リカ場 ~私の脳脊髄液減少症のリカバリー~

原因不明の症状が「脳脊髄液減少症」だった私が、世界中に伝えたいこと

突然死と脳脊髄液減少症

time 2018/06/15

突然死と脳脊髄液減少症

私は、人知れず、脳脊髄液減少症で突然死が起こっていると考えています。

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目に見えない脳脊髄液減少症が人の命を奪う時もある?

突然、呼吸ができなくなる。あるいは、突然の、脳疾患で死亡、あるいはm突然の、心疾患で死亡、これらの影に、自律神経がめちゃくちゃになることでの死亡や、髄液漏れによって引き起こされた脳血管障害などが含まれているのではないか?と私は考えています。

乳幼児でも、虐待されて体と頭を大人に激しく揺さぶられたとか、床に落とされて背中を激しく打ったとか、治療と称していかがわしい治療者に首をひねられたとか、髄液漏れが起こってもおかしくない事例を過去の事件の中にも私は感じています。

大人であっても、体に衝撃を受けて、しばらく、体調不良を訴えていたが、突然胸の苦しさを訴え死亡、とか、死亡診断書は「急性心筋梗塞」とか言われている人たちの中に、実はそれらの体の不調を引き起こした大元の原因が、実は誰にも知られないところで「脳脊髄液漏れ」があって、それが本人も周囲にも知られていなかったのではないか?と思うことがありました。

 

気になる訃報

今朝、気になる訃報をニュースで知りました。

仮面ライダービルドに出演していた21歳の若い俳優が15メートルからマットに飛び降りた直後、意識を失い亡くなったというのです。

デイリースポーツによると、

仮面ライダー俳優が死去…野辺大地さん、21歳、飛び降り訓練中に意識もうろう
俳優の野辺大地さんが14日午前に千葉県内の病院で亡くなったことが分かった。21歳だった。野辺さんは、13日に行われた飛び降り訓練中に体調に異変をきたし、救急搬送されていた。
所属事務所によると、野辺さんは千葉県内で行われた所属俳優などによる合宿に参加していた。13日午前に行われた約15メートルある建物の5階から地面に敷いたエアマットに飛び降りる訓練中に、体調に異変をきたし、病院に搬送。14日午前に亡くなったという。所属事務所は「訓練では通常通りの着地をした」とした上で、「(着地後)本人がフラフラしており、だんだん意識がなくなってきて、救急車を呼んだ」と状況を説明。死因については「はっきりしたものは出ていない」とした。
野辺さんは16年に事務所に所属。「仮面ライダービルド」などの特撮作品にも多く出演していた。事務所関係者は「誠実で真面目だった」と話した。
06/14 17:40 デイリースポーツ

スポニチによると、

俳優の野辺大地さん訓練中に死亡 所属事務所「かけがえのないメンバー」「厳粛に受け止め 最善の注意を」
テレビ朝日「仮面ライダービルド」(日曜前9・00)などにアクション担当として出演した俳優の野辺大地さん(21)が13日午前11時20分ごろ、千葉県白子町中里のホテルで飛び降り訓練をしていた飛び降り後に意識を失って病院に搬送され、14日朝に死亡した。14日夜、所属事務所は公式サイトで訃報を報告。安全には「最善の注意を図る」とするとともに「俳優としてスタントマンとしても、かけがえのないメンバーでした」と追悼コメントを発表した。

所属事務所は「この度、弊社所属俳優の野邊大地が平成30年6月13日、合宿飛び降り訓練中、不慮の事故で意識不明の重体、ICUで治療を行っておりましたが、平成30年6月14日5時40分、逝去いたしました」と報告。「原因については現在確認中ですが、今回の事態を厳粛に受け止め、今後このようなことがないよう、より一層の安全には最善の注意を図る所存です」と再発防止を誓った。

「俳優としてスタントマンとしても、かけがえのないメンバーでした。心よりご冥福をお祈りいたします。生前、皆様から頂きましたご厚情に心より感謝いたしますとともに、ファンの皆様や関係各位にご迷惑とご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」と追悼した。

茂原署によると当時、高さ約15メートルのホテル5階から、地面に敷いた厚さ約2・5メートルのエアマットに飛び降りる訓練をしていた。
[ 2018年6月14日 21:55 ]

亡くなった俳優さんの所属事務所(ジャパンアクションエンタープライズ)のホームページには

このたび、弊社所属俳優の野邊大地が平成30年6月13日合宿飛び降り訓練中不慮の事故で意識不明の重体。ICUで治療を行っておりましたが、平成30年6月14日5時40分逝去いたしました。原因については現在確認中ですが、今回の事態を厳粛に受け止め、今後このようなことがないよう、より一層の安全には最善の注意をはかる所存です。

とありました。

原因不明の死因の影に・・・・・?

