リカ場 ~私の脳脊髄液減少症のリカバリー~

原因不明の症状が「脳脊髄液減少症」だった私が、世界中に伝えたいこと

原因不明の慢性疼痛や慢性的な疲労感が続き、日常生活にも支障が出ているにもかかわらず、

それらの症状が、外傷が原因での脳脊髄液減少症で起こってかもしれないということに、

多くの医師も、患者も家族もが気づけないのが現状だと思います。

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脳脊髄液減少症に気づけないわけ

症状の原因が、脳脊髄液減少症だと気づけないわけは、

症状が多彩で、症状から見抜く専門医もすくなく、

さらに、脳脊髄液減少症でどんな症状が起こるかが、広く社会に知れ渡っていないことがあげられると思います。

その上、脳脊髄液減少症の、慢性疲労症候群のような激しい疲労感、だるさ、倦怠感や、線維筋痛症のような慢性疼痛、などが、事故やケガをしてから、しばらくたってから、時間差で症状が出てくることから、

症状と、「怪我、事故の衝撃、転落の事実、暴力を受けた事実、」など、人体になんらかの衝撃が加わった事実がなかなか結び付かないからだと私は考えます。

医療関係者ほど気づけない

脳脊髄液の漏出によって、脳脊髄液が減少することによって、症状が起こると考えられ、それの治療として、脳脊髄液漏れを止める、ブラッドパッチ治療が健康保険適用になったのは、つい1年前の2016年4月の話です。

ですから、それまでの医師、看護師、保健師など、医療関係者は、大学などで、脳脊髄液減少症の治療法としてのブラッドパッチの有効性や、脳脊髄液減少症の症状など、教育されていないわけです。

低髄液圧症候群という病態は古くから医学関係者の教科書に載っていても、それは、「ごくまれな」病として教育されてきたことでしょう。

髄液が漏れて減って、その人間のいつもの正常な髄液圧が下がれば、たとえ一般的な髄液圧が「正常」とされている値であったとしても、

その個体にとっては、今までの髄液圧より減ることで、症状は起こることがある、などということは、教育されてはいないでしょう。

ですから、私の今までの経験では、きちんと医学知識を教育されてきた、医学関係者ほど、脳脊髄液減少症の存在に否定的であったり、

多彩な症状と脳脊髄液減少症との深い関係に、普通の人たちより、かえって医学関係者の方がなかなか気づけなかったり、気づこうとしなかったり、するように感じます。

それは、盲点ともいうべきことだと思います。

「髄液圧が正常なら、そんな症状が出るはずがない。」とか、

「歩ける人が髄液が漏れているはずがない。」とかいう、既存の医学知識があるがゆえの勝手な思い込みとか、

「精神症状、目の症状、鼻の症状、味覚の症状、全身の痛み、血圧の不安定、呼吸困難、全身のだるさ」などの多彩な症状が目くらましとなってしまい、

既成の医学知識に縛られてしまいがちな医学関係者には「脳脊髄液減少症が背景にあること」に気づけない。

ということも多くあるからだと私は考えます。

脳脊髄液漏れを治して慢性疼痛も回復

少なくとも私は、慢性疼痛の裏には、いつも必ず髄液漏れ、あるいは低髄液圧が原因としてありました。

つまり脳脊髄液減少症が慢性疼痛の原因だったのです。

私は脳脊髄液減少症の治療を重ねて、手や足や腰や、全身にあった慢性疼痛が改善しています。

これは事実です。

慢性疼痛があって原因がわからないと、すぐ、内科系、慢性疼痛の専門医や、ペインクリニック医を訪ね、
痛みを取ることばかりを優先し、

痛み止めに頼りがちになりますが、もし、その慢性疼痛の原因が外傷が原因での脳脊髄液減少症だったら、

その場しのぎの対症療法だけでは、

本当の意味での「慢性疼痛からの回復」にはつながらないと思います。

原因不明の慢性疼痛がある場合、まずは脳脊髄液減少症を疑って、

世界中、いつでもどこでも、脳脊髄液減少症の検査と診断と治療が受けられるように、
早くなっていただかないと、多くの患者は救われないと思います。

慢性疼痛と脳脊髄液減少症は深い関係があります。

脳脊髄液減少症で痛みも、治療で回復も体験した私は、それを断言できます。

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自己紹介

lily

脳脊髄液減少症のサバイバーです。私が生きているうちに「原因不明」「異常なし」「精神的なもの」とされたり、何かすでに別の病名がついている人たちの中に、脳脊髄液減少症が隠れている可能性について、広く社会に伝えたいと思っています。

「脳脊髄液減少症を知っていますか」

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