リカ場 ~私の脳脊髄液減少症のリカバリー~

原因不明の症状が「脳脊髄液減少症」だった私が、世界中に伝えたいこと

昨日(2020年4月19日日曜日)配信の、スポーツ報知の増田 寛さんの記事を読んで驚きました。

不織布は10回は洗えるって書いてあったから。

この2か月、なかなかそういうことをはっきり言う人がいなかったのに、やっと「洗って大丈夫」っていう専門家に出会えた気がして、「こういうことを勇気をもって言ってくれる人が、いたのね!」と驚いたから。

でも、その人が「洗濯機はダメ」って言うのを知って、「やっぱりそこはダメですか・・・」ってちょっとがっかりしました。

その、スポーツ報知の記事とは・・・・・

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不織布マスク10回は洗える・不織布研究30年技術士

スポーツ報知

不織布マスク10回は洗えます…アベノマスクよりベターとの声も…
4/19(日) 8:00配信

全国的なマスク不足の中、政府から全世帯に布マスク2枚が順次郵送され始めた。通称・アベノマスクは「何度も洗える」というメリットの一方、「効果が薄い」「洗うと縮む」などの声もある。いまや入手困難となっている市販の不織布マスクは1回きりで捨ててしまうしかないのか。手作りする人も増える中、マスク事情を追った。

感染者の多い東京・港区、世田谷区から届き始めたアベノマスクは、不織布のものより繊維の隙間が大きく、効力が薄いとの指摘も専門家から出ている。製紙会社で約30年、不織布の研究に携わり、技術士(繊維部門)の国家資格を持つ奥恭行氏(58)は「使い捨てマスクなので洗えば当然、初期性能は落ちますが、不織布マスクは洗濯して使い回せる」と話す。

洗濯のポイントは「優しく洗う」こと。奥氏は「不織布を破壊するような強い力でなければ、手洗い(毛糸のセーターのもみ洗い)できます。洗濯機は言語道断です」。三次元的に縫われる布に比べ、不織布は二次元的に繊維が並んでおり衝撃に弱いという。

洗剤は除菌作用のあるものを使うのがおすすめ。洗濯後は、つるして乾燥させれば10回は使えるという。この洗濯法は「アベノマスク」にも有効で、「布なら100回は洗える。飛沫(ひまつ)を防ぐだけならガーゼマスクで十分。不織布マスクは毛羽立ち気味になるが、布はなりにくい」と布マスクの有用性も説明した。

不織布マスクは3層素材が主流で、中央の細繊維が帯電しウイルスを捕集する。奥氏は「この効果は水、特に洗剤やアルコールに接することで効果が減少するので初期性能を保証できない」とした。奥氏の実験では、新品で90%以上の捕集効率をうたうマスクを洗濯すると、効率は70%に落ちたが「70%より効率は低下はしなかった。一方で布マスクの捕集効率は20~40%。対ウイルス効果を重視するなら、洗った不織布マスクの方がベターかもしれない」と話した。(増田 寛)
報知新聞社

というもの。

記者さん、よく取材して記事書いてくれましたね~。ありがとうございます。

でも、もっと早く2月ごろに取材して書いてほしかったです。専門家さんも、もっと早く勇気を出して「不織布マスクは洗えるよ」って言ってくれればいいのに、と思いました。

「なんでいままで黙ってたのよ~」「なんで誰も、そういう専門家探し出して記事に書いてくれなかったのよ~」って思わず心の中で叫んでしまいました。

でも、2か月前では4月に、誰もそんなこと(不織布マスクは10回は洗えるよ)なんて言い出せないし、記者さんもそんなこと絶対書けなかったんでしょうけどね・・・。

製紙会社で約30年、不織布の研究に携わり、技術士(繊維部門)の国家資格を持つ奥恭行氏(58)は「使い捨てマスクなので洗えば当然、初期性能は落ちますが、不織布マスクは洗濯して使い回せる」と話す。

って、アベノマスクが配られ始め、シャープが個人用に不織布マスク販売するっていう今頃、そんなこという専門家の記事を読んでもねぇ・・・。

2月ごろにこの記事、出たらよかったのに。

不織布に詳しくて、「洗うと性能は落ちても、不織布は洗濯して使いまわせる。」って知っていたなら、もっと早く勇気を出して、2月はじめごろに、ネットでもいいから、どんどん個人的意見としてでも発信してほしかったです。

