2020/07/04

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不織布マスクの作り方
自宅にあるもので、不織布マスクを作ってみました。
ヘアーゴムと、不織布と、フェルトタイプのクッキングペーパーと、ホッチキスで作る、「不織布&ペーパーマスク」です。
用意するもの(マスク1個分)
・不織布の台所の三角コーナー用水切りフィルター 32cm×26cm 1枚(ダイソーで40枚入り100円)
・フェルトタイプのクッキングペーパー(リードペーパータオルなど) 一枚(24.5cm×24.5cm)
・ヘアーゴム 約30cmを2本(白に限らず、ピンクやブルーなど、お好みで、長さも個人で調節して)
あるいは、帽子用の細いゴムなど いずれも100円ショップで買えます。
・ホッチキス
・白い糸と針
・はさみ
作り方(2月25日に訂正しました!今も試行錯誤の試作中)
① ヘアゴムか、マスク用ゴムひも、細いゴムひも、を2本輪にしばって用意する。
② 32cm×26cmの水切りフィルターの袋を開口部を右にして机の上に置き(左側が袋の底)中にリードペーパータオル(約24.5cm×24.5cm)1枚を左下の角にあわせて入れる。
(水切りフィルターとリードペーパータオルの角が合うように入れる。
③ 右側のフィルター部分がリードペーパータオルより少しはみ出した部分をはさみで切る。
④ 上の部分のあまった不織布の部分を手前に折り、さらにそのまま全体を上から下へと横半分に折る。
⑥ 上が輪になった半分に折りたたまれた長方形ができるので、上下を1~2cmほど少しだけ内側に折ってホチキスで折った真ん中を上下仮止め。(上下とも真ん中1か所。あとで縫うための仮止め。)
⑦ ゴムの結び目が、見えないように内側に入るように左右とも不織布を折って、ホチキスで仮止め。(輪ゴムを挟んだら、輪ゴムを挟んだ部分の上と下を2か所止める。左右で合計4か所ホチキスで仮止め。(待ち針の代わり)
⑧ ゴムを挟んだ部分の左右を縫う。(トップの写真はホチキスで止めた試作中のものでホチキス止めのままです。)
その時、表側には小さい針目で、内側は大き目針目で縫うと、左右とも12針ぐらいで縫い終わる。
⑨ 左右を縫い終わったら、仮止めで止めていたホチキス6か所をすべて外す。
縫うのが苦手な方は、ゴム部分を抑えるための左右の部分、を上と下2か所ずつ、ホチキスで止めるだけでも使えるとは思いますが、
洗濯に耐えうるかどうかは、何回も洗濯してみていないのでわかりません。
自分で作ってはみましたが、私は結局「市販品の不織布マスク」を毎日洗濯して使っています。それが一番、楽だから。手作りより、市販品の方が、はるかに手間がかからないし丈夫です。
作って使ってみた感想(2020年2月25日更新)
これは大人用のサイズなので、子供用や女性用の小さめサイズにするには、左右のヘアゴムを挟む部分の内側への折り方を4.5cmずつにするなど、各自で調節するといいと思います。
小さめマスクを作る際は、左右から内側に折った部分にゴムを挟んでホチキスで仮止めしてから、口の当たる部分にはみ出た部分をハサミで切って調整します。
不織布だけで作ってみたり、クッキングペーパーだけで作ったりしてみましたが、それらふたつを組み合わせて作ってみたのが一番しっかりしてできました。ホチキスで止めただけのものを、一度、洗濯機で洗って実験もしてみましたが、不織布と不織布との間に、フェルトタイプのクッキングペーパーを挟み込むことで形が崩れず洗いあがりました。
ただ、ひとつ難点もあります。
不織布は普通の布やガーゼと違って、折ってもすぐもとにもどってしまうので、縫う時、待ち針とかで押さえておくのもけっこう難しいので、ホチキスで仮止めした方がその後、手縫いしやすかったです。
縫物が苦手な私でも、縫う場所は左右とも12針ぐらい、合計24針ぐらいなので、誰にでもできると思いました。
ブラジャー用の洗濯ネットに入れて、洗濯機で洗って実験してみましたが、型崩れもなく大丈夫そうです。
市販のマスクのように、顔にフィットするうようにプリーツを折って作ってみようとしたのですが、紙と違って、不織布は形状記憶性が強くて、手で折ってプリーツを作ったまま縫うのは非常に難しく断念しました。
上下を2cmほど内側に折ってホチキスで仮止めした後、左右をゴムを挟み込んで仮止めした後、縫って抑えることで、マスクをつけた時、少し立体的になり、鼻と顎を覆う感じになり、ただ平面のものよりは少しはいい感じになりました。
