこと7月号 その後①

カッピングで、肩の痛みと冷えの改善

月刊からだにいいこと 2016年 07 月号 [雑誌]

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自己紹介

lily

脳脊髄液減少症のサバイバーです。私が生きているうちに「原因不明」「異常なし」「精神的なもの」とされたり、何かすでに別の病名がついている人たちの中に、脳脊髄液減少症が隠れている可能性について、広く社会に伝えたいと思っています。

「脳脊髄液減少症を知っていますか」

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