でも、あのころ、専門家もマスク工業会も、誰もが、「洗って使いまわすことは推奨しない。」って言っていたから、専門家であればあるほど、「不織布は洗って使いまわせますよ」なんて、なかなか言えなかったんでしょうね。

「常識」というものは、時代とともに変化するもの

そりゃ~、病院とかではマスクの使いまわしは常識的に、いけないでしょう。

過去に、医者が集団予防接種で注射器と注射針をどうどうと使いまわしていた時代があって、そのつけがB型肝炎ウイルスに感染した人たちを出して、今、保障問題になっていますからね。その、トラウマもあって、「医療現場での使いまわし厳禁」が常識になっている今、マスクの使いまわしを推奨しないのは当たり前でしょう。

でも、マスクを使い捨てられたのは、安くていつでも大量に手に入る使い捨てマスクがあったからこそ。

マスクが今までのように、安く大量に手に入らなくなって、毎日使っては捨て、ができない時に、潤沢にマスクが安く手に入った時と同じような使い方をしていたら、足りなくなるのは当然当然でしょう?。

それなのに、「使いまわしは厳禁、マスクの表面に触れてもいけない、一回使ったら、触れずにゴムを持って使い捨てろ!」みたいなことを、つい最近までNHKで平気で言っている女性医師もいましたね。

なのに、マスク不足はどんどん進み、ついに、厚生労働省も、N95という高機能マスクも消毒して再利用を、つい最近、認めざるをえなくなってきた。

私から見たら、当然のなりゆきです。

だから、もっと早く、一般人で、家にほとんどいるような人が、買い物に出かけるとか、ちょっとそこいらに外出するぐらいでマスクするような人たちには、「マスク再利用可」をもっと早くから言っていれば、医療機関のマスク不足をもう少し遅くできたかもしれないのに。

もし、2月の段階で「マスク再利用可」が国民に広くアナウンスされていたら?

もっと早く、せめて2月の上旬ぐらいの段階で、ただの専門家ではなく、専門〇〇ではない、“危機管理能力の高いマスクや医療関係の”専門家(臨床の現場の人)と、危機管理の専門家がまとまって、専門家会議を作っていたら。
もし、“本当の意味での”専門家の集まりを作り、今後予想されるマスク不足を考えて、早い段階で、「一般人の不織布マスクの洗って再利用可」という判断がなされ、それが政治家トップに伝わり、それが国民にアナウンスされていたら。

そうして、「国民の皆さん、今使っている不織布マスクは捨てずに洗って持っていてください。何回もダメになるまで使ってください。これから国内でマスクを作るように今、動いていますから、製造できた暁には、順次皆さんが買えるようにしますから、今は、皆さんが持っているマスクを、本来は使い捨てなんですけど、今回は捨てずに再利用してください。ご協力お願いします。」ともし、勇気を出して国民に言っていたら、国民は今ほど、“マスクパニック”には陥らなかったと思います。

新型コロナウイルス感染症が日本に入ってきたのは、未経験で、予測ができなかったとはいえ、少なくとも私は1月の半ばの段階で、「これからマスクが買えなくなるな」と思って危機感をもっていましたし、2月の上旬の段階では、「なぜ、不織布マスクを洗って使え!」と勇気をもって言う人がいないんだろう!と内心思っていたからこそ、ここでの記事で書き続けました。

脳脊髄液減少症で、一時は判断力もかなり劣っていた私が、マスク不足を予知でき、2月の上旬の段階で「今人々が持っている、手元にある不織布マスクを洗って使えばいいのに!」と強く思っていたのに、専門家と称する人たちは「洗って再利用なんてとんでもない!」って人たちばかりでした。

それがとっても悔しくて残念です。

日本の、専門家やエリート先生たちは、マスク不足の予知力と、その打開策としての「今ある不織布マスクを捨てずに再利用する。」ってことに、どうして気づけなかったのでしょう。

日本の専門家や政治家は、脳脊髄液減少症でかなり脳がダメージ受けた私の脳みそより、判断力と予知力という点では私より劣っているとでもいうのでしょうか?

