リカ場 ~私の脳脊髄液減少症のリカバリー~

原因不明の症状が「脳脊髄液減少症」だった私が、世界中に伝えたいこと

医師の“男性脳”と“女性脳”による患者対応の差

time 2017/06/14

先日のNHKスペシャル「ニッポンの家族が非常事態!?
第2集 妻が夫にキレる本当のワケ 」
を見ました。“夫にキレる妻”が急増しているそうです。

どうやらその原因は、脳の男女差にあるようです。

今夜6月15日(つまり今夜の深夜)に再放送されます。
見逃した方はぜひどうぞ。

脳脊髄液減少症を何人もの医師に見逃され経験のある患者の皆さまには、その時の医師の対応を思い出しながら、この番組を見ていただくと、また違った番組の見かたができて面白いかもしれません。

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医師の“男性脳”と“女性脳”による患者対応の差

私はこの番組を見て、なぜか今までに出会った医師たちの対応の違いの意味に気づきました。

つまり、脳脊髄液減少症をバッシングする男性医師威圧的な男性医師たちと、あからさまには否定せず患者に共感的寄り添い的、協力な女性医師たちの、脳脊髄液減少症や脳脊髄液減少症患者に対する対応の違いの理由がなんとなくわかりました。

そうか、男性医師と女性医師のいまだ詳しくは医学の教科書にも書かれていない脳脊髄液減少症に対する反応の違いは、
理論的な男性脳と、共感力の高い女性脳の違いなのかも?と・・・。

そうか、その人の人間性とか性格の前に、男性脳の特性が、あの激しい「脳脊髄液減少症」批判・反発・拒否感、脳脊髄液減少症専門医批判を生んでいたのかも?と。

そういう視点でこの番組を見ると、非常に面白いです。ぜひごらんください。

この番組を見て、男性脳と女性脳の違いを私は改めて知りました。
“夫にキレる妻”は言い換えれば、
“男性脳の特徴からくる男性の言動にキレる、男性とは違う特徴を持った女性脳”と言い換えてもいいと感じました。

これはつまり、“男性脳の特徴全開で患者対応をする男性医師にキレる、女性患者の私”そのものでもあると感じました。

今まで脳脊髄液減少症が「そんな病態は存在しない」的な医学論争があったころから、私は地元でいろいろな医師に相談に乗ってもらおうと受診してきましたが、男性医師はことごとく「脳脊髄液減少症の存在や治療法に否定的、患者の苦しみに否共感的」で「目の前の患者を救おう」とする医師にはほとんど出会えませんでした。

それどころか、「脳脊髄液減少症のブラッドパッチ治療」に早くから取り組んできた医師たちを激しくののしり、初対面の患者の私のあえで批判まではじめる医師も何人も出会ってしまいました。

地元で相談に乗ってくれる医師に出会えない、ここまで私を治してくれた主治医のことを、地元医師たちは「軽蔑し、嘲笑し、激しく批判する。」という現実を目のあたりにさせられるということは、孤独に闘病している患者の私をさらに絶望させました。

しかし、たまたま受診した女性医師の先生方は違いました。
男性医師のように、あからさまに「男性の脳脊髄液減少症専門医」を批判したりはしませんでした。

脳脊髄液減少症についてあまり詳しくないながらも、患者の私の話に耳を傾け、一緒に解決策を探ろう、患者からも学び取ろうとする姿勢を感じられました。

この違いは何なのか?単に個人の性格の差なのか?とずっと疑問でした。
しかし、この番組を見て、男性脳は論理的、女性脳は共感的ということを知り、男性医師と女性医師の性別による脳の違いによるものではないか?と気づきました。

過去に見たこれとは別の民放のテレビ番組で、「人の不幸を喜ぶのは女性より男性」という情報も得ていましたが、 男性は、太古から「他人の不幸が自分の幸福に結びつくことが多かった」という説明がなされていました。

つまり、原始人のころからの配偶者獲得や猟場の獲得、住居の獲得などでも相手と闘って、相手が負ければ自分が勝つ。
現代の恋愛でも、出世競争でも、相手が何らかの失敗をすると、まわりまわって自分にチャンスが巡ってくることがある。的な解釈と理解すればいいのでしょうか?

男性脳が相手に非共感的なのも、獲物を獲るとき獲物にやりが刺さったら痛いだろうな、とか、この獲物はもしかしたら親で、子供がいるのかもしれないな、とか考えていたら、狩りはできないからかも?と私は考えたりもします。

女性脳が相手に共感的なのは、例えば、母親が言葉で表現できない幼い子の表情や態度や声だけで、その子の訴えを読み取れなければ、その子を無事に成長させられないからかもしれません。
生まれつき女性は相手のさまざまな情報から真実を見抜く目が培われているのかもしれません。

しかし、男性でも女性脳に近い特徴を持った人もいるでしょうし、男性でも脳は完全に女性脳である人もいるでしょう。

女性でも男性脳に近い特徴を持った人もいるでしょうし、脳は完全に男性脳の人もいるでしょう。
人間は全部同じではないのですから、それは当たり前のことでしょう。

だから、男性医師のすべてが、男性脳的特徴からくる考え方をし、それに基づいて患者対応をしているわけではないにしても、

男性医師の大多数は男性脳的論理的な特徴を持っていると考えてもいいと思います。

それにしても、思春期の脳や、夫にキレる妻の脳の話題だけでなく、脳脊髄液減少症患者の脳でも、何が起こっているのか研究する医師が増えて、そのことについて新しいことがわかったらそのことについての報道が早くなされてほしいものです。

そうすれば、脳脊髄液が漏れて減った私がどうしてささいなことでキレやすくなるだけでなく、光過敏や聴覚が過敏になったり、場の空気が読めなくなったり、文字の読み書きがしにくくなったり、人の顔と名前が思い出せなくなったり、LD(学習障害)やADHDのようになるのか、医学的に解明されてくると私は思うのです。

それに、男性医師も、いつまでも脳脊髄液減少症に否定的だったり、見て見ぬふりをしていたり、自分に知識がないからと困っている目の前の患者から逃げてばかりいないで、男性脳なりのすばらしい特徴を生かして、論理的に考えつつも、共感的にも患者に向き合い、患者からも学ぶことをプライドが傷ついたり、恥とは思わず、その姿勢をむしろ医師として誇りに思ってほしいし、早くその優秀な頭脳と今までの経験値を脳脊髄液減少症研究にも生かして、患者を救うことに力を尽くしてほしいと思います。

第2集 妻が夫にキレる本当のワケ

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自己紹介

lily

脳脊髄液減少症のサバイバーです。私が生きているうちに「原因不明」「異常なし」「精神的なもの」とされたり、何かすでに別の病名がついている人たちの中に、脳脊髄液減少症が隠れている可能性について、広く社会に伝えたいと思っています。

「脳脊髄液減少症を知っていますか」

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