2020/07/04

暑くなってくると、熱中症予防にいろいろな工夫がされたドリンクや塩飴などの塩分が入った食品、飲み物が出てきます。
私は脳脊髄液減少症の症状のためか、体が水分と塩分をむしょうにほしがり何年も前から夏になると、さまざまな塩分補給あめ、タブレット、塩分入りドリンクを試してきました。
季節を問わず、慢性熱中症予備軍のような体の脳脊髄液減少症の私も、だいぶ回復してきて、この梅雨時は、体調が悪化していません。
それでも、やはり暑くなってくると、体が自然に塩分と水分を欲します。
オーエスワンが一番いいんですが、お値段が高いのと、そればかりじゃ、飲むのも楽しくないので、いろいろ新商品とか夏限定商品がでてくると、それを試すのた楽しみになっています。
季節を問わず、年中売っているのを見かける、ポカリスェットや、アクエリアスなどの、定番の商品はいつでも飲めますが、ソルティライチでも、冬には自動販売機にもスーパーにも見かけなくなるので、この時期、期間限定の飲み物を飲めるのは私の夏の楽しみになっています。
慢性、脱水気味の体での闘病生活の中にも楽しみを加えることで、幸せを感じられます。
今年は、すでに、いくつかの秋冬にはあまり見かけないドリンクを1~2本ずつ買って飲んでみました。
・サントリーの「塩のはちみつレモン」(これは凍らせることもできて塩分もけっこう感じて気に入りました。ただし内容量が500mlではなく490mlで、ふつうのペットボトルより、なにげなく10ml少なくなってます。)
・キリンの「ソルティライチ」(いつもおいしいお気に入りの味)
・伊藤園の「冷梅」(私には塩分も梅味も足りない感じ、うすい味に感じる。私の味覚障害のせいかも?)
・チョーヤの「夏梅」(チョーヤというだけに梅の味の濃さを期待していたのですが、ちょっと梅味も塩分も薄くて残念な感じ)
・デルモンテの「ソルティすいか」
塩分が薄く感じるのが、私の味覚障害かと一瞬思ったのですが、成分表示を見て、ナトリウム分だけ比べてみると、やはり1本500mlあたりのナトリウムの量には大きな差がありました。
チョーヤの夏梅が 500ml1本での ナトリウム分が 27 ㎎
サントリーの塩のはちみつレモンは1本分はふつうのペットボトルより10ml少ない490mlですが、
500mlに換算すると、ナトリウムが 215 ㎎
伊藤園の冷梅(ひやしうめ)が 500ml1本当たりのナトリウムが 120~205㎎
キリンのソルティライチが 220㎎
大塚製薬の経口補水液オーエスワンが 500mlあたりのナトリウムが 575㎎ 食塩相当量は、 1.46g
デルモンテの「ソルティすいか」はナトリウム換算ではなく食塩換算で 食塩相当量しか表示がないけど、 0.59g
ということはナトリウムは232㎎ぐらいかな?
カルピス社の「濃い目のカルピス 宮古島の雪塩使用」 215㎎
ポカリスエットのナトリウム量は1本500mlあたり、245㎎
アクエリアスのナトリウム量は 1本500mlあたり、200㎎で、やはり、私が体でいいと感じた、ポカリスェットの方が塩分が濃いみたいです。
でも、私の体に一番しみわたり、潤す力があるのは、どうやらやはり成分的にはオーエスワンであり、それだけだと飽きるし、経済的にも大変だから、他に飲むのなら、塩分多めの、
サントリーの塩のはちみつレモンや、
キリンのソルティライチ
デルモンテのソルティすいか、あたりがいいかな?と思っています。
「濃い目のカルピス」もおいしいし、冷凍できるボトルみたいだから、
夏にいいかもしれないけれど、
自分ですでに何年も前からカルピスを毎日のようにヨーグルトに入れて飲んでいるし、
自分で作ってお気に入りの雪塩入れてすでに飲んでたから、これは
たまに買う程度で私はいいかな・・。
特に
サントリーの塩のはちみつレモンは味も塩分の量も私にはなかなかいいし、。
そのまま冷凍もできて凍らせて持ち歩けるから便利だし、塩分も多めで、飲むと体にしみこむ感じがするし、
塩分表示もしっかりしてあるし、。
味も塩分も、凍らせられるボトルも、それらの表示も、商品の全体がかなり気に入ったので、箱買いしようと思っています。
ただし、わからないように、こっそり490mlにして、見た目500mlとわからないような売り方は少しいやだな~と感じました。
あれじゃ、だましうちみたいで私は好きではないです。
普通の消費者は内容量が少ないの気づきませんよ。
はっきり表面に490mlと、正々堂々を書いてほしかったです。
脳脊髄液減少症の実際の長年にわたる闘病経験から私が得たことは、ただの水を飲めばいいってもんじゃなく、きちんと塩分もそれなりにとらなきゃ、体にしみわたらないってこと。
ドリンクだけでなく、食事でも、スープを意識して摂ったりして、義務で飲むんではなく、たのしく、おいしく、塩分と糖分と、水分をバランスよく一日を通じて体に入れると、いいってことです。
健常者向けのふつうのスポーツドリンクは塩分が薄めにできているから、できれば、病者用ドリンクの経口補水液がベストだっていうことです。
でも、長い闘病中、それだけっていうわけにはいかないから、一般向けドリンクでも、塩分の濃いものを私は選びますし、
普通のスポーツドリンクを飲む時には、一緒に、塩分タブレットもなめて塩分を補ったりしますし、ただのお茶を飲む時には、甘いお菓子とおせんべいを食べたり、梅干し食べたり、糖分と塩分をなるべく同時に摂るように意識して過ごしてきました。
動かず、糖分のあるドリンクや、お菓子、塩分のあるおせんべいやナッツなどを食べながら飲むから太ってしまう弊害もあるにはあるんですが・・・。
まずは、肥満対策より、脱水対策を優先してきました。
ただし、高血圧などで、塩分制限のあるかたが脳脊髄液減少症になった場合の水分摂取方法は塩分には気を付けた方がいいのかもしれません。
主治医に相談されることをおすすめします。
私の場合は、症状としての低血圧もありましたから、よけい塩分を摂取してました。
昨年の夏は、8月の猛暑で急激に症状が悪化してしまい、秋から冬、今年春にかけて大変な目にあったので、今年は早めにドリンクを用意し、早めにアルミすだれやオーニングやグリーンカーテンで日よけを万全にし、しっかり食べて寝て、体調管理を万全にし絶対に脱水にならないよう、健常者以上に気をつけたいと思います。外出時には塩のはちみつレモンなど、塩分と糖分の入ったものを持ち歩いたりして、
暑さも楽しみながら、夏を過ごしたいと思います。
脳脊髄液減少症の完治のゴールもうっすらと見えてきた感じがします。