もし、もっと早く「マスク再利用可」を誰かが勇気をもって、批判に耐えて、声を上げてくれていたら、今ごろ、もっと人々は落ち着いて、今あるものでなんとかしようとし、早朝からの行列や、マスクの奪い合い騒動など全国で起こらなかったでしょう。

とにかく、残念です。

専門家の意見がすべて正しいとは限らない

今回のことを見てもわかるように、専門家が言うことがすべて正しいとか、その後を予知して適切な判断をしているとは限らないのです。

何度も繰り返しいいますが、医師にも見放された原因不明の症状に苦しんでいた私に、「それは脳脊髄液減少症の症状じゃないの?」と気づかせてくれたのは、医師でも専門家でもない、普通の患者のインターネット上の自分の症状でした。

だから、普通の一般人の体験の中にも、真実が隠されていることがあるのです。たとえ、その時、その人の意見

専門家と呼ばれる人たちに批判されていたとしても。

歴史が進んでみないと、何が真実で、どちらの意見が、正解だったのか?はわからないのです。

今回の事で、私は自分の判断力と予知力に少し自信がつきました。

これからも、私は自分でさまざまな情報を集め、それを自分の頭で考え、自分で自分にとってのよりよい方法を判断し、選び、実行し、自分で自分の命を守ります。

今回のスポーツ報知の記事の中に、専門家が「不織布を破壊するような強い力でなければ、手洗い(毛糸のセーターのもみ洗い)できます。洗濯機は言語道断です。」と言ってますけど、

他の専門家は「マスクは手洗いで揉まずに押し洗い」と聞きましたけど?。

この方、“不織布の専門家”ではあっても、“主婦の専門家”でも”“洗濯の専門家”でもないわけですから、私、洗濯機で洗っちゃいますよ。手洗いなんか面倒で毎日、何回もできないし、経験上、縦型の洗濯機で普通コースで洗っても、見た目も使ってみても、1~2回洗っても、新品同様だから。(ミクロ的にはもまれちゃってるんだろうけど)

今の洗濯機って、ウールも絹も、いろいろ傷めずに洗えるんですよ。洗剤だって、おしゃれ着洗いように、いろいろとあるし、普通コースでも見た目マスクが痛まないんだから、おしゃれ着コースで押し洗いで洗えば、手洗いよりきれいに洗えそう。

それに、10回と言わず、私、もう、2か月、マスク毎日何枚も洗いまくってますけど。

なにか?

 

「ウイルス拡散防止にマスク有効」 米中チームが米科学誌に発表

毎日新聞 2020/04/20 17:47

一般的な風邪の原因となるこれまでのコロナウイルスなどに感染した患者が不織布のマスクをすると、飛沫(ひまつ)の中に含まれるウイルスの拡散を抑制できることを実験で確かめたと、米中の研究チームが米科学誌ネイチャー・メディシンに発表した。研究チームは「新型ウイルスについても、感染拡大を抑えるために、感染者のマスク着用によって同様の効果が期待できる可能性がある」としている。

研究チームは2013~16年、香港の病院を受診した患者のうち、コロナウイルスや季節性インフルエンザウイルスなどについて陽性と診断された人を対象に分析。ポリプロピレン製の不織布の使い捨てマスクを着用したグループと非着用グループに分け、呼気を30分間採取して調べた。
コロナウイルス感染者(延べ21人)の場合、呼気に含まれていた直径5マイクロメートルより大きい飛沫を調べたところ、マスク非着用の10人中3人からはウイルスが検出された。一方、着用した11人は全員、マスクの外に出た飛沫から検出されなかった。飛沫よりも小さく空気中を漂う「エアロゾル」(直径5マイクロメートル以下)についても、非着用の10人中4人からは検出されたが、着用者からは検出されなかった。

という記事も読んで、やはり、思った通り!とほっとしました。

患者が飛沫を出さないためには効果が確かめられても、まだ、健康な人が飛沫を吸い込まないという予防効果については、科学的証拠をまだつかめていないみたいですが、それも時間の問題で、いつか証拠が捕まえられるでしょう。

自分の本能を信じて、WHOや、専門家医師が、マスクなんて予防的にしてたって効果ない、って言っていても、マスクしないよりも、洗ってでもマスクしといてよかったと思いました。
マスクが全く予防効果がないと思うのなら、国が国民に、不織布より目の粗い、布マスク(アベノマスク)なんて、400億円以上かけて配らないでしょう。

マスクには、飛沫拡散予防効果だけでなく、健康な人が余計な飛沫を吸い込んで感染することを予防する効果も絶対あると思います
。いつかどこかの研究者が実験してそれを証明してくれますよ。きっと。

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自己紹介

lily

脳脊髄液減少症のサバイバーです。私が生きているうちに「原因不明」「異常なし」「精神的なもの」とされたり、何かすでに別の病名がついている人たちの中に、脳脊髄液減少症が隠れている可能性について、広く社会に伝えたいと思っています。

「脳脊髄液減少症を知っていますか」

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