今回の事故で、デイリースポーツの記事の「死因についてはっきりしたものは出ていない。」というところに、私はもしかして「衝撃による急激な脳脊髄液漏れが起こり、低髄液圧症候群を引き起こし、それによって、生命の中枢の脳幹が障害を受け、呼吸中枢がストップするなどしたのではないか?と想像しました。

原因不明の死因なんてあるはずがなく、何か原因があったから命を失ったわけで、その原因が、たまたま診た医師の頭の中には存在しない死因だったとしたら、「不明」とするしかないと思います。

脳脊髄液減少症では死なないと思われていた時代がありましたが、私は自分が経験した恐ろしい、心臓、脈拍、呼吸困難、恐ろしいまでの低血圧などのさまざまな、生命にかかわる症状を脳脊髄液減少症で経験してから、赤ちゃんから大人まで原因不明の突然死の中に、脳脊髄液漏れが原因での、生命維持機能の急激な低下によって、命を奪われている人がいるのではないか?と考えています。

今も、私の住む地域の医師たちは、脳脊髄液減少症の症状の恐ろしさをあまりご存知ないように感じ、脳脊髄液減少症を甘く見ていると感じます。

ラグビーやアメフト、柔道で、体に衝撃を受けた後に、亡くなってしまった人たちの中に、「髄液が急激の漏れて、それが原因で命を失った人がいるのではないか?」と私は思っています。

きっと、体に強い衝撃を受けた後、人知れず、脳脊髄液漏れが原因で亡くなっている人が多数過去に存在すると思います。

ただ、その死因として、医師がだれも「髄液漏れ」を疑わないだけで・・・。

髄液漏れが原因で亡くなったとしても、それを確認するすべは医師にはないから、死因として表に出てこないのだと想像しています。

いくら2メートル越えのマットの上とはいえ、15メートルの高さから飛び降りた時、人体が受ける衝撃はどれほどだったのでしょうか?

自分の過去の症状がひどかった時の経験と回復した経験から、

もしかして、運ばれた病院で、点滴2本1000mlを全開の速度で点滴するとか、早い段階でされていたら命が助かったのかな?とか、いろいろ想像してしまいます。

もし、そんな急速点滴よりも、

医師は良かれと思って、脳挫傷や、身体の負傷を先に疑い、そのMRIとかCTとかの検査で40分とか1時間とかの時間をとってしまっていたとしたら、急激な髄液漏れを起こしている患者なら、血圧が低下したり、心拍数が落ちたり、呼吸ができなくなったりして、命を落としかねないな、と感じます。

もし、私がスタントマン養成所の会社の社長だったら

医師の多くが、いまだ、日常でも誰にでも起こりうる、転倒や転落などでのささいな衝撃で脳脊髄液が漏れ、それによって、血圧低下、不整脈、徐脈、頻脈、呼吸困難、時には硬膜下血種などで、生命にかかわりかねない障害が出ることを、知らない現状では、いくらスタント事務所だって、人によってはささいな衝撃が命取りになりかねないことなど、想像できるはずもないでしょう。
そんな状態で、「今後このようなことがないよう、より一層の安全には最善の注意を図る所存です。」なんて、私には絵空事に聞こえます。
もし、本当に、このようなことがないように最善の注意をはかるなら、私がもし、社長だったら、社員に訓練をする前に、まずはその人に聞き取り調査をすることでしょう。過去に交通事故にあったことがあったか?過去に激しい人体への衝撃を伴う(コンタクトスポーツ)をしていたか?それでその後、なんらかの症状を経験したことがあるか?
そして、少しでもすでに髄液漏れが起こっている可能性がある子がいたら、すかさず、専門医の受診と検査を勧める事でしょう。
そして、飛び降りなど、人体への強い衝撃を伴うことをしていいかどうか、一人ひとりの自己申告だけではなく面接調査をして、安全を第一に考え実行するでしょう。
飛び降りるにあたっても、過去に交通事故やスポーツでの衝撃を受けておらず、症状が過去も現在もなにもない人であっても、
人体に起こる衝撃を最小限にするために、専門家の指示を仰いで、十分な衝撃吸収マットと、安全な高さでの訓練をすることでしょう。