上下左右の折り幅を調整することで、大にも小にもサイズは自由にできます。
ヘアゴムは丸いので、今のところ耳が痛くならないし、ヘアゴムをいろいろな色に変えることで、お父さん用、お母さん用とひとめでわかるので、洗濯してもすぐ誰のマスクかわかって便利です。
紙マスクより、不織布マスクが耐久性があり便利
(この部分は2020年2月14日記載のまま、更新はしていません。)
先日も書きましたが、私は、輪ゴムと紙とホッチキスで作る、「手作りペーパーマスク」はあまり実用的ではないと考えています。
そう考える理由は、見栄えが悪いことと、輪ゴムを1本だと耳が痛いし、2本でも見栄えはさらに悪くなるからとても外出時に使えるような代物ではないし、第一せっかく作っても洗って再利用できないからです。
手作りペーパーマスクが有効だと思うのは、災害時の現場とか避難所とか、キャンプ中とか、自宅以外のところでマスクが必要でどうしてもマスクが手に入らない時だと思います。
そういう時でなく、外出時とか通勤時に使うには、ペーパーマスクはあまりにもかっこ悪いし、輪ゴムは耳が痛いし、洗えないし、現実的ではないと思っています。
私は今、市販の不織布マスクを、個人ごとに洗って干して使って10日以上たちますが、10回以上洗って再利用しても、少しヨレヨレになったり不織布が毛羽立ってきますが、形は崩れることなく保っていますので、市販品が一番使いやすいと思っています。
しかし、今あるマスクがボロボロになっていよいよ捨てざるをえなくなったら、今回自分で考えた手作り不織布マスクで対応したいと思います。
水切りかご用の「不織布」や、熱い油も濾せる「リードペーパータオル」も「ヘアゴム」も、家にすでにあるもので「マスク」ができたのは、自分でも驚きです。
不織布ってとっても丈夫で感動ものです。
もちろん、布やガーゼマスク同様、吸い込むウィルスは筒抜けなのでしょうが、飛沫だけは飛ばすのも直接浴びるのも避けられそうです。
口元があたたかいと、冷たい空気も直接吸わずにすむし、顔もあたたかいから、冬はそれだけでも効果があると思います。
2020年2月25日追記、ホチキス止めやめて縫って見た
針仕事が苦手なので、最初は工作気分で、ホチキスだけで作ったのですが、やはりホチキスだけで止めるより縫った方が安全だし、洗濯するにも糸で縫った方が安全でいいと思いましたのでやっと実行してみました。(手縫いの縫い目がすごく、粗くて恥ずかしいですが、試作品ってことで・・・)
実際に縫ってみると、左右をそれぞれ、10針程度縫うだけなので、私にも縫えました。ただし縫い目はぐちゃぐちゃでちょっと外につけていくのは恥ずかしいので、ミシンの方が仕上がりがきれいだと思いますが。
型紙もいらず、布をハサミで型紙にあわせて切る必要もなく、ただ、不織布とクッキングタオルのサイズを合わせて、きって、留めて、ロゴムを挟んで両脇を10針程度ずつ縫うだけなので、簡単です。
手作り不織布マスクのいい点とちょっと大変な点
いい点
今回気づいたのですが、不織布とクッキングタオルを重ねてから折ることで、口に当たる部分は8重に鼻の部分は6重になり、結構いいかも?と思いました。
何しろ、材料が家にあったものでつくれたのと、作るのが簡単なのはいいと思いました。
ホチキスで押さえておきさえすれば、不織布はそれほど針を刺すのに力はいらないので縫えます。
裏に折り返した部分が、上の部分が輪になるので、そこを鼻にあてると、鼻をうまく覆えるので、意外な効果だなと気づきました。
大変な点
ただし、上下を少し内側に折って、ホチキスで仮止めしてから縫うのですが、縫いあがってから待ち針がわりのホチキスを外すとき、不織布を破る危険性があるのが難点です。
かといって、待ち針で止めようとしても、不織布は反発力が強くて、布のようには待ち針で止めておけないです。
不織布が何重にも重なるところは縫うのにちょっと力がいります。
まとめ
キッチン用品の不織布という身近な日用品でマスクを作ることができました。
効果ははたしてあるのかについては、素人ですのでわからず、不明ですのでご了承くださいませ。
なお、この“手作り不織布マスク”は私が2020年2月に考案したものです。情報の引用の際は、出典を明記していただくようお願い申し上げます。
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2020年4月8日 “女性自身”にもの申す
↑ の中には、以下のような記事のほか、順次更新した関連記事がまとめられています。
・「使い捨てマスク再利用できる?」NHKおはよう日本2月8日放送を見て