2020/07/04
2016年2月22日 17時16分 記
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医師の専門の細分化が脳脊髄液減少症をわかりにくくする
私は、脳脊髄液減少症で、目や耳や全身のさまざまな症状を抱えていた時、その症状ごとに、自分で医師を選んで受診しました。
耳や鼻の症状なら耳鼻科、手足の症状なら、神経内科や整形外科、手足のシビレや一時的な麻痺や記憶障害なら、神経内科や脳外科、目の症状は眼科、下痢や便秘、内臓の痛みや、風邪の引きやすさと、治りずらさでは内科などです。
脳脊髄液減少症の場合、実にさまざまな症状が出るため、患者が自ら、診察する科を選んで、行くしかなかったのです。
眼科に行ったら、同時に抱えている、だるさや耳の症状を、医師に話しますか?
眼科に行ったら、眼科の医師には、自分の数ある症状の中で、眼科の医師の担当分野に当たる症状しか患者は医師に話さないのが普通ではないですか?。
眼科で、同時にある、手足のシビレや、手足の力の入らなさや、頻尿や、生理不順、味覚障害などの症状を言ったところで、医師にけげんな顔をされるだけだし、なんで、ここでそんなことを言うの?と思われることを事前に察知して、気を使って、あえて患者は、その医師の専門分野に入る症状しか言わないことでしょう。
めまいで困っている患者が、まずは耳鼻科や、脳外科で、めまいの原因がわからず、治らず苦しんでいれば、めまいの専門外来というところへ行くかもしれない。
でも、その、「めまいの専門外来」の医師だって、頭に思い浮かばないのが、脳脊髄液漏出症や、脳脊髄液減少症なんだと思います。
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