脳脊髄液減少症の名前は、少しずつ医師の間にも認知されてきました。
しかし、患者の感じている症状の実態、深刻さはまだまだほとんどの医師に認知されていないのが現状です。

脳脊髄液減少症を「死なない病」と軽視する医師も多く、私自身、症状の深刻さがものすごく一刻も早く入院で対応して助けてほしいと願ったほどの苦しみの最中でも、地元医師には、重要視して助けてはいただけませんでした。

この経験からも、髄液漏れが原因で人知れず命を落としている人がいるように感じます。

今回の事故で亡くなった原因が脳脊髄液漏れかどうかわかりません。

死因を探るための死後MRIで脳を縦割りにでもすれば、もし髄液漏れが原因なら、脳が下がってひしゃげて、脳幹を圧迫しているように画像が取れたでしょうか?
そんな検査をする医師がいるはずがありませんから、死後その原因が「髄液漏れ」だと診断される人など、皆無でしょう。

今回の事故は何が原因で命を落とされたのか私はわかりません。

けれど、15メートルの高さから、マットの上の飛び降りて、その後亡くなったことは確かですから、その衝撃で何かが人体に起こり命を奪ったことは確かだと思います。

将来ある、若くして亡くなられた俳優さんの死が私は残念でなりません。

心よりご冥福をお祈り申し上げます。

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コメント

  • 初めまして、自分は交通事故から脳脊髄液減少症と診断されるまで、5か月かかりましたが、それでもラッキーだったと思っています。なぜなら、学生時代にアメリカンフットボール部に所属しており、何度も脳震盪を起こした経験が有ります。今でもハッキリと覚えていますが、タックルした瞬間、目の前が真っ赤に染まる?世界がセピア色に見えたのです。その後、原因不明の頭痛に、襲われる様になりました。運動部という事もあり、弱音は吐くことは許されませんでした(もう30年以上前のスポ根丸出しですね)。その後、自律神経失調症と診断されましたが、うつ症状も増悪し、誰にも相談できない、というか、その頃は脳脊髄液減少症など、誰も知らない時代でしたから致し方ないですね、結局、精神科でお薬を貰って痛みを抑えるだけでした。結果、今年の2月に追突事故を受け、病名がつきました。後は治療するだけですが、既に慢性化しており、どこまで治るか?という不安だけが残っています。
     自分もこの疾病に関するホームページを立ち上げました。不躾ですが、リンクを張らせて頂き、苦しんでいる方々の一助になれる事を望んでおります。良ければ遊びに来てください。乱文失礼したしました。

    by トシ €2018年7月25日 8:31 AM

    • トシさん、たとえ、最初の発症から診断まで時間がたっていて症状が慢性化していても、かなり普通のところまで回復すると思いますよ・・・。
      ホームページを立ち上げられたそうですね。
      リンクの件ですが、以前に書いたような事情で、せっかくのリンクを公開できずに申し訳ありません。
      トシさんは、本当の患者様だと思いますが、そうした事情ですので、こちらこそ不躾をお許しくださいませ。

      by lily €2018年9月5日 2:10 PM

  • トシさん、はじめまして。
    コメントたくさんありがとうございます。
    とても参考になりますし、励まされます。
    それに、患者として情報発信してくださっているのですね。
    ありがとうございます。

    せっかく書き込んでいただいたトシさんのリンク先の件ですが、最近、いろいろと事情があって個人の方のリンクの公開について控えております。

    リンク欄を設けておきながら、大変失礼なことで本当に申し訳ありません。

    by lily €2018年8月7日 4:00 PM

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自己紹介

lily

脳脊髄液減少症のサバイバーです。私が生きているうちに「原因不明」「異常なし」「精神的なもの」とされたり、何かすでに別の病名がついている人たちの中に、脳脊髄液減少症が隠れている可能性について、広く社会に伝えたいと思っています。

「脳脊髄液減少症を知っていますか」

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