リカ場 ~私の脳脊髄液減少症のリカバリー~

原因不明の症状に潜む脳脊髄液減少症の早期発見と回復、症状理解による患者に優しい社会の実現のために、私ができること

パニック障害と脳脊髄液減少症 3

time 2016/09/23

パニック障害と脳脊髄液減少症 3

パニック障害と脳脊髄液減少症 2 の前回の記事の続きです。

パニック障害と脳脊髄液減少症 1の記事でも書きましたが、

ザ・世界仰天ニュースによると、お笑い芸人「中川家」の兄 剛(つよし)さんが、パニック障害に苦しみ、激しい動悸で、「心臓が破裂し、きっと自分は死ぬ」という恐怖を感じるほどで、舞台に立てなくなったそうです。

電車の中、エレベーター、会議室、でもそれらの症状が起こるようになり、仕事もままならなくなり、芸人としての自信を完全に失ったといいます。

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パニック障害

番組の説明では、

パニック障害とは、日本では100人に3人が発症しているといわれ、

症状は、呼吸困難、めまい、吐き気、動悸、震え、
閉ざされたエレベーターや
飛行機、電車、バスなどの乗り物、
長時間行われる会議など、
“自由のきかない場所に身を置くとき、恐怖に支配される心の病”
このまま自分は死んでしまうと思うほどの激しい呼吸困難に襲われる。

と説明されていました。

それを聞いて、脳脊髄液減少症について知らない人からみたら、そう思うのもしかたがないな、と私は思いました。

人間に起こっている現象を解説するとき、第三者が判断理解しようとするときの見かた、考え方と、当事者が内側から分析した、見かた考え方には、大きな開きや視点の違いがある場合が多いのです。

私は、脳脊髄液減少症で自分が経験した観点から、脳脊髄液減少症が、いかにパニック障害と同じ症状を人体に引き起こすのかを、なにもご存じない方々に、お伝えできれば、と思っています。

いかに、脳脊髄液減少症の症状が、パニック障害と誤解されやすいか、いかに、自分の症状が、

他の原因のない精神科分野のパニック障害ではなく、脳脊髄液減少症が原因での症状である可能性が高いのか?脳脊髄液減少症が原因での、パニック障害状態の症状は、脳外科での脳脊髄液減少症の治療によって回復可能であるのに、なぜ、そのことに、多くの人が気づけないか?を

私なりの考えで、説明したいと思います。

脳脊髄液減少症の除外なくしてパニック障害の診断なし

私は、原因不明の症状に苦しんでいる人が受診してきた時、医師に脳脊髄液減少症の知識が皆無、あるいは誤解があれば、見逃される可能性がきわめて高いと思っています。

つまり、脳脊髄液減少症の症状で、内科的、脳外科的、呼吸器的、循環器的などのさまざまな検査を受けても、異常がなく、原因不明の場合、精神科に回される確率が高くなります。

そこで、上のような症状や、前回の記事で紹介したようなチェックリストで「パニック障害」の可能性が高いとなれば、「パニック障害」と誤診されても、少しも不思議ではないのが、脳脊髄液減少症なのです。

そう思うのは、私自身の経験からそう思います。

多くの医師は、現状では脳脊髄液減少症と自分の科の疾患との関係について知識を持っていません。
ですから、自分の診療科に、症状を訴えてくる患者の中に潜む、脳脊髄液減少症患者を見抜けないことが多いのです。

脳脊髄液減少症は身体にも精神にも症状がでますから、どんな症状を訴えてくる患者が来ても、まずは医師の頭の中で「脳脊髄液減少症」が浮かび、「その可能性はない。」とはっきりとしてから、「パニック障害」なり「うつ病」なり、「起立性調節障害」なり、別の病名をつけていただきたいと思っています。

パニック障害の症状を、“脳脊髄液減少症”という観点からみる

実は、私も実際に、飛行機、エレベーター、電車、バスなどの乗り物、長時間座位を強いられ、自由にトイレにも行けないような環境の中で、症状が悪化したり、苦しい思いをしたことが何度もあります。

しかし、私はパニック障害ではありません。
脳脊髄液が漏れていた、髄液漏れ患者です。

では、なぜ、パニック障害と同じ症状の特徴が出たのか?
みなさんはわかりますか?

それはその場所が「閉ざされた場所」であるからでも、「長時間拘束される場所」であるからでも、“自由のきかない場所”であるからでもありません。

そういう場所に身を置くとき、“恐怖に支配されるから”症状が起こるわけでもありませんし、
心の病”であるから、そういう場所で症状が起こるわけでもありません。

脳脊髄液減少症を体験したことのない人たちから見たら、

閉ざされた空間、逃げられない環境、自由のきかない場所、に身を置かざるを得ないことが、さも症状が出るきっかけで“恐怖に支配される心の病”と誤解されても、

しかたがないかもしれません。

でも、違うのです。
別の理由があったのです。
少なくとも、脳脊髄液減少症が原因での脳の不調で、それらの症状が起こっていた私の場合ですが・・・。

次回、脳脊髄液減少症の私の視点から、説明してみたいと思います。

脳脊髄液減少症という視点で考えれば、なぜ、飛行機、電車、バス、エレベーター、長時間の会議で「死ぬのではないか?」と思うほど苦しい症状が出てくるのかが、簡単に、理由づけできてしまうのです。

実際の脳脊髄液減少症の当事者の私の体験からの考えを、支持するかしないか、信じるか、信じないかは、読者次第ですが・・・。

ヒントは「脳」です。

パニック障害が最近 「脳の偏桃体」の異常、誤作動と気づかれてきたように・・・・

だけど、パニック障害の原因とされているそのことより、脳脊髄液減少症の場合は、さらに一歩踏み込んだ視点で考えれば、簡単に症状の謎は解けるのです。

パニック障害と脳脊髄液減少症 4 に続く

前記事
パニック障害と脳脊髄液減少症 1

パニック障害と脳脊髄液減少症 2

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自己紹介

lily

健康オタクの脳脊髄液減少症のサバイバーです。「原因不明」「異常なし」「精神的なもの」とされたり、何かすでに別の病名がついている人たちの中に、脳脊髄液減少症が隠れている可能性について、広く社会に伝えたいと思っています。

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