2020/07/04

手の洗い方なんて、いまさら教えられなくったって、若い時から私、手首どころか肘ちかくまでグリグリ洗ってますよ。
指だって、一本一本グリグリ洗ってますよ。
指の間だって、指先だってしっかり洗うことだって知ってますよ。
でも、それができない時があるのです。
それが、手洗いの“盲点。その盲点に、たぶん、手洗いを指導する専門家も気づいていないと思います。
それはね、
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正しい手洗いは、人の心と時間に余裕がないとしっかりできない
ってこと。
朝、時間ギリギリで起きて、お弁当や朝食を作らなければならない時、ゆっくりしっかり手洗いなんてしないで、適当にすませて調理に取りかかってしまうでしょう?
乗る電車の時間が迫っている時、駅のトイレでゆっくりしっかり手洗いなどできないで、チャチャと洗ってすませてしまうでしょう?
公共のトイレで混んでいる時、うしろに手洗い待ちの人が並んでいる時、ゆっくりしっかり手首まで洗っていられないでしょう?
皆が、しっかりした手洗いをするには、まずは人の時間と心にゆとりをもたなければ、いくら正しい手洗いの知識を持っていても無理です。
時間にゆとりを持って、朝起きる、電車に乗る時間にゆとりを持って行動する。そうすれば、自分も時間と心にゆとりを持てば、手をしっかり洗えると同時に、たとえ、他人がのんびりと手を洗っていても、イライラしずらくなるでしょう?
「正しい手洗い」の知識を持ったら、次は「その正しい手洗いをするために、時間的、心理的、ゆとりを持って、いつでもどこでも、手洗いをしっかりできるための準備をしなければ、いけないと私は思うのです。
そうでないと、いくら正しい手洗いの知識はあっても、なかなか実行するのが難しく、理想論で終わっては予防効果もなにもないですから。