リカ場 ~私の脳脊髄液減少症のリカバリー~

原因不明の症状に潜む脳脊髄液減少症の早期発見と回復、症状理解による患者に優しい社会の実現のために、私ができること

パニック障害と脳脊髄液減少症 9

time 2016/10/01

ザ・世界仰天ニュースでパニック障害を見た感想です。

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脳脊髄液減少症とパニック障害とスポーツのケガ時の衝撃

オリックスバッフアローズの選手がパニック障害と闘っていた物語が、番組で紹介されました。

しかし当たり前ですが、どこにも、スポーツ時のケガでの衝撃などが原因で脳脊髄液減少症が発症することには触れられませんでした。

この野球選手の症状の再現ドラマを見ていて、この選手はもしかして、野球で、激しい激突や、転倒、デットボールを受けていないか?気になりました。

野球選手ですから、一度も転倒も、デットボールも受けたことがないと考えるほうが不自然です。何かの衝撃がこの選手の体にかかり、脳脊髄液減少症の症状が、立位の姿勢で、呼吸困難、吐き気、おう吐、が起こったのではないか?

人前でおう吐して失態すれば、誰でも、それが心に残り、トラウマとなり、また起こるのではないか?と思うのはごく当然です。

「予期不安」について脳脊髄液減少症の観点からの私の考え

それをパニック障害の「予期不安」というならもっともらしい説明ですが、私は個人的には、人前や、逃げられない環境で、突然症状が起きれば、それが大なり小なり記憶に残り、「また起こるのではないか_」と不安になったり怖くなったりするのは、ごく自然だと思います。

番組では

パニック障害は偏桃体の誤作動が原因で
わずかな緊張から、恐怖や興奮状態を作り出すと言われている。

と説明されていましたが、脳脊髄液減少症でも、脳の誤作動や脳が正常に働かないことでの、
わずかな刺激などに過敏に反応する症状がでます。

ましてや、プロ野球選手です。

スポーツをしていない普通な人より、体になんらかの衝撃を受ける確率は高くなり、脳脊髄液減少症を発症するような衝撃を体に受けている可能性は十分考えられます。

 

しかし、誰もその視点で考察したような形跡がないことが、再現ドラマで感じ取れ、今ももしかして、脳脊髄液減少症の可能性には誰も考えたこともないのではないか?と、
とても心配になりました。

認知度が非常に低い脳脊髄液減少症

脳脊髄液減少症は、交通事故やスポーツ事故などで体に強い衝撃を受けたことがきっかけで、脳脊髄液が漏れだし、さまざまな症状を引き起こす病態です。

しかし、多くの医師にもいまだ認知度が低く、ましてや世間一般の人には、症状からでは気づきようがない非常に認知度の低い病態です。

現在、日本では世界に先駆けて脳脊髄液減少症の研究班が数年がかりで研究を進めてきましたが、
この春やっと、髄液漏れの治療法であるブラッドパッチ治療が多くの患者の署名活動や声で、やっと保険適用になったばかりです。

いまだ、多くの医師にさえ、理解されていないのが現状なのです。

この選手は、もしかしたら、野球の練習中、試合中の、なんらかの体への衝撃で、髄液が漏れ、脳脊髄液減少症になり、結果として、心療内科医や精神科医から見たら、「パニック障害」と診断されるような、症状が出ているのではないか?と私は強く感じました。

もし、この選手が、脳脊髄液減少症でもパニック障害と同じ状態になることに気づき、専門医の元で検査を受けもし、髄液が漏れていたら、パニック障害と誤診されていた事実を、公にしていただきたいと思います。

そのことで、パニック障害とされている人たちが、自分の症状が心の病ではなく、髄液漏れの結果としての症状の可能性に気づけるかもしれないからです。

前の記事:パニック障害と脳脊髄液減少症 1

パニック障害と脳脊髄液減少症 2

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lily

健康オタクの脳脊髄液減少症のサバイバーです。「原因不明」「異常なし」「精神的なもの」とされたり、何かすでに別の病名がついている人たちの中に、脳脊髄液減少症が隠れている可能性について、広く社会に伝えたいと思っています。

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