リカ場 ~私の脳脊髄液減少症のリカバリー~

原因不明の症状が「脳脊髄液減少症」だった私が、世界中に伝えたいこと

そろそろ“使い捨て文化”をやめませんか?

time 2020/04/01

そろそろ“使い捨て文化”をやめませんか?

今、マスク不足で、私が感じたことは、今までの日本の“使い捨て文化”を考えなおすいい機会ではないかということです。

最近、私が感じたことを書きます。

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“不織布”は実は水に強い

2か月不織布マスクを洗い続けて、私、逆に「不織布ってものすごく丈夫だな」と気づきましたよ。

身の回りを見渡して考えてみれば当たり前ですよね、不織布って、いろいろなものに使われていますから。

使い捨てマスクだけでなく、赤ちゃんのおしりふきとか、紙オムツとか、大人用オムツとか、ぬれティッシュとか、アルコールティッシュとか、生理用ナプキンとか、尿漏れパットとか、三角コーナーの生ごみネットとか、だしを濾すのにつかわれるクッキングペーパーとか、花束をつつむ包みとか、水分に触れて溶けては困る商品に多用されているんですから。

つまり、不織布は水に強いってことですよね。

水に強いってことは、洗濯に耐えるってことですよね。

不織布マスクが今まで使い捨てだったのは、“不織布が洗えない素材”だからではなく、ただ、布製より不織布が安価だったから、あるいは、洗うと性能が低下するから、感染する恐れがあるから、といった意味で、使い捨て用にされてきただけですよね。

“不織布”が洗えないって意味ではないですよね。

だって、もともと“不織布”って素材は、水に強い素材なはずですから。

一般人は“不織布マスク”を使い捨てにしなくてもいいのでは?

私は、今回のマスク不足は、今後の日本の使い捨てマスクのあり方を考え直すいい機会ではないか?と思います。

使い捨てマスクの8割を海外に依存し、日本国内での製造は2割であるという現実。

自分の国で使う分のマスクも自国で作らず、安い海外製の使い捨てマスクをどんどん輸入し、どんどん使い捨ててきた日本。

今後は、自国の国民の必要なマスク分ぐらい、日本ですべて供給できる体制を整えるべきではないかと私は思います。

一般人が花粉症などで予防的にするマスクは、使い捨てでなくてもいいんじゃないかと私は思います。

マスクメーカーに言いたいこと

医療現場はマスク使い捨てを維持してもらいつつ、一般人が使う、花粉症対策マスクや、感染予防的マスクは、“洗って再利用できる不織布マスク”を作るべきではないか?と私は思います。

一般人用の洗って再利用できる不織布マスクと、医療用の使い捨て不織布マスクを2種類作るといいのではないか?と思います。

マスク工業会は、不織布が、水に強く、アルコールティッシュなどにも使われている事実を認めて、そろそろ一般人向けの、“洗える不織布マスク”の開発に取り組んでもらえませんか?

不織布の使い捨てマスクが「洗えない、洗ってもらっては困る。洗って使うことは推奨しない。表に触れずに捨てて。」というのは、つまり、「使い捨て用」に作ってきた商品だからでしょう?

「使い捨て用に作ってきた商品」が実は「洗って再利用できる。」となったら、つじつまが合わないからでしょう?

それに、不織布マスクが実は水に強くて、洗って機能が落ちることはあっても、機能低下やさまざまなリスクは度外視すれば形状的には意外にも丈夫で何度も「洗える」ってことに消費者に気づかれてしまったら、今後マスクの売り上げにも響くことを恐れているのかもしれません。

そんなことはないと思うんですが。

靴下だって、パンツだって、洗って再利用しているけれど、ダメになればまた買うわけで、マスクだって、洗えても、必ずまたマスクを買う人はいるわけですから、そうした恐れがあって「洗えない」と最初は言い続けていたとしたら、それも違うと思います。

だったら、「使い捨て」ではなく「洗って再利用すること想定した」不織布マスクを作ったらいいじゃないですか?

それができたら、絶対に売れると思いますよ。

今までの「使い捨て」を想定した不織布マスクより丈夫に作ればいいのでは?。

不織布マスクを洗うことで起こる、機能低下も安全性も、いろいろ実験して公開すれば、納得の上で消費者に再利用してもらえばいいのではないでしょうか?

メーカーが実験して、「これ以上の洗濯での再利用はお勧めしない。」っていうラインを、実験で示して、洗える不織布マスクを作ってぜひ売り出してほしいと私は思います。

だって、布より、不織布の方が、布より、繊維の目が細かいと思うから。

ご検討をお願いします。

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自己紹介

lily

脳脊髄液減少症のサバイバーです。私が生きているうちに「原因不明」「異常なし」「精神的なもの」とされたり、何かすでに別の病名がついている人たちの中に、脳脊髄液減少症が隠れている可能性について、広く社会に伝えたいと思っています。

「脳脊髄液減少症を知っていますか」

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