2020/07/04
新型コロナウイルス感染症(covid-19)が蔓延している今なら、こういうこと言っても、いいかも?と思って今こそいいますが、
以前から「不衛生」だと思っていたんですが、誰も何も「不衛生だと思っていないようなので」あまり声を上げてこなかったんですが、
お誕生日ケーキにろうそく立てて火をつけて、お誕生日の当事者に息をふきかけさせて火を消す行為、この際みんなでやめませんか?
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唾液の飛沫がかかったケーキ、食べたいですか?
ケーキの上のろうそくの火を、お誕生日の当事者が吹き消して、そのケーキを切り分けて食べると、絶対、その当事者の唾がとんでケーキにふりかかってますよ。
そんなケーキを切り分けて食べるんですよ。いいんですか?
感染症にかかっていなければ、それでいいんですか?
いいおじさんやおばさんの息で吹き消したケーキなんて誰も食べたくないけど、かわいい我が子が吹き消したケーキならかまわないから食べますか?
唾がかかったケーキでも愛情がある人のなら、食べるとか、それが親愛の証だとか、食べられないなら「親愛の情がないとか」そういう問題ではないんですよ。
ケーキは「踏み絵」じゃないんですから。
もともと、昔から、ジュースの回し食いとか、お弁当のおかずのおすそ分けとか、自分の飲んだ飲み物や食べ物を他人に回すことでそれを受けることが親愛の情のような習わしが、日本にあると思います。
同じ盃でお酒を回し飲むとか、茶道の、抹茶を回し飲む作法とか、私はそういうものがとても不衛生だと子供のころから感じていました。
観光地に行くと、家族でアイスクリームを回しなめするとか、友達同士で回しなめするのみると、私はぞっとします。
私は、家族で絶対にそういうことしてきませんでしたから。
不快なCM
つい先日も、味の素のクックドゥのCMが以前と変わりなく、大皿に盛られた中華を家族が自分の食べてる箸で取りあうシーンが放送され、「この時期に及んでも以前と同じスタンスか!」って思って不快でたまりませんでした。
中国で、新型コロナウイルス感染症(covid-19)が広がった原因のひとつに、中国は、結婚式などでも、大皿に料理を持って、自分の箸で来客に取り分けたり、それがおもてなしだとする習慣がある、との報道をテレビで見ました。
大皿に盛られた料理を、たとえ家族であっても、自分が口に入れて食べているお箸で、料理をつつきあうなんて私はしてこなかったので、その大皿&直箸 の食べ方は、不衛生で私は、今もそんな料理の取り分け方、食べ方はしたくありません。
私は、味の素のクックドゥの味が大好きで、よく買って作るので、大変お世話になっているのですが、あのCMだけは不快でたまりません。
最近のCMは「換気」を意識したのか、家族で窓を開けるシーンもありましたが、相変わらず、大皿に盛られた料理を直箸で食べるシーンが続いていて、うんざりしました。
たしかに、大皿料理をつつきあって食べる家族のCMの映像はとてもおいしそうで、買いたくなり、CM効果は抜群でしょう。
でも、「大皿盛りの料理を直箸でつつきあう食べ方を推奨することにもつながりかねない」と私は思うのです。食品メーカーは、商品のCMをするときは、商品を買わせるためだけでなく、ついでに「衛生的な食べ方」をCMを通じて、見る人に示してほしいと私は思います。
そういう意味で、あのCMはマズイと私は以前からずっと思ってます。
うちはクックドゥで作ったら個別のお皿に最初からわけます。
おいしく安心して食べられます。大食いの人の先に食べらえてなくなることもないしね。
衛生に対して意識が低いテレビ界
今朝も、料理番組で、料理人の男性が自分の使った箸で女性に料理を取り分けている画面を見ました。
私は、この料理人、衛生意識が低いなと思いました。
前も書いたけど、高齢の料理の講師が、熱い料理に、「ふ~ふ~」息かけて冷ましてから、足スタンドの男性に食べさせるNHKの「きょうの料理」のシーン、あれも不快だった。
料理人が、鍋からおたまでソースをすくい、そのままお玉に口つけて味見するシーンもよくテレビで見て、とても不快。
NHKの「サラメシ」という番組でもたまに見ますね、自分のお箸で、おかずを同僚にわけるシーンとか。
おそらく、編集されることなく、そのまま放送されたということは、放送する側に、そういう映像に対する危機意識が欠如しているのだと私は想像してきました。
とにかくテレビでは、「衛生面」に気を付けた食べ方、料理の仕方を常に放送してほしいです。
そういうことに対する鈍感さから、味の素という、私の大好きな企業も、ああいうCM、誰も何の疑問も持たないまま、平気でテレビで流してしまうのだと思います。
テレビ界が、ひとつひとつ「衛生的に気を配った内容の放送をしてくれること」という、そういう地道な積み重ねから、今までの常識が非常識に変わり、今までの慣習が変化し、新しい慣習に代わり、自然に衛生観念が国民に広がっていくのだと思います。
そうすれば、「誕生日のケーキの上のろうそくの火を息を吹きかけて消す」という行為のリスクにも気づいて、やめていく人たちが増えるように私は思います。
ケーキの上のろうそくの火を口で息を吹きかけて火を消すより、きれいにあらった手で、拍手をしたり、仰いだり、手に持ったうちわであおいで火を消したり、新しい衛生的な火の消し方、みんなで考えませんか?
そもそもうちでは、それがいやなので、ケーキにろうそくをしばらく前からのせなくなりました。
去年のクリスマスケーキにもろうそくがついていたけど、ろうそく使わなかった。
ケーキやさんは、そもそも、ケーキにろうそくつけるの、ケーキ業界とかで協議して、一斉にやめてくれませんか?
そうしないとなくならないでしょう?
ケーキの上にろうそく立てて、火をつけて息を思いっきり吹きかけて消してから、ケーキを切り分けて食べるという不衛生な行為が、この先も「お誕生日の恒例」のまま、消えずに世の中に残り続けるでしょう。
一年一年、健康に生きてこその誕生日
その人が一年一年、健康で長生きして誕生日を無事に重ねていくためには、日々健康に生きてこそのことなんだから、誕生日こそ「衛生意識」をしっかり持ってほしいです。
ケーキに飛沫飛ばす行為、そろそろやめませんか?
それとも、マスクして、息を吹きかけますか?