リカ場 ~私の脳脊髄液減少症のリカバリー~

原因不明の症状に潜む脳脊髄液減少症の早期発見と回復、症状理解による患者に優しい社会の実現のために、私ができること

“化学物質過敏症”は脳の不調が作りだす?

time 2017/07/28

光がつらい、音がつらい、人ごみの動きがつらい、臭いがつらい、皮膚感覚がつらい、目に見えないものがなぜだか体に感じてつらい。(紫外線、化学物質?電磁波?X線?)こんな“過敏症”の症状が本当に人体に起こるということを、私は自分が脳脊髄液減少症になってはじめて自分が体験して気づきました。

とにかく、外部からのありとあらゆる刺激に弱いのです。

刺激に反応する閾値が極端に下がってしまった感じです。

それは感情にも言えます。

もし、私が脳脊髄液減少症にならなかったら、そんな“光過敏” “聴覚過敏” “嗅覚過敏” “化学物質過敏症” “紫外線過敏症”など、そんなことが本当に人体に起こるなんて、信じなかったかもしれません。

これらの不思議な現状が私に起こって、体の症状ともども苦しんでいた時、私の身体になんらかの異常が起こっていることは察知していましたが、どんな医師に症状を訴えてもなかなかご理解いただけなかったし、信じてももらえませんでした。

検査をしても異常がでないし、見た目が元気そうなので、それらの症状で私が苦痛を感じていることや、その症状によって、私の生活の質が低下していることを、医師には真剣に受け止めてもらえませんでした。

もちろん、周囲にも身近な家族でさえ、その症状の苦痛は理解しれもらえませんでした。

しかし、私が脳脊髄液減少症とわかってから、脳脊髄液漏れを止める治療、人工髄液を足して一時的に髄液圧を底上げすることを繰り返してから、これらの不可解な症状はだんだんと出たり消えたりしながら、減っていきました。

今は音は爆音でも平気になったりもしてきましたし、激しい音楽もノリノリで心地よく感じることもできるようになりました。

以前は苦しくて逃げ出していた臭いや、なんらかの合成繊維、合皮などの揮発する化学物質が充満したような空間(靴屋さんや、かばん屋さんなど、衣料品店など)にも入れるようにもなりました。

たまに、音過敏の症状がぶりかえして、食器がぶつかる音がつらく感じることも出たりもしますが、それでも、日常生活で耳栓が必要だった過去より、ずっと過敏症の症状は軽くなりました。

以前は、ひどいストレスを感じた、音、他人の冷たい態度や無理解な言葉、などでも、脳が少し回復すると、なんていうことはなく、平気になりました。

脳の、外部からのストレスに強くなったというか、ストレスに感じるだけの閾値が上がったというか、そんな感じです。

これらの経験から、私は「化学物質過敏症」(multiple chemical sensitivity、MCS)も、「本態性環境不耐性症」(idiopathic environmental intolerance、IEI)も、紫外線過敏症、電磁波過敏症も、体ではなく、脳が原因なのではないか?」と考えるようになりました。

もしかして、私が経験したように、脳を取り巻く環境の悪化(脳脊髄液の減少)などや、なんらかの脳に未知の原因があって、脳が正常に機能できない状態にあるために、普通の人たちが反応しないようなレベルの外部からの音、光、化学物質、電磁波、紫外線などのストレスに、過敏に反応し、日常生活に支障がでるような症状が出てしまうのではないか?と思うのです。

今後、これらの過敏症と、脳との関係が研究されることを私は期待しています。

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自己紹介

lily

健康オタクの脳脊髄液減少症のサバイバーです。「原因不明」「異常なし」「精神的なもの」とされたり、何かすでに別の病名がついている人たちの中に、脳脊髄液減少症が隠れている可能性について、広く社会に伝えたいと思っています。

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