2020/07/04

おととい(2017年9月27日の テレビ東京の「それダメ!」という番組で口臭について放送がありました。
そこで、口臭が気になる時には、タブレット菓子より、昆布菓子の方がいいといっていました。
私は今までも時々、昆布を切ったものを噛むことで、顎を使う噛むリハビリにしていたのですが、昆布はそのぬるぬる成分で唾液がでるので、唾液による自浄作用もあり、唾液が出にくくなる脳脊髄液減少症患者の口腔ケアにもなるのではないか?と考えていました。
しかし、昆布の成分が口臭にも効くことを今回の番組で初めて知りました。
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昆布を噛むと口臭予防になる
番組では、管理栄養士の伊達友美さんが、
「昆布にはアルギン酸と葉緑素という口臭解消のための2つの成分が含まれている。」と話していました。
「アルギン酸」とは、食物繊維の一種で昆布のヌメヌメ部分に含まれ、唾液の分泌を促す効果がある。ということです。
昆布の色の元になっている「葉緑素」とは殺菌作用と消臭作用があり、口臭予防になる成分だそうです。
口臭が気になる場合は、昆布菓子をなめるといいとのことでした。
おしゃぶり昆布は家に買ってあったので、あらためて、昆布のアルギン酸と葉緑素の口臭防止機能を知り、食べ始めました。
都こんぶの切れ端で噛むリハビリ
昔駄菓子屋で売っていた、酢こんぶで有名な中野物産の「都こんぶ」をご存知でしょうか?
私は小学生のころ、よく遠足というと、「都こんぶ」を持っていったものです。みやこ昆布は懐かしい味です。
その中野物産のお徳用の昆布切れ端がスーパーに売っていたのです。思わず手に取りました。
中野物産の乾燥昆布の切れ端がたくさん入っているものが売っていたので、あの「都こんぶ」の中野物産の昆布なら、商品は確かだし、小さく切れているから、食べやすいと思い買いました。
何かの商品のために、こんぶをカットした残りの乾燥昆布の切れ端がたくさん入ってましたので確かにお得だと思いました。
どちらかというと、味のない乾燥昆布の切れ端よりは、「酢っぱい」の「都こんぶ」の方が、酸っぱさから唾液が出て、唾液が出にくい脳脊髄液減少症患者にはいいとは思ったのですが、都こんぶは箱に少ししか入っていないし、割高なので普段はあまり買いませんでした。
お徳用の切れ端の味のついていない乾燥昆布でも、お腹がすいたとき、ちょこっとつまむと、ダイエットにもいいかな?みたいな軽い気持ちで買ってきました。
しかし、実際に食べてみると意外な効果に気づきました。
昆布が乾燥していて固いので、口に入れてもぐもぐもぐもぐ、けっこう時間をかけて口を動かすことになるのです。
唾液で昆布がふやけてかみ砕かれて飲み込むまで、けっこうもぐもぐして口を動かします。
これって、唾液分泌にも顎の筋トレにも、いいかも?とその時は思ったものです。その後、固いさきいかとかスルメとか、カチカチの干しいもとか、昨年の冬はいろいろ、噛むリハビリの材料になるものを試していました。
昨年までは干し芋、イカなどでの顎の筋トレは、あくまで私の勝手な考えによる自己流だったのですが、今回、昆布が口臭予防になるとテレビでやっていたので、やっぱり昆布は口腔ケアにつながるのか!と改めて思いました。
このテレビを見る少し前、私は、偶然にも「がごめ昆布」のおしゃぶり昆布を買って食べていました。
食べた感じでは、中野物産の昆布の切れ端より、「がごめ昆布」のおしゃぶり昆布の方が、口に入れた時ヌメヌメ感がまったく違いました。
がごめ昆布のおしゃぶり昆布のヌメヌメ感は、今まで食べたおしゃぶり昆布の中で一番すごいと思いました。
ただ、今回買った「がごめ昆布」はヌメヌメ感はいいのですが、塩分が強くしょっぱいです。
塩分が不足しがちな脳脊髄液減少症の私の体にはちょうどいいのかもしれません。
高血圧ぎみで医師から塩分制限をされている人は、おしゃぶり昆布も一度に大量に買わず、少しずつ味を見て、塩分や味など確認してから買った方がいいと思います。
先日、ガムを噛むことを記事にしましたが、口腔ケアや、口の中のリハビリは、何もガムでなくても、意外にも昆布、イカ、などの食べ物を噛むことでもできるのだと思います。
身近な食べ物でいろいろ試していきたいと思っています。
脳脊髄液減少症患者は、症状で唾液が出にくくなったりするので、飲み込みにくかったり、唾液による自浄作用が少なくなったりして自分が困ることの他、自分では気づかなくても他人に口臭で不快な思いをさせないよう気をつけたいものです。