2020/07/04

最近髄液漏れが再発したように具合が悪い私ですが、動けるので調子がマシな時は、近くのドラックストアに買い物に行きます。
そこで、“キリンサプリレモンストレス”と書かれた飲み物がドラックストアで目に入り、サプリオタクの私は、非常に興味をそそられました。
さっそく買って飲んでみました。その感想を書いてみたいと思います。
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キリンサプリレモンストレス
まず手に取って思ったのは、商品名がどこからどこまでなのかがわかりにくい商品だな~ってこと。
キリンの「サプリレモン」で、ストレスがある人に、ってことなのか、あるいは、キリンサプリというシリーズの「レモンストレス」という名の商品なのか、はたまたキリンの「サプリレモンストレス」という商品なのか、それともやはり、「キリンサプリレモンストレス」なのか、全然わかりませんでした。
これでは消費者には、商品名が覚えにくい上に、ストレスがある人が飲むものと勘違いしそうです。
たまたま私は、(L‐テアニン)の小さな文字が目に入り、「寝る前に飲んでみたいな~」と思ったから買ったわけですが、テアニンのことを知らない人は、なかなか手が伸びないかもしれません。
調べてみたら、どうやら「キリンサプリレモン」という商品名らしいです。
う~ん、なんだか、買って飲んでもらいたいターゲットが、わかりにくいな~と感じました。
私みたいなサプリ好きの人は、「サプリ」的飲み物なんだろうなとすぐ手が伸びそうですが、一般の人は「キリンサプリレモン」の商品名では、あの「キリンレモン」と名前が似ているうえに、その特色がわかりにくく、もったいないネーミングだな~と感じました。
商品情報にあるように、まず、L‐テアニンとクエン酸のことを、ペットボトル全体にもっと大きく表示して、消費者にアピールすればいいのに、と感じました。
機能性表示食品のようで、届出表示には
本品にはテアニン(L‐テアニン)が含まれます。テアニンは心理的負荷のかかる事務作業により発生する一時的なストレスを軽減することが報告されています。本品にはクエン酸が含まれます。クエン酸は継続的摂取により日常生活や運動後の疲労感を軽減することが報告されています。
とあり、摂取方法には、
一時的なストレスが気になる方は事務作業前に、疲労感が気になる方は継続的にお飲みください
とありました。
だったらテアニンかクエン酸のとちらか一つをメインにボトルデザインをすればいいのに、と思いました。
クエン酸は比較的周知されているから、他の商品との差別化を狙うなら、やはりテアニンがアピールポイントかなと感じました。
私も、クエン酸は梅干しとかで取れているし、テアニンもたぶん朝の緑茶で取れていると思うのですが、この商品にひかれたのは「テアニン」の文字でしたから。
商品名からよけいな言葉は極力省いて、「一時的なストレスを軽減するテアニン含有」ってことだけに絞って商品名をつければよかったのになぁと思いました。たとえば、説明書きは「ストレスサプリドリンク」で商品名は「エルテア」とか・・・・。
ペットボトルのデザインも黄色は暑い夏には暑苦しい感じがして、沈静の色 ブルー系の方がいいかも?って思いました。
ブルーはストレスが軽減する色だし、私のように、夜寝る前に脳を鎮めてよく眠りたいなと思ってテアニン含有商品を買う人にはブルーのボトルデザインの方が手が伸ばしやすいと感じました。
この商品、勝手に私が欲しい商品に変えた商品を想像してみると、商品名は たとえば、「エルテア」とか短めのものにして、ボトルの形は、曲線を取り入れたボトルで、パッケージは鎮静系の色、ブルーで、L‐テアニン含有の機能性表示食品であることを大きく書いて、クエン酸は補足程度に表示するとして、もしそんな商品だったら、より消費者の私の心をくすぐって箱買いしちゃうかもって思いました。
キリンサプリレモンの味
レモンをほのかに感じて嫌みのない味でとてもおいしいです。しかし、もう少しレモンの酸味を利かせてもいいかもって思いました。
じめじめした梅雨の時期や暑い夏は少し酸味のパンチが効いたほうがおいしく感じるので。
あと、おいしくL‐テアニンとクエン酸が手軽に摂れるところはとても便利だし、日中の事務作業前だけでなく、お風呂上りの寝る前に飲んでもいいな、と感じるさっぱりとした、私の好きな味かつ誰にでも飲めそうな無難な味でした。
キリンサプリレモンの栄養成分表示
ペットボトルに書いてあった成分を書き出してみると、
(製品1本/500ml あたり)
エネルギー80kcal、たんぱく質・脂質0g、炭水化物20g、食塩相当量0.5g
機能性関与成分:テアニン(L‐テアニン)200㎎、クエン酸2.7g
なるほど、テアニンがしっかり200㎎入っています。できれば、機能性関与成分のテアニンとクエン酸の単位を㎎に統一してもらった方が私はわかりやすかったかなと感じました。
1g=1000mg ですよね。たしか・・・。そんなことさえ怪しくなっている脳ですから、統一していただいた方がわかりやすいのです。
テアニンが200mgに対して、クエン酸は2700㎎も入っているってことですか?
じゃ、テアニン飲料というより、クエン酸飲料なのかな?
この商品で一番感動したところ
それは、上に書いた栄養成分表示が、一本当たりの500mlで表示されていたところです。
この、一見当たり前に見える、「商品一本当たりで栄養成分表示してある商品」が以外に少ないのです。
一般的にペットボトル1本当たりの栄養成分表示は100mlで表示されているので、その商品が一本あたり500mlだと5倍にして計算しなければその一本あたりのカロリーやら成分がわからないのですが、
このキリンサプリレモンの商品は、きちんと500mlの一本当たりで表示されていたので感動しました。すごく消費者思いの親切な商品だと思います。
こうして親切にもその商品当たりのカロリーや栄養成分をそのものズバリ表示してくれるドリンクは、今まであまり出会ってきませんでしたから、ドリンクオタクでもある私としては、そのやさしさにじ~んとしまったわけです。
いつも栄養表示成分を見て買っている者にとっては、製品が500mlなのに、100ml当たりで表示されているのと、
栄養成分もその商品そのものであらかじめ計算して500ml当たりで表示されているのとでは、理解しやすさ、買おうかと考え判断しやすさが違います。
100ml当たりでなく、一本当たりの500ml当たりで成分表示をすると、成分が5倍になるかわりに、カロリーも5倍になるわけで、カロリーだけは多いとちょっと消費者には引かれてしまいがちで、表示する側は怖いはずです。
でも、正直に書いてもらったほうが、消費者には結果的に親切です。表示を5分の1で表示しても、いずれわかることなのですから。
ましてや、脳脊髄液減少症の私みたいに、掛け算すら暗算すらできにくくなっている脳の状態の人には、あらかじめその商品そのもののカロリーや栄養成分を書いてくれる商品は、本当にありがたいのです。
しかも、栄養表示のところだけ抜き出して表示してあってすごくわかりやすいです。
普通の人なら簡単にできる計算も、脳機能の障害などで、計算がしにくい人もいるってこと、商品を作る人たちにはわかっていただき、
どんなペットボトルの飲み物でも、この「キリンサプリレモン」を見習って、その商品全体のカロリーや成分を表示することに統一していただきたいです。
その方が、買うものにとってはとてもわかりすいですから。
緑茶を飲むと、ほっとするのは、このテアニン効果だと言われていますから、脳の緊張やストレスにテアニンが効果があるのは私も認めたいです。
しかしテアニン入りのドリンクは少ないので、この「キリンサプリレモン」は、その表示の親切さとテアニン入りが気に入ったので、応援したいです。
テアニンは睡眠サプリとしても売られているぐらいですから、日中というより夜のイメージがあるので、来年はパッケージデザインをブルー系にして、テアニンをパッケージでアピールし、ちょっと酸味を足してせば、一般の人にももっともっとヒットしとうな予感がしています。
キリンサプリレモンを売っているお店は近所でも少ないし、売っている量も少ないので、まだまだマイナーな商品なのかなと思いました。
ソルティライチはヒット商品のようで、自動販売機はもちろん、スーパーでもドラックストアでも大量においてありますが、私は、こうした隠れた新商品を発掘して試してみるのが楽しみだし、趣味なんです。
毎夏、いろいろな変わった飲み物が出ては、消えていくので、今あるドリンクで、興味のあるものは買って味わい楽しみながら、
この夏を過ごしたいと思います。
去年はあった、キリンの「世界のキッチンから」シリーズの「ソルティライムソーダ」はこの夏は消えているので、とても寂しいです。
塩とライムとソーダって、とても相性がいいから復刻してほしいです。
逆に、昨年出て、来年はもしかしてなくなっちゃうかな~と心配だった、デルモンテの「ソルティすいか」は今年も出ていたのでホッとして嬉しかったです。
いつでも私はオーエスワンのようなあえて「塩分」が入っている飲み物を意識して選んでいますが、一般向けのドリンクでは塩入ドリンクは夏しか現れないので、夏の塩入ドリンクを探して味わうのがとても楽しみなのです。
私個人の意見としては、来年は、ソルティライムも復活してほしいし、キリンサプリレモンにも「夏限定」でもいいから、テアニンに加えてわずかでも塩分も足してくれると夏の私の体にはありがたいかな~とも思います。
なんて、勝手なことをいろいろ考えながら、夏ならではのよりどりみどりの商品での水分摂取で楽しませていただきながら、日々症状紛らわせながら暮らしてています。
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