2020/07/04
今日のTBSテレビ“ビビット”で誤嚥性肺炎の放送がありました。それで思い出しました。
先月の“羽鳥モーニングショー”(2017年(6月14日)でもその誤嚥性肺炎について取り上げられていたり、先月の週刊現代6月24日号でも誤嚥性肺炎について記事があるようで、最近よく取り上げられる誤嚥性肺炎について記事を書いたまま記事をUPしていなかったことを思い出したのです。それが以下の記事です。
羽鳥モーニングショーでは、睡眠時無呼吸症候群、慢性呼吸不全などの呼吸器疾患を専門に治療しているお茶の水呼吸ケアクリニックの村田朗氏が解説していました。
それについて情報をまとめ、その後で私の感想を書いてみたいと思います。
2016年の厚生労働省の発表によると、誤嚥性肺炎は日本人の死因の第3位だそうです。
肺炎の怖さは三大疾病より怖い。
いくら息を吸っても苦しい状態が数週間続くこともあり、
ずっと水の中に潜っている状態。
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誤嚥性肺炎
食べ物が肺に非会って細菌が増殖
誤嚥の「嚥」の文字はつばめのこどもが丸のみする様子から
症状
・微熱・呼吸が荒くなる。→発見が遅れやすい。
誤嚥性肺炎で亡くなった著名人
中村勘三郎さん(57)
山城新伍さん(70)
青木定雄さん()MKタクシー
急性アルコール中毒で吐いて、吐しゃ物が肺に入って誤嚥性肺炎になることもある。メンデル孫症候群酸が強い
酸、
睡眠中に誤嚥性肺炎は進行する
①口の中には細菌がいっぱい
②その口腔内の最近が唾液とともに移動
③寝ている間は食堂を通るはずの唾液が気管を通って肺に入る。
③その結果最近が繁殖し炎症し誤嚥性肺炎になる。
誤嚥性肺炎の予防法
①必ず歯を磨いて寝る。(歯を磨いて寝ても、口の中の細菌は翌朝起きるまでに一晩で一万倍に増殖する)
“目覚めの口臭予防ラボ”のサイトの画像が紹介されていました。
誤嚥性肺炎の引き金
①睡眠時無呼吸症 睡眠中に器官がふさがれ呼吸が止まる。苦しくてむせかえる時に誤嚥する。
②食べてすぐ横になる。 胃液とともに逆流してくる。その時にむせると胃液が肺に入り炎症を起こす。横になっていいのは食べて2時間後。2時間ぐらいすると食べ物が腸にいくので、むせやすい人はそのくらいは横にならない方がいい。
誤嚥性肺炎の予防のカギ
のどの筋肉を鍛える。
喉の筋肉衰えチェック
唾液をためて「ごっくん」を30秒で4回できるか?
できにくくなったら、喉の筋肉が衰えている。
男性の方が衰えやすいのは、定年後しゃべる機会が激減するから。
喉の筋肉を鍛える喉筋エクササイズ
あおむけになり頭だけ挙げてつま先を見る。30秒~1分ぐらい。一日3回
ペットボトル体操:カラのやわらかめの500mlペットボトルを用意し、口を当てて、息を吐いたり吸ったりする。呼吸筋が鍛えられて咳反射が鍛えられる。
発生トレーニング:カラオケ 大きな声を出して喉の筋肉を鍛える。「少年時代」「津軽海峡・冬景色」など
より手軽な誤嚥性肺炎の予防法
笑うことで口の筋肉を鍛える。笑うことはもともと免疫力を上げる。
私の感想と意見
ここからは番組を見た私の感想と意見です。
脳脊髄液減少症での誤嚥性肺炎の危険について
実は私は、脳脊髄液減少症で「飲み込みにくくなる。」「むせる」という症状を経験しています。
治療でその症状は今は消えていますが、脳脊髄液減少症でも「誤嚥性肺炎」の危険性が高いと私は思っています。
脳脊髄液減少症とわかり、治療で一時治ったのに、肺炎で急死したような人は、誤嚥性肺炎であったのではないか?と私は思ったりしています。
しかし、呼吸の専門医で会っても、脳脊髄液減少症での呼吸苦、呼吸困難、誤嚥性肺炎などの知識は、まだお持ちでないかもしれないとも感じました。
なぜなら、脳脊髄液減少症の研究に、まだ内科系の医師の参加、特に呼吸器専門医の参加はまだゼロか少ないのではないか?と想像するからです。
つまり、誤嚥性肺炎で亡くなる方、入院する方の影に、何割かは脳脊髄液減少症が主原因での嚥下障害が潜んでいるのではないか?と私は考えています。しかもそのことに、呼吸器疾患専門医や肺炎を見る内科医は気づいていないのではないか?と想像しています。
脳脊髄液減少症が見逃されるとどうなるか?と言えば、いくら誤嚥性肺炎を治療で治しても、根本原因である脳脊髄液減少症の存在に気づいて治さなければ、嚥下障害や呼吸障害が改善せず、またむせて誤嚥性肺炎を再発する可能性もあるということです。
早くすべての内科医に脳脊髄液減少症が原因で起こる内科的疾患の存在に気づいてほしいと思いました。
脳脊髄液減少症の首の症状
私は首を交通事故で痛めています。
しかし、首は整形外科で何度も診ていただきましたし、治療も受けてきました。脳脊髄液減少症が原因だとわからなかったころの話です。当然、整形外科医の先生は、その症状が脳脊髄液減少症から来ているとは考えていませんでした。
髄液漏れ、あるいは髄液圧の低下時、首を安定的に支えることができなくなったのか、首がすわらない幼児のように、首がグラグラ安定しないと感じたことがしばしばあります。
そういう時、常に首に力を入れるような意識していないと、首が後ろにごろんと倒れてしまいそうな感じがしました。こんな感じは普通の人はしないと思います。
この症状はなぜか、湯船につかって首をバスタブに倒していると楽になりました。これは、身体に水圧がかかることによって残り少ない歯磨き粉をしぼりだすかのように、身体に圧がかかってそれによって少ない髄液が押し上げられ首の周りに髄液の量が増えた結果の現象なのかわかりません。
たぶん体にかかった水圧に関係する現象だと感じます。
なぜなら、お風呂でバスタブに首をもたれなくても、プールに首まで入っている時にも、症状の改善を感じるからです。これは首から下に水圧がかかっているとしか考えられません。
私は、身体に水圧をかけたりしながらも、首を痛めたからと言ってこわがらず、首のストレッチや筋肉を鍛える努力もしてきました。それについては、よかったのか悪かったのかわかりませんが、自分にとっていいと思えることは無理のない程度に自己責任でやってきました。
首の筋肉をある程度鍛え維持しないと、いくら脳脊髄液減少症の治療だけ受けても、首の筋肉が衰え飲み込む力が衰えたままでは誤嚥は防げないと思います。特に早期治療という幸運に巡り合えなかった私のような脳脊髄液減少症患者は、特にブラッドパッチだけ受けても、髄液漏れによって二次的三次的に起きた筋力低下などの障害はなかなか改善せず、その結果症状も改善しないと感じています。
夜だけでなく朝も口腔ケア
番組では歯を磨かないまま寝るといかに朝細菌が口腔内に増えるかが、目覚めの口臭ラボの画像で紹介されていました。
これを見て、私は朝も歯を磨いてから朝食を食べる方がいいのではないか?と感じました。
一時期、朝は食べてから磨く方がいいと言われていた時代もあったようですが、やはり食べる前に歯を磨いたり口をゆすいだりすることによって、睡眠中に増えた口腔内細菌を減らすことができると思います。
それによって、朝食を食べる際、もしむせても、誤嚥性肺炎の危険は減らせると感じました。