2020/07/04

sponsored link
雑誌付録の血流UPカッピング
付録のシリコンカップを試してみました。
脳脊髄液減少症の私はまだ、不定愁訴のデパートのような体をもっているからです。
今までいろいろなことを試してきましたが、こうした皮膚の吸引という形でのアプローチ方法を試したのは
私は生まれてはじめてです。
ずっと以前から気にはなっていたものの、 施術を受ける勇気まではわかなかったまま 忘れかけていたカッピングをこうして思いがけず手軽に自宅で試す時代がきたことをうれしく思いました。
私には不定愁訴が今でもいろいろあるので、 なんでも試してみて、 いいと思うものは、続けたりしています。
不定愁訴をいまだ抱えて
特に、 私は昨年から、左肩がいつもとても冷たいのです。 そのせいか、肩に痛みが常にありました。
それに、両足の外側の腰回りと、 おしりの肌もさわると、 体幹の部分の皮膚よりかなりつめたく、
どうしても何をしても、温まらないのです。
冬場は、貼るカイロなど試してみましたが、 貼っているときはあたたかくても、 貼っていないときは、冷たい状態に戻ってしまいましたし、低温やけどが怖くて 続きませんでした。
以前、治療で改善し、日によっては、動けるようになった私は、 調子がいい時に、いろいろと運動して血流をよくしてみたりしました。
足のふくらはぎの筋肉を動かすと、全身の血流がよくなると考えて。
でも、運動で汗だくになったとき、 体幹の部分はさわると暖かい皮膚なのに、 おしりと、太ももの外側と肩から腕にかけての皮膚が別物ののように、触るとひやっとして とても冷たいのです。
お風呂で一時的に温まったても、すぐまた冷たい皮膚に戻ってしまい、 いつも肩や太ももの外側など、決まったところが冷えていました。
それに、お風呂で肩までお湯につかっているのも結構大変で、どうしても半身浴的にぬるめのお湯に長く入るため、 肩を温めるのは、なかなか難しいことでした。
カッピングについては、かなり昔の原因不明の体調不良に悩んでいたころから、 すでに知っていました。
ガラス玉を肌に当てて、ガラスの中を陰圧にして皮膚を吸引するという ものですが、 当時は半信半疑だったのと、体に吸引のあとがつくことが嫌なのと、さまざまな理由から、治療院に通ってお金を払ってまでして体験する勇気は ありませんでした。
私のお気に入りの健康情報誌の話
私は、実は、健康食品はじめ、健康雑誌、健康番組、などのオタクです。
医師に見捨てられ期間が長かったため、頼るものがなく、自然とそうなりました。私のお気に入りの雑誌の「からだにいいこと」もそのひとつ、もともとおまけ好きの私はこの雑誌にたまにつく付録が大好きです。
の付録の「血流UPカッピング」は何しろ、見た目が、ピンクの小さな二つのカップですから、 両手に持つと、
思わず!?、胸に当ててしまいそうなかわいい二つのカップです。
失礼ながら、本の付録のこんなカップで、血流がUPするの?と 私は半信半疑でした。
それに、ほとんど健康人でプチ不調の人には効果があったとしても、 私の治りにくいがんこな不調には、きっと効果は期待できないだろう、と最初からあまり期待はしていませんでした。
付録の袋には 「肩こり・疲労に効く!」と書いてありましたが 正直「ほんとうかな・・・」と思いました。
袋の後ろには、読みにくいながら、注意書きが小さな字で書いてありました。
あまりに読みにくいので、中に白い紙を入れて読んでみたら、 読みやすくなりました。
注意書きにはいろいろ書かれていますが、結局は「自己責任で使ってほしい。」ということでしょう。
使い方など、詳しくは「からだいにいいこと」のサイトがわかりやすいのでそれで確認しました。
私も「ご使用上の注意」を厳密に守るには、ちょっといろいろ事情はありましたが、 「自己責任で」試させていただきました。
付録のカッピングは2個セットなのですが、 失礼ながら、見た目は、100円ショップで売っているような
便利グッズみたいです。
あまり期待もせずに最初は ためしに1こだけ、特に冷えの気になる左の肩に試してみました。
とにかく、ここ半年、左肩が冷たく、とても痛いのです。
お風呂に入って温めても、 何をしても治らなかったので、 まず、一番に試してみたいと思った場所です。
私は、以前からカッピングすると、吸引した部分の皮膚の色が変色する可能性も知っていましたが、 そうなってもいい覚悟で、やってみました。
夏も近づき、次第に薄着になってきて、肌を出す機会も増えてきましたが、 吸引の後ができたら、ハイネックの衣類を着て肌を隠す覚悟で、 凝っててつらい左肩からやってみました。
本当に血流がUPするのか、疑問を持ちながら試す
まず、右手で持って、左の肩の上に、シリコンカップを乗せ、 吸引カップをペコンと押して肌に吸着させてみました。
次に、タイマーを2分にセットして、スタートさせました。
使用感で、まず最初に驚いたのは、 その扱いやすさです。 サイズも片手でペコンと押せる大きさだし、
シリコンの厚さも適度で扱いやすいことです。さらに、シリコンの吸着部分が、 2重になっていて、
肌の上にのせてペコンと押すだけで、簡単に肌に吸いつき、落ちないことです。
特に 私が一番困っている部分の肩の上のような 曲線部にも、しっかりと吸いついて落ちないのです。
「これは使えるかも?」と直感しました。
付録のわりに、しっかりしたつくりで、驚きました。
次に驚いたのは、その吸引力です。
私はガラス玉による吸引を試したことはないのですが、 これは、本の付録のシリコンカップとはいえ、
小さいながら、ぐんぐんと肌を吸い込み、冷たい肌の部分がぎゅーっと吸われて、
とても、イタ気持ちいいのです。
ぐいぐい肩の凝った部分が引っ張られる感じです。
私は初体験だったので、その引っ張られる感じの新鮮さと気持ちよさに 驚きました。
吸引で、血液がそこに引っ張られて集まってくるのでしょうか?
そんな感じがするのです。
マッサージでもまれるのとも違う、 押されるのとも違う、 同じ吸引でも、掃除機のような平面の一方方向への吸引力とも違う、 さまざまな方向への立体的な吸引力に感じました。
引っ張りながらもまれているような、 なんとも不思議な感覚です。
カップを貼り付けている間の感じは、 ハリ治療の時、固まった部分に針が刺さってそこから徐々に氷が解けるようにほぐれていった時の感覚と似ていると 感じました。
ピピッとタイマーの音がなり、 カップで皮膚を吸引してから分が過ぎました。
カップをはずしてみると、予想していた通り、 カップで吸った部分の肩の肌が丸く紫色に変色していました。
説明によると、 血流が悪い場所はカッピングをした後、あずき色のような紫色の後がつくようです。
血流がいいところは、カッピング後でも肌の色はあまり変わらないようです。
と、いうことは、 私の左肩は、相当、血流が悪かったのでしょうか?
そうこうしているうちに、 カッピングをしたところがむずむずとかゆくなってきました。
私は、そのかゆみの意味にすぐ気づきました。
「血行がよくなると、かゆくなる。」あの現象だと・・・。
たった2分間、小さなシリコンカップ1個を 試しに一番冷えて痛かった肩にペコンと押してのせて吸引しただけなのに、2分後、その青あざのような皮膚の変色にも驚きましたが、 そんなことよりも こんなにもかゆくなることに、 「これはもしかしたら、血行が悪いところは、これで血行がよくなるかも。」と期待感が増しました。
それからは、シリコンカップ2個一度に、 右の肩にも、左の肩まわりにも 体の気になる部分に張り付けては、
タイマーを2分にセットして、吸いまくりました。
初体験したカッピングの あのイタ気持ちいい、不思議な気持ちよさに、すっかりハマってしまい、 吸引のあとがたくさんついてもいい覚悟で、その日のうちに 今度は2個ずつ、肩、腰、股関節、背中、お尻など、 いろいろな場所に試してみました。
すると、不思議なことに、同じ吸引力で引っ張っているのに、 場所によって、2分後の肌の色が違っていました。
腰や、股関節やおへそまわりやふとももは、 肩のようなあずき色にはならず、薄いピンク色でした。
まったく肌の色が変色しない場所もありました。
腰や股関節や、胸の上などは、 左肩ほど、肌の色は変わりませんでした。
最初にカッピングをした、左肩周辺に、次々カッピングしてみましたが、 いくつか、やはりすごい濃い丸い赤紫色の後がつきました。
カッピング中も カッピングを取ったあとも、ほぐれる感じでとても気持ちがいいのです。
カッピングをした後は、その部分がとてもかゆいのですが その後、そこのかゆみがすぐ収まりポカポカしてその部分の肌温度が上がった感じです。
しかも、その暖かさが その後もずっと続いています。
時間がたっても、離れた場所も暖かさが続く
付録のカッピングを試してもう4時間たちますが、集中してなんどもカッピングをした左肩が あまりカッピングをしなかった右肩に比べて、 さわるとあきらかに右肩より暖かいです。
カッピングをし続けて、しばらくして、。何度か目の、シリコンカップを貼り変えるとき、
鏡を見て私の目の下の頬がほんのりピンクになっていたのに気づいたのです。
いつもは、血色が悪く、真っ白な顔色なのに・・・。
カッピングをしたのは、 腰とか、両肩とか、背中であり、 もちろん顔などしていませんが、 カッピングをしたその場所以外の、顔色までほんのり赤くなっていたのです。
これはもしかして、 顔にめぐる血流もよくなったってこと?と私は思いました。
カッピングをするまえに
私は血流が悪いからあちこち青あざみたいになるだろうと あらかじめ予想していたことなので、跡がついても驚きませんでしたが、カッピングが初めての人は、 もし、私のように血流の悪い場所が赤紫色になったら、 たぶんその吸引跡の色に驚くことでしょう。
肌の冷えの自覚症状のある人は、 私のように跡がつく可能性があるので、安易に、肌が露出する場所にはやらず、 最初は、下着や衣類で隠れる場所から 試すことをおすすめします。
近日中に、スポーツジムで水着になる予定とか、 エアロビクスでタンクトップのスポーツウエアを着る予定とか、 毎日、公衆浴場に行く予定がある人や、 肌を出す洋服を着る予定の人は、カッピングを試す場合は、
下着や洋服からでない部分に試したほうがいいと思います。
そういうことから、こういう付録は、 「肌の露出度の低い冬場の季節に付録につけてほしかったな~」と私は一瞬思いました。
そうすれば、寒い時期は、 長袖やハイネックで肌がほとんど隠れるから 首回りや肩回りなど、思う存分、カッピングの跡がついても気にせずどんどんできたのに・・・。と。
でも、よくよく考えてみたら、 寒い時期は、肌を出して吸引するシリコンカップをつけるのも寒くてつらいから、 やはり、夏に向かう今の時期がベストなのかもと思ったりもしました。
しかし、私のように血流の悪い人ほど、あとがつきやすいと思うので その場合、この5月にカッピングを試すのは、 吸引する場所を選ばなきゃならないのが、ちょっと気になるところかもしれません。
しかし、つらい症状が楽になったのは事実で、失礼ながら、「どうせ、付録だから、」とあまり期待しないでいただけに、意外な結果に驚きました。
それに、肩のような曲線部分でも腰でも、 自分で気になるところに、ペコっと押して簡単に肌に貼りつき落ちないので、とても気軽に試せました。
私はタイマーをセットして、2分ごとに貼りつける場所を変えて、 夕食の準備をしながら、カッピングをし続けました。
家事をしながらでも、一度貼り付けたシリコンカップは、 ひとつも落ちませんでした。
じっと寝ていなくても、カッピングをしながら家事をできるってところが、
とても便利で、これなら 「家で、手軽に、いつでも、気になるときに、気になる部分に、 気軽に試せる。」ととても気に入りました。
これが、貼り付けたままじっと何時間もしていなきゃいけないものとか、 お店に通わないと体験できないものだったら、 私はなかなか利用しにくいと思いますが、家事をしながら、家でできるカッピングなら、
時と時間を選ばず家で気軽に、 家で、いつでも、どこでも気になる時に、気になるところに
自分で貼れるので利用しやすいと思いました。
どうしても、 便利グッズや、健康グッズ、などは、 実際に使ってみると、 自分への向き不向き、
「あたり、はずれ」はつきものですが、今回のは付録というものでしたが、思いがけず、私の体と状態にはとっては合っていたようです。
ちょと使えそうです。
(ここからは後日追記)
この付録があまりに気に入って、 もう一組、この「血流UPカッピング」がほしくなり、
後日「からだにいいこと7月号」を付録ほしさで買いました。
これで 最初の2個に加えて、また2個加わり、「血流UPカッピング」が合計4個になりました。
これで、一度に体に4個くっつけられます。またご報告します。
私が、過去に書いたカッピングに